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▼ 100均アイテムだけでメタルジグのコーティング
- ジャンル:日記/一般
- (釣り道具)
なにかの手違いで投稿した記事が消えてしまった。いまなら怒りのパワーでスーパーサイヤ人になれそうです。
さて、今回はダイソーグッズでメタルジグのコーティングができるかチャレンジ。
ダイソーのメタルジグがその他のジグと遜色なく使えるのはみなさんご存知の通り。
しかし、スプリットリングやフック、塗装が値段相応でやや陳腐と言わざるを得ず、多くの方が実釣の際はリングやフックを交換されていることと思います。
加えて、かなり剥がれやすいあの塗装とすぐ取れるアイは、よくできたダイソージグの最大の欠点と言っても過言ではないでしょう。
しっかりとコーティングしてやれば、耐久性が増し、さらに道具への愛着が増すことは請け合いです。
もちろん、専用のウレタンなどを用いて本格的なコーティングをしてやれば一番手っ取り早く、確実なのですが、今回はせっかくなのでダイソーで買えるものだけを使ってジグのコーティングをしてみたいと思います。
詰まる所ワザワザ業界最廉価クラスのジグを愛用するってことは、『安いもので、上級品に迫るハイパフォーマンス』っていう構図になにがしのエクスタシーを感じてるということに他なりません。
ぶっちゃけた話、お金があれば実績、品質の高いアイテムを揃えればそれなりに幸せになれるでしょう。コーティングにしても然り。専用の物を使うのが結局一番好ましいのは間違いないでしょう。
本当にお金を使いたくないというのなら、干潟でゴカイ掘ってエサにすればいいんです。
コストパフォーマンスって話をするなら、ダイソーで微妙な新品を買うより中古屋で適当に見繕ってやればほぼマックスのパフォーマンスが期待できます。
そこを見誤っては、真の意味でDFS(ダイソー・フィッシング・スタイル)を追求できません。
ダイソーであれやこれや悩みながら揃えるのがいいんです。
前置きが長くなりましたが、今回ダイソーでそろえた者たちは以下
・ダイソージグ(ジグベイト、ジグロック)
ジグベイトがリアバランス、ジグロックがセンターよりです。使い分けができるなんて素敵!
個人的にはジグベイトのが好み。
・二液エポキシ接着剤
今回の主役。ロッドビルドでもお世話になっております。10分で硬化開始ってなってますが、信じてはいけません。室温で幅広いリダンダンシーがあります。冬とか永久に固まりません。逆に夏場は溶いてる最中に固まってきたりします。
薄め液によって、白濁したり、黄色っぽくなったりします。
漆用の薄め液では白濁しました。今回使うネイルリムーバーでは、ほんの少し黄味が出ました。今は恐らく廃盤になってますが、同じくダイソーで売られていたマニキュア薄め液が白濁も変色もなく一番使いやすかったです。
・マニキュアリムーバー
エポキシを薄める為に使います。有機溶剤であればなんでもいいと思いますが、沢山入ってて少しでも匂いがましなものとしてチョイス。使用の際は換気を良くして気をつけてお使いください。
※今回写真に写ってるやつこのとき初めて買ってみたのですが、香料か油かが分離してうまく希釈できませんでした。結局今まで使ってたピンクのパッケージの奴を使いました。ピンクの方もダイソーエポキシ売ってます。
・スケッパー
パン生地とか切るやつ。完全なる調理器具です。
金属の筒部分メスシリンダーの代わりに使用。
隙間があるので、目張りは必須。しっかり密封しないと液漏れして大惨事になります。
このスキッパーの良いところは、金属製で有機溶剤でも溶けない。ジグが丁度すっぽり入って、溶液が無駄にならない。刃の部分を取っ手として使いやすい。
・ゼムクリップ
ジグをひっかけるのに使用。
ジグのデコレーション用、任意
・アルミテープ
・ホログラムシール
・夜光テープ
・グリッター
マニキュア用のラメです。エポキシにラメを入れて銀粉仕様なんかに出来ます。
・デコレーションシール(3Dアイの代わりに)
テープはるとこんな感じ。
タチウオSP風。
溶剤でテープの接着剤が溶けるので、しっかり貼り付けないとテープが剥がれます。
熱収縮チューブなんかで丸々保護するワザもありますが、コスパはイマイチ。
非常にお手軽なので、溶剤とかに抵抗ある人は試してみてもいいかも。
最近ダイソーで熱収縮チューブ見かけないけど、廃盤なったかな…?
そのほかあれば便利な小物。
・ナイロン平筆
ダイソーアイテムのMVPクラス。ロッドビルドでも大活躍。昔は五本入りだったのが、最近4本入りになって再登場。それでも破格のコストパフォーマンス
・お椀
シリコンの奴がベストだが、正直なんでもいい。エポキシを溶くのに使用。注ぎ口ついてれば尚ベター
自分で用意したもの、ダイソーで見当たらなかったもの
・段ボール箱(乾燥棚用
・メタルジグ引っ掛ける棒(余ってたブランクス
・ペアン(色々把持するのに使う。あれば超便利
以上です。
ジグ以外で、1000円以上の買い物です。
デコレーションしない場合や、小物類がすでに揃っている場合は、消耗品だけ(エポキシと薄め液)ですが。
ウレタンコートと違って、エポキシ接着剤は一度溶くと使い回しが出来ないので、できるだけいっぺんにコーティングを済ました方が良いです。
さもなければ、コストの面ですらウレタンに勝てません。
コーティングは複数回が基本になります。最低でも上からと下からの二回は必要だと思います。
エポキシの濃さにもよりますが、僕の様にエポキシ接着剤2パックとマニキュアリムーバー50ccの1:1ぐらいで溶くと、結構トロトロでコーティングとしてはかなり分厚いと思うので、6層とかにする必要はないかと。
丁寧にいくならもっと薄めて、漬ける回数を増やせば良いと思います。
一回溶液作るのに200-300円。
ね?そんなに安くないでしょ?
まとめです。
・ダイソーアイテムだけで、メタルジグのコーティングは十分可能
・かなり頑丈
・溶液の相性で、変色したり、白濁したり。
初めてのアイテムを使うときは一度お試ししたほうがベター
・コストパフォーマンスは良いわけではない。
一度に大量にやれば、多少マシかも
・一回一回溶液作るのは、手間でもあり、その反面ミスでウレタンコートの瓶を丸々一本ダメにしたりするリスクはない
・分厚さを調整できる
・ラメを入れたり、溶液そのものに着色できる
一長一短ですが、この方法は手を加える要素があり、ダイソーだけでやったった感は半端ないです。
ぶっちゃけた話、特にこだわりがなければ専用のウレタンコート使った方がラクチンだし、出来もいいので幸せになれると思います。笑
今回は準備編。
現在2回目のコーティング乾燥中です。
次回は今週末のボートシーバスでの実釣編です。
記事上げないときは、お察し下さい。
iPhoneからの投稿
- 2017年5月17日
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