▼ 2005/10/14 干潟(湾奥有数のシャローエリア)
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ついこの間、去年荒川下流域でみた怪しい生き物をたまたま写真に撮ることができた。
色んなネットを覗いた結果、最も可能性が高いのがタヌキ。
姿、形、特徴からしてもろにタヌキっぽいのでタヌキということにしておくけど、
釣りをしてたらタヌキみずから自分の足元までやってきた。
きっと人間にエサをもらっていたりするときもあるんだろう、人間をまったく恐れていない。
中流付近には結構頻繁に目撃されてるらしいが、まさかこんな下流域にいるとは・・。
たくましいね、タヌキさんよ。
さて、この日はデイゲームのシャロー狙い。
湾奥有数のシャローエリアに向かう。
自分を含めて2人、早朝の5時半に集合しポイントに入る。
前日夜の天気予報じゃ6時~12時までの降水確率80%ってなってたけど雨雲一つないじゃんか。
頼むぜ気象庁。
空は綺麗な朝焼けで、雲と空の比率からいっても晴れの状態。
風も強くなく、雰囲気だけはベストだ。
潮は下げが半分をすぎたころ。
一定量の水しかないこのエリアの下げで激流はほど遠い。
風向きや潮まわり、ベイトフィッシュが釣果を大きく左右する。
まずはTDペンシルで上の反応を見る。
ミオ筋、ブレイク、ヨブの凹みと広範囲に探ってみる。
10分ほど投げ続けて水面が割れたのは1発のみでフッキングまで至らなかった。
次にブーツ90。
アップクロスでジャークしながらブレイクを通し、シャローに乗っかってしばらくしたところで水面が爆発する。
(63とか4cmくらい)
ブレイクにいたやつが追っかけてきてしびれを切らして食ってきたであろう一発。
同じパターンで攻めどころを変えながら試してみるが後が続かない。
でも魚の気配はムンムンする。
ルアーをショアラインのSL12に換えてブレイクと凹みの筋の合流点あたりを早まきのジャークで通してみる。
ごんごんっ!
いとも簡単に食ってきた。
(60cm弱)
ここからすべてダウンクロスで釣っていく。
魚はミオ筋のブレイクと、凹みの筋と教科書どおりのポイントに着いていた。
ほぼ1キャスト1バイト状態。
(55cmくらい)
アベレージサイズは60cm前後。
50cm以下がまず食ってこない。
というよりいないのか?
とにかく気持ちのいい釣り。
ジャーク後にガツンッ!と引っ手繰っていくバイトは飽きがこない。
(60cmちょい)
簡単な釣りといっちゃあ簡単な釣りなんだが、こういうときに色々と試したいもんだ。
この時点で6本ほど。
バイト数は10バイトを超える。
水がクリアーなためか深いバイトは数えるほどしか出ないが、それもまた楽しい。
ルアーをワンテンに換えてひたすらジャークで攻めまくる。
フルキャストで凹みの筋の向こうへキャストして潮の当ってる凸から凹みへとジャークしながら引っ張ってくる。
着水後のワンジャーク。
カンッ!!
と金属的な鋭いバイト。
魚のスピードが速い。
(65とか6ってところ)
この魚で下げの釣りは終わり。
30分ほど休憩して上げの魚をとりにいく。
上げの魚。
当然下げの魚とはわけが違う。
パターンの構築や探りあいで言えば上げの魚の方が面白いと思う。
考えさせられる釣り。
下げの釣りを引きづったままじゃ一筋縄ではいかない。
だから面白い。
流れ方も着き場も違けりゃ水の上下関係も変わってくるし、ベイトの状態も変わる。
下げの釣りに飽きた人、上げの釣りをやったことない人は港湾部でも川でも上げの釣りをやってみるといい。
きっと新しい魚が見つかるから。もっと釣りが面白くなるから。
水が上げ始めて1時間半。
再びポイントに入る。
流れの緩い時間帯。
TKLM9/11を投入する。
ちょいダウンクロスでミオ筋に入れ、ブレイクに差し掛かったところでジャークを入れて食わせるイメージ。
着水後、ゆっくりとブレイクまでもってくる。
グッと水深が浅くなりショルダーにかかる手前でジャークを一発入れる。
ゴッゴッッ!
(60弱)
綺麗にまとまった一発。
さらに同じパターンで2本追加すると上げの流れが強くなってきた。
ルアーをまたSL12に換える。
上げの潮がミオ筋を通り凸を迂回するようにシャローへと流れ込み、ヨブの凸を超える流れとぶつかる一点。
そこに溜まるシーバス。
バイトが連発する。
ひたすらジャークで、ブレイクのより上に上がってきたシーバスをとっていく。
(63cm)
(50cmちょい)
このたまり場で10バイトちょっととったが、とれたのは5本ほど。
さらに潮位が上げてくると着き場が変わったのか釣りすぎたのかバイトがなくなる。
ポイントを下げで釣ったブレイクと凹みの筋の合流点付近に戻す。
ワンテンのジャークで1発食ったが、後が続かない。
5,6cmのベイトが小さな群れで回遊してるのが見える。
しばらくするとブレイク付近でボフッ!と鈍い捕食音と水柱が出た。
次第にボイルするシーバスが増え、自分の周り、ロッド2本くらいのところでもボイルするようになってきた。
ある程度シャローが潮で満たされると流れが落ち着き始める。
魚が定まらない。
あれほどジャークで食ってた魚も反応しない。
TKLM9/11のデッドスローで1発出たが、これも続かない。
パターンが見えない。
ルアーのボリュームをサスケSS95まで落とし、時々トゥイッチを入れて探ってみる。
その1投目、見事にヒット。
(60cm後半)
ホロ系のカラーを使いたかったがあいにく一本しかもっておらずなんとかもう1本追加。
これでもう少しとれるかと思ったがこれもダメ。
まるで管釣りみたいだ。
最終手段、ローリングベイトの早巻きでウロウロしている魚達の中を通してみる。
するとあっさり立て続けに2本キャッチ。
(68cm)
まだ、ボイルもあってこのままやりたかったが、潮位的に厳しかったので後ろ髪引かれるようにして陸あがり。
結局、何本釣ったかわかんないくらい爆釣でした。
「使用タックル」
ロッド:
DEFI・プレジール88Crazy Hunter
リール:
セルテート3500
ライン:
東レ・ソルトライン シーバスPE 20lb
+ショックリーダー
東レ・トヨフロン スーパーL・EX8号
使用ルアー:
TDペンシル
TKLM9/11
ショアラインシャイナーSL12
サスケSS95
ブーツ90・110
VISION110SW
ローリングベイト77
- 2005年10月14日
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