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久保田剛之

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リールの修理(トーナメントフォース)

今宵は釣りには行かずに友人のリールの修理(^^)

依頼の品はトーナメントフォース3500

巻くと異音がかなりするのと巻き心地がやたらと重い。

次の釣行が近くオーバーホールに出したら間に合わないので僕に依頼がきた。


さてバラしますか・・・ 




トーナメントフォースをバラすのは初めて。

ここまで開けた段階で塩の結晶と砂が出てきた・・・。





洗面器に水を張って浸けてグリグリグリ・・・ 砂や塩が出てくる。

これで直れば儲けもの・・・



世の中そんなに甘くない・・・



バラしますか・・・



第1異常発見。 
補助インフィニティー(最近ではワンウェイクラッチって~の?)の羽を上げる為の機構のバネがひしゃげてる。

写真ではわからないけど、この白いパーツの磨耗も著しい・・・

プライヤーで調整したけど上手くいかない・・・。




バネを変えればいいのだがホームセンターも閉まっているので、ひしゃげた部分をカットして新たに頭を作る・・・




まあなんとか使えそう。少し伸ばしてテンションも調整。




左の矢印の歯車に右の矢印のパーツが噛んで逆回転を防ぐようだ。

常に噛みっぱなしだとリールを回したときにカチカチカチ・・・とずっと音がなってしまう。
リールを回した時に右矢印のパーツを歯車から離すのが先ほどの白いパーツ。


ちなみに10含むセルテートやイグジストには無い機構。
意地でもクラッチは滑らせね~ぞ!!って決意のようなモノを感じる剛の作り


こういう作りは作り手の情熱が伝わってくるので僕は好きです。




メインシャフトのベアリングも交換したいところだけど注文している時間がないのでベアリング内部には手を付けずに洗浄。

ベアリングもスチーム洗浄すると巻き心地が異常に軽くなるけどベアリンググリスが抜けるとシューシューと独特の音がするので人のリールではやらない。

ってかお勧めしないです。

昔のABUなんかはキャスト時の回転をより滑らかにするためにベアリングカバーを外してグリスレス仕様なんてのが流行っていた・・・

当然僕もやっていました。 懐かしいお話。


思えばブラックバスには様々なスタイルがありますよね。
その中でもハンドメイド系が好きな人は釣果よりも渋さを求める・・・

お気に入りのABUにガングリップ、小さいバスはいらないと言わんばかりのデカイトップウォーター・・・。 ヘラブナでいうところの和竿みたいなスタイル。
シーバスでもいずれはそんなスタイルが流行らないかな~

ハンドメイドルアーもやっぱり魚っぽい。もっとふざけた形でバンブーロッド、手元には赤いオールドABU・・・  カッコイイと思うけどフィールドで浮くだろうな~


なんて思いを巡らせながら組み上げて終了。





友人の好釣果を祈っとります♪


良い子のみんなは真似しちゃだめよん♪オーバーホールに出しましょう(^^)










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