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西表島での釣り

4月の新月の大潮まわりで、西表島の鹿川にコーストトレッキングに行ってきた。
コーストトレッキングは、ゴロタ石をほとんど歩かず、潮が引いたリーフをジャバジャバと歩く感じで時間を節約。
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南風見田から大浜、大浜から鹿川まで歩き、帰りは山越えで網取湾にでて、こちらも潮が引いた干潟を歩いて、一つ山越えをして、イダの浜から舟浮に出た。
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今回は持ち込む食料を減らし、ごはん・キャベツ・大根と各種調味料を持参して、あとは現地調達することにしました。
そのため、食べて人体に害のあるものは事前に勉強。シガテラ毒・テトロドトキシンのある毒カニ、アンボイナやヒョウモンダコやウミヘビなどの食べなくても害のあるものなど。

当然釣果がなければ、おかずはキャベツと大根のみとなり、食料調達の釣りは真剣に取り組まなければならない。
とはいえ鹿川が甲殻類が豊富なのはわかっていたので、一回はカニやエビで食事ができればと思って準備した。

様々な生活用具とともに、釣り具は、シマノフリーゲームXT-S610L 
と宇崎日新のリトルアーマーの7ft・小物釣り用にシモツケ清滝180㎝を用意。リールはツインパ4000PGとストラディック2500S。10㎝程度のルアーとワームを少し、糸や針、リーダーやスナップ、ラインカッターやガン玉などをザックに忍ばせた。

鹿川というところは深く湾になっていて、もともとリーフだったところに砂が堆積して砂浜を作っている。左右ともサーフから10mほど泳ぐとリーフエッジに行くことができる場所。砂浜とリーフエッジの境目はリーフから流れてくる水と浜からの離岸流が一緒になり、リーフの下はハングし、砂は深くえぐれている。
ダイビングのポイントとしてはマンタがいるポイントとしても有名とのこと。
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そんなサーフと砂浜の境目では毎朝夕のまづめどきに、10mほどの至近距離から、ミノーをひったくるように持っていかれ、リーダーが切れたり、シングルフックが伸ばされたりで、姿を見るどころか、魚と対等にやり取りすることすらできなかった。

最初はドラグを締めていたがそれもやすやすと糸を引き出し、10mほど出たところでラインブレイク。
掛かる位置が近すぎるので、ラインを出させながら自分が根ずれしにくい位置に移動してからやり取りをしようと、キャストできるギリギリまでドラグを緩めてみたり、ベイルを上げることも試みたが、どれも最初の走りが止まるところまでいかず、フックが伸びたりリーダーが切れたりした。

相手は、大型のフエダイの仲間か、カスミアジやロウニンアジか、はてまたサメか、、
重さも初速もこれまで体感したことのないもので、ツインパの4000番のドラグをめいっぱい締めても、ジャーーーと。
よかったのは、予備スプールも含めてドラググリースを新しくしておいたことか。

失ったルアーは
ダイワ ショアラインシャイナーZセットアッパー 97S-DR 2個
ラパラ CD7 2個 CDエリート75 1個
食ってくるのはよくウォブリングするもの。色は関係ないかな??
ロールアクションのものはやった範囲では全く反応がなかった。
ラパラのカウントダウンは食べるための釣りをしていた時に反応したので、正直やめてほしかった(笑)

日中の干潮時はインリーフの礁湖(ラグーン)やリーフエッジでも。
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リーフエッジのハングでは巨大なベラのような魚が食ってくるけど、重くて全く歯が立たず、かけると必ず根に張り付いてしまい最後は根負け。
ほとんど垂直の釣りなので、ヘチ竿でいいのかもしれない。(ヘチリールだともっと取れないか??)

波が高くリーフに上がれないときは、浜に流れこむ小川の溜まりでテナガエビを釣ったが、これがとても大きいエビだった。
とても小さな溜まりだったがストラクチャ―周りや深みにたくさんエビが集まっていて、はじめのうちは針に乗せられず、バレて地団駄踏んで悔しがり、釣れた時はガッツポーズ。江戸前のテナガエビ釣りとはちょっと趣が違い、かなり熱くなって釣りをして、胃袋に収めた。ns2uydxzt5e79kakfcyr_480_480-7e38f640.jpg
またテナガエビを餌にしても、足元のブレイクでフエダイが釣れたりもした。

釣りだけではなく、シュノーケリングをしたり、ぼーっとしたり、砂ガニとかけっこしたり、とても有意義な時間を過ごせた。

星空もここまで来ると北海道で見えるのとはちがい、北極星は低い空に見えた。

ヤシガニが現れたけど、でかくてこりゃ鍋には入らんだろうとなった。

水辺にはホタルが飛び、エビ釣りの溜まりにはウナギが狩りをしていた。

あまりこういう生活が続くと退廃的な感じになりそうなので、リフレッシュしたタイミングで島を後にして、変異virus拡大する現実社会に戻りました。

また、いつか行こうと思う。


 

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