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ベイトリールの握り方とメーカーの想定している使用法の話

大前提として、

釣りなんて所詮道楽の話。
自分と周りがともに安全である限り各人好きにリールを握ればよろしい。


スピニングリールをベイトリールにつけても良いし、ベイトリールをスピニングリール につけてもいい。
リール用のロッドを延べ竿にしてもいい。

人のやり方に口を挟むのはなんとも無粋である。





とはいえ。

リールも道楽の道具である前に工業製品であるのでメーカーが想定している使用法というのはある。

機能美は正しいフォームにこそやどると言うものであって、好きなようにつかってくださいっていう最大公約数的なデザインはある意味製作者の妥協とも言える。


で、長年メーカーが、ユーザーにどのように使って欲しいのかが見えないリールがあるので、今日はその話をしたいと思います。



ここに四つのリールがあるじゃろ?(オーキド)

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各リールの詳細は省くけれど
4500タイプ、4501タイプ
4600タイプ、4601タイプ
です。


メーカーが考える『ベイトリールの基本的な使い方』っていうのは

利き手でハンドルを巻きたい人は
①利き手のワンフィンガーで投げて
②利き手の反対に持ち替えて
③利き手の反対のスリーフィンガーでパーミングする
だと思う。
リールとかロッドの構造見てると、多分そう言う風に造っているように思われる。

一方利き手の反対で巻きたい人(=一々キャストの度に持ち替えたり握り直したりしたくない人、だと思うけれど)に関しては

①利き手のスリーフィンガーでパーミングしながらキャスト
②そのままスリーフィンガーで巻く

っていう動き。


さて、ここで各リールの握り方を検討したい。




4600系はそう言った基本的な使い方に忠実なリールだと思う。
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スリーフィンガーで握って


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投げる時はワンフィンガー
サミングとクラッチの操作を握り変えることなく行なえるサムバーの位置も大変よろしい。


4500系
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プッシュボタン式(パーツ名リリーストリガー )であるので、クラッチをきるのはパーミングしているのと反対の手を使わないといけない。


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基本的な動作は一瞬

ワンフィンガーでなげて、スリーフィンガーで巻く。



4501系
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プッシュボタン式であるので、どのみちクラッチ操作は反対側の手を使う必要がある。

ので、スリーフィンガーで投げて(クラッチは反対側の手で切る)
そのまま握りを変えずにスリーフィンガーで巻く。

っていう流れが可能。




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で、問題の4601タイプ
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今回はこいつの正しいフォームがわからんため長々と前置きを書いたわけです。

メーカーはこのリールをどのように握って欲しいのかが見えてこない。


巻く時はいいんだけど、


投げる時、クラッチをどう切るのが正解なのかがわからない。




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スリーフィンガーだとまず親指が届かない。
親指の付け根でサムバーを抑えようにも、ナロースプールでなおかつボディのエッジとスプールまで距離があるため角度的にかなりきつい。




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ワンフィンガー、あるいはツーフィンガーだと無理なく親指が届くが、

個人的にスリーフィンガーに比べてリトリーブの安定性が損なわれるのであまり好きではない。



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ワンフィンガーで投げて、スリーフィンガーで巻くとしたら、『持ち替えなくて良い』という左ハンドルの利点をそっくりそのまま破棄しているようでモヤモヤする。


ワンフィンガー(ツーフィンガー)で投げて巻いたらいいじゃん

ってことなんだろうか…

確かにそうしている釣り人もたくさんいるのだけど



アンバサダーとか丸型リールをわざわざ選ぶ人って、巻くのが好きな人だと思うんですよね。

巻く喜びを最大限享受するなら、やっぱりスリーフィンガーでしっかりとリールをパーミングして手のひら全体でリールの振動を感じたいと思うんです。

というか、この手のマウントが高いリールをワンフィンガーで巻くとまあまあ使いにくい。

4601タイプは当時大層売れたそうだけど、個人的にはメーカーの思想が見えてこないアンバサダーだなという印象。

左巻きのラインナップがないと他メーカーに置いていかれると思って付け焼き刃的に発売したんじゃないの?

って邪推してしまう。

まあ売れたら正義なので後からあれこれ言うのは野暮かも知れませんが。






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