▼ モアザン・スライ95F まもなくリリース(^^♪
- ジャンル:釣り具インプレ
- (OHNO'S ORIGINAL CONCEPT (大野ゆうき発の製品))
・SLY95F(スライ)
【スペック】
[全長] 95mm
[重量] 6.8g
[タイプ] スローフローティングミノー
[フック] ST-36BC#8
[リング] 2#
[カラー] 全10色
[発売日] 2017/1月下旬~2月予定
【スペック】
[全長] 95mm
[重量] 6.8g
[タイプ] スローフローティングミノー
[フック] ST-36BC#8
[リング] 2#
[カラー] 全10色
[発売日] 2017/1月下旬~2月予定

お待たせしました!
完全食わせ系フローティングミノー
スライ95Fが完成、リリースとなります!!
開発は2年前の冬に始まりました。
最初は自分が描いたこんなイラストからのスタートでした。

これを形にし、果たしてイメージしたアクション、レンジ、スピードのものができるのか。
コンセプトとこのイラストを元に初回サンプルが出来上がり
最初のテストの時でした。

普通、初回サンプルはアクションもレンジもスピードも飛距離も
なんとなくで出てくるんですが
それを基準にしてこうしてほしいあーしてほしいと方向性を決めていくのが
やり方なんだけど
だから初回サンプルってものは魚相手に投げることはあまりなく
スイミングテストをするくらいで
大体ダメな部分が9割くらいなのが経験上いままでの感じなんです。
が、スライに関しては初回サンプルが上がってきた時期もよかったので
スイミングテストをしながら魚相手にテストすることができました。
そうしたら、ボッコボコに釣れてしまったという
ある意味稀で僕の中では初めてのケースが起こってしまいました。


↑(目玉も付いてない初回サンプル)
「これは大事に育てないといけない」
と思ったのが正直なところ。
●コンセプトはバチ抜けの魚だけでなく、ハクを食ってる魚も獲れるルアー
一時期シンキングペンシルが主流になり
それが当たり前になる前、
僕が高校生のころ
9cm台の細身のフローティングミノーのリップを折って
バチ抜けの魚を釣っていたことがありました。
フローティングのメリットはリールを巻かずに止めた状態でも
レンジが変わらず食わせられる状態にあること。
ポッパーなんかもよく使ってたんですが
スピードを緩めたり止めるとケツが下がってしまうため
どうしてもリップを折ったフローティングミノーが強かったことがありました。
そんな昔に工夫して使っていたものから少なからずインスピレーションを受け
改めてバチ抜け攻略の中にフローティングタイプをローテーションの中に
組み入れたいと思ったわけです。

順調に釣果を上げる数回目のサンプル。


湾奥の春の代表ベイトにハクがいます。
これを食っている場合、そのレンジ、アクション、スピードが
バチを食ってる魚の攻略時と酷似することから
ハクを食ってる魚でもテストを重ねてきました。
ハクもとにかく動かない。
へたすると小バチよりも遊泳力に乏しく対して動き回らないハク。
水面に浮き、群れる習性からスライはそんな魚も着実に掛けていきます。
もちろん全ての魚は獲れなかったものの、
速いシンペンや他のフローティングミノーでは反応すらさせられられない魚を
獲ってきました。
水面に僅かな波にも同調するような絶妙なゆらぎアクション。
アルデンテもそうですが
時に動きすぎない絶妙な加減のアクションがハマる。

シーバス自体もガンガンベイトを追って動き回っているんであれば
ブリブリ系のタイプでもOKなんだけど
バイトスピードが遅く見られる時間が長いタイプの魚ほど
釣るのが難しい。

真ん中のタイプはOKで上と下のケツ下がりタイプは×。
ウェイトの配置と目玉のポッティング量も変えながら
わずかな重心位置の変化とバランスを見て判断していく。
止めた時でも食わせられる状態がやっぱりほしかったので
極めて水平姿勢を希望。
●2コブが生み出す連続波紋!!
そして何といっても特徴的な背中の凹み。

頭で持ち上げた水を一旦背中の凹みで大きく凹ませ
また後ろの背中で引き波を作る今までにないパターン。
これがリトリーブを止めて浮いているときでも
凹んだ背中の部分を左右に水が抜けることで
絶妙なふらつき感を演出します。

ちょうど、来月発売となるNEWアーバンサイドカスタム↑
そのテスト段階のテストサンプルロッド。
細身の95mmというサイズながら
飛距離を出すために重心移動システムにし
ウェイトボールを3つ設けることで
着水直後の立ち上がりを極めて速くすることで
巻き始め直後から食わせられる状態の姿勢をキープすることができます。
これも初回サンプル時に驚いたんですが
ストラクチャー際20cmくらいのところで出たライズに対して
ストラクチャーギリギリに落とし巻き始めすぐにヒット!を連発。
僅かに前進しただけでウェイトボールが戻り正しい位置になることで
すぐにシーバスのバイトを得られる状態になってくれる。
この立ち上がりは、水受け抵抗の少ないスライにとっては
かなり大きなアドバンテージとなります。

バチ、ハクのシーズンだけでなく
イナッコやイワシなど水面付近で食っている魚に対しても有効。
狙う魚のサイズがある程度良いことがわかっている場合は
純正の3フックからフロントとリアの2フックで1番手フックサイズを上げるのがオススメ
(オススメはSP-MH#8)

これだけ時間がかかったのは大事に完成まで育てたいということで
最低、バチ抜けとハクのシーズンを2シーズン(2年)テストしたいというところで
やっとリリースとなりました。
使って欲しいのは特にバチとハクの時なんですが
夏や秋の魚が手前にいる場合。
川で釣りをしていると
流心はしっかり流れていて魚の活性も高く
ルアーローテーションが効いて獲れる魚も多いんですが
流れの緩い特に手前でボイルする魚に対してもスライはバイトを引き出します。

ウェーディング中に手前でサッパに付きボイルする魚や
おかっぱりで足元の緩い流れに入ってきたイナッコにボイルする魚など。

流れが緩いせいで流れの速いところを攻めていたルアーの
スピードが合わないのが大きな原因です。
潜行レンジは速く巻いて数cm。
速く巻いて使うことはほとんどないので
パッケージ表記では水面~水面直下になっています。

是非、使ってみてください!!
SLY95F解説・スイミング動画
☆フィッシングショーのお知らせ☆(随時更新)
大野ゆうき ジャパンフィッシングショー2017横浜 スケジュール
1月20日(金)
16:00-16:40←ダイワメインステージ(トークショー)
1月21日(土)
09:00-09:40←ダイワブース[写真&握手会・先着30名様キャッププレゼント]
11:00-11:45←邪道(トークショー)
11:50-12:40←東レ(トークショー・村岡昌憲×大野ゆうき)
13:00-13:30←ダイワメインステージ(トークショー)
14:00-15:00←DYFCブースにいます
16:00-16:40←Fショーメインステージ(トークショー・村岡昌憲×大野ゆうき)
1月22日(日)
11:00-11:45←邪道(トークショー)
13:00-13:30←ダイワメインステージ(トークショー)
14:00-15:00←DYFCブースにいます
15:40-16:30←東レ(トークショー・村岡昌憲×大野ゆうき)
http://www.fishingshow.jp/
イベント&休憩時以外はダイワブースにいる予定です。
ご来場お待ちしております。m(_)m
- 2017年1月13日
- コメント(1)
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