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<番外編>『居酒屋 やわら』@五平さん




+++


5月14日(土),途中2時間限定のシーバス大会を挟みつつ,


五平さんで開店から閉店までの間,のんびりと飲んでいたことは,


<完全版>『居酒屋 やわら』@五平さん♪


で御報告させていただきました。


しかし,この<完全版>には,
ちょっとした「続き」があるのです。



+++


五平さんからの帰り道。


月島駅までおしゃべりしながら,ギブス君最終形態くん(以下「ギブス君」),クチボンくん音速の貴公子くん(以下「ミハエルくん」)と歩いていました。


月島駅の入り口で別れる寸前でした。


ギブス君が切なそうな表情で,消え入りそうな声で語りかけてきました。


「kazuさん,シーバス釣らせてください・・・・」


(kazu,心の声)
「え,ボクがガイド? いつもガイドしてもらっている側なのに? 人に教えてもらってばっかりなのに? ボクに釣らせてあげることなんてできる?」



3人がボクの顔を見つめます。


「分かった。明日一緒に釣りに行こう。何とかしてみる。」


ボクは全く自信のないまま,ガイドを引き受けました。せっかく東京まで来てくれた3人になんとか湾奥のシーバスを釣ってもらいたい。その気持ちだけで引き受け,翌日の夕方までに,待ち合わせ場所を連絡し合うことにして,その日は別れました。


+++


翌朝11時以降。普段,ボクの釣りを助けてくれる仲間に連絡しまくりました。


「夕マズメ以降,風向き,潮回りを考えたら,○○さんなら,どこに入る?」


みんなの意見はほぼ一致していました。候補は2箇所。風を避けられて,最近実績のあるポイント。下見に行こうとしていたら,今まで電話が繋がらなかったヒロ兄さんから入電!


「kazuさん,あそこなら一緒に行くよ。」


なんと心強い言葉!ボクと一緒にガイドを買って出てくれました。いつもお世話になりっぱなしなのに,この人の優しさは底がしれません!


昼食後,候補のポイントに下見に行き,潮の色,魚っ気,ベイトを考慮して,ヒロ兄さん推薦のポイントに入ることにしました。さらには,ボクにメールでとても親切にアドバイスをしてくれるネレイデスさんも御一緒してくれることに!


+++


ポイントの下見の最中でした。

14:45。ギブス君からメール着信!

「やっと釣れました(。-_-。)」

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WIN君うだ君達と一緒にやっていた,湾岸エリアでのデイゲームでの釣果報告でした。クチボンくんも獲ったとのこと。正直,ホッとしました。ミハエルくんは,独り日陰で爆睡していたそうですが・・・・(笑)


+++


18:30に待ち合わせして車で移動開始。WIN君とうだ君とは,ソル友申請の約束をして,ここでお別れです。

ヒロさん,ネレイデスさんと合流し,お互いに挨拶を交わして釣り場にエントリー。ボクはポイントの説明だけして,ネットだけ用意して,のんびりとくつろいでいました。

ガイドの自覚全くなしです。なぜなら,彼らのキャストを見て,確実にボクより釣りが上手いことを悟ったからなのです。

ようやく暗くなってきた時間帯に,ギブス君の目の前でライズが出ました。

ボクは偉そうに一言つぶやいてみました。

「今,出たね!」

「kazuさん,今のボラですよ。」


やっぱりメッキが剥がれてしまいました(^_^;)

このポイントではネレイデスさんとギブス君が1バイトずつ拾っただけ。

ネレイデスさんは友人と別のポイントに移動するとのこと。ボクはヒロさんと相談して,このポイントを見切り,「1本出たよ」とakiさんが連絡をくれたポイントに合流することにしました。

+++

向かい風を受けるポイント。潮の流れと風の向きが逆で,ルアーをコントロールするのが難しい。おまけにクルクルバチがちょこっといる程度で,ライズも散発。状況は厳しい。


ギブス君とクチボンくんの地元・宮城では,バチ抜けがほぼ起こらないとのこと。彼らは,東京湾奥のシーバスマンが当たり前に持っているバチ系のルアーを持っていないのです。

「貸そうか?」といっても,自分の手持ちの武器で勝負したいみたいだったので,無理強いはしませんでした。


みんなで苦戦している中,ヒロ兄さんがニコニコしながら近寄ってきました。

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ガイドが先に釣ってる~(笑)

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「常夜灯下の明暗を見ると,にょろにょろ8.5ぐらいのバチが数匹いたので,にょろにょろ8.5のベナングリーンを暗に通すとニョン!」

だそうです。

結局,この日は,この魚しか見ることができませんでした。


+++


22:00 タイムアップ。

再合流したネレイデスさん。そして,ヒロさん,akiさんと再会を約束した3人は,皆さんにお別れの挨拶をしました。

akiさんにいたっては,「秋においで。いくらでも爆らせてあげるから!」と心強い約束をしてくださいました。この人の優しさも底なしです。

+++

3人がボクの車に乗る前,ミハエル君が神妙な面もちで近寄ってきました。

「kazuさん,つまらないものですが,ほんのお礼の気持ちです。」

なにやら袋を取り出してきました。

「そんなつもりじゃなかったのに~ 気を使わなくていいんだよ~」

すると,ギブス君が悲鳴を上げました。


「それはダメだよ~!(怒)」

アニメ部員としては絶対に譲れない大事な「ブツ」で,WIN君からの贈り物だったようです。


ミハエル君のイタズラでした(笑)。

+++

そんなやりとりを楽しみつつ,帰り支度を整えます。

最寄り駅に到着して,駅の入り口まで送っていきました。

「何も釣らせてあげられなくてごめんね。」

「kazuさん,大丈夫ですよ。また必ず来ますから。」


再会を約束して,僕たちは固い握手を交わし,別れました。


+++


なんと爽やかな青年達だろう。

彼らはボクのガイドで何も獲っていかなかった。

いや,彼らはボクから確かに盗んでいったものがあった。

それはボクの心なのだ。


+++


special thanks to:akiさん,かんがるーさん,ジーケンちゃん,ネレイデスさん,ヒロ兄さん(50音順)

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