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▼ TKLM140Gと秋田サーフ
- ジャンル:釣行記
- (秋田火力前サーフ)
先日、今年はじめてのシーバス(10か月ぶり)が釣れました
秋田の火力発電所そばのサーフです
二匹目が釣りたいと、また行ってきました

(夜だとこんな感じです)
ところが、秋田に入ったあたりから天候が怪しくなってきました
風が強まり、雨まで・・・
サーフにつくと、岸辺は波がザブンザブン、消波ブロックでは
波飛沫が白く砕け散っています
前回は、さざ波の寄せる穏やかな浜だったのに!
そして台風じみた強風。その風が雨を叩きつけてきます
(こんなに釣りにくい状況・・・帰ろっか?)
という衝動が走りました
しかし、私は月に1,2度しか釣りのチャンスがありませぬ
それに、荒れていたほうが釣れると聞いたことがあります
なにより今日は中潮の下げが、夕マズメと重なる絶好機
ええい、いったれ! あまりにもキツかったら帰ろう、と、
とりあえずウェーディングしてみることに
まずは、小魚が避難してそうな消波ブロックのそばで始めました
ルアーは、前にヒットしたk-ten Force130を最初に結びました
しかし、飛距離自慢のはずのこのミノーも、吹きすさぶ向い風
を受けて思うように飛びません
仕方なく、鉄板バイブやジグに変えてみましたが、
ワカメしか釣れません(美味しそうなワカメ)
ジタバタしてる間に夕マズメの時間に。
暗い時間帯は、この遠浅サーフをゆっくりと引ける、そして
この強烈な向い風に負けないルアーを投げたい・・・
手持ちのルアーで、それができそうなのは―――

TKLM140G (38g) ?
上州屋で見かけたとき、タックルハウスファンとしてはコレは
買わなくてはとリアクションバイトしたものです
使うならナイトゲームと思っていたので、この色にしました
向かい風へ投げると、重心移動のカチッという感触がするや
「はいはいごめんなさいね」
と、おばちゃんが他人を押し分けるように力強く飛んでいきます
バネ式のウェイト戻りシステムとちがい、移動したウェイトがどっしりと前方に残って飛ぶせいか、弾道が高くても、ルアー自体が加速してくれるかのように飛んでいきます。
そして噂のガウス加速器ってどんな感じなのだろうと、
極力糸フケが出ないように投げて着水と同時くらいに巻くと、
瞬時に、カチッ!という感触がして、
ルアーが水を噛んで泳ぎだすのを感じました。
強いトゥィッチングでウェイトを戻す必要は全然ない感じです
(・・; (なんか、楽に使えるルアーだなぁ)
あとはナイトゲームなので、ゆっくり引こうと思いました
巻き取り95cmで、2秒に1回転くらい
そばまで来たTKLMGの動きを見ると、ヨレヨレヨロヨロ・・・と、波にもまれた瀕死の小魚みたいに見えます。
消波ブロックのそばではアタリがなく、前に釣れた場所まで
移動しながら投げていきました。そして、その前に釣れた場所の
そばまで来たとき、
ガンッ!
重い衝撃が横殴りに走り、
ジッ‥‥ジーーーーッ!
もう合わせなんて要らないくらいに引っ張られたと思うと、
バシャーッ! ブンブンブン!
(°Д° 「はわわわわわ」
慌ててロッド先を水面ぎりぎりに下げ、ロッドが満月になる
のに、慌ててドラグを緩めていきます
ロッドは「上段の構え」するより「下段の構え」したほうが
バラシにくいように思うのです。去年は、上段してたときに
だいぶフックアウトをして、下段だと大丈夫でした
ドラグが強いと、あちこちが切れたり曲がったりが恐いです
なにせ、ここでチャンスを逃がしたら次いつあるかわからない!
ほんとに、次は来年春とか夏とか秋になるかも
なので、慎重に慎重を重ねて長期戦に・・・
寄っては逃げる、を数回繰り返したあと、ついに寄ってきました
波打ち際にやってきた魚体は綺麗でデカイ・・・
よしついにキャッチだ、とフィッシュグリップを取り出し・・・
・・・ん? あれ? あれれ?
あれれれれ!? フィッシュグリップどこ!?
忘れてきた! 今年一回しか使ってないから、印象薄かった!
バシャバシャ!と三角形の頭が暴れ回ります
ええい、と、魚の口に指をつっこみ、下顎を掴みました
指にベロ?が触れてきました。少し温かくて、命を感じます
そのまま、波の勢いを借りてズリ上げました

76cm。私の新記録・・・
そして、この子は食べることにしました
何を捕食しているのか、胃を開いて調べたい
一年間、ただ携帯していたナイフを取り出し、エラの奥を
かき切って、生まれて初めて「血抜き」なるものをしました
が、思ったよりも血が出ません。場所が違うのかと焦りました
刃物を入れているうちにこの子は絶命しました。
なんともいえない気分のなか、流木に魚体を立てかけました
鳥とか猫に持っていかれる、ということは頭から抜けていました
ナイフをしまおうとして、刃のしまい方を忘れて苦戦しました
デジカメで撮影しようとしたら、持ってくるの忘れていました
(帰宅後、魚を捌くと、胃のなかはほとんど空っぽでした。
ただ少量の砂と甲殻類のものらしき薄ピンクの殻の破片が
あったので、穴ジャコを食べていたのかもしれません)

ドタバタのあとに釣りを再開しようとして、放置していた
PEラインがプライヤーだとかに絡んでしまっていることに
気づきました。刃に糸が触れてしまったので、もうアウト。
システム組みなおし・・・釣り慣れてないヘタはほんとにもう

魚にナイフの刃を入れたときの感触を思い出しつつ、同じ場所で
再開して間もなく、またTKLM140Gが引ったくられました
(°Д° 「なんなのこのルアー!?」

最後、僕の足元に突っ込んできてウェーダーブーツに
フックを突き刺してきました。まるで特攻
さっきの魚よりは小さかったので、もう長さなんて測らずに、
お前は逃げろ、強かったよ、とリリースすることに・・・ん?
そういえば、スケール、どこいった!?
さっき地面に広げて置いたたまんまで、波にさらわれた模様
ほんとに俺はヘタだ、と、うなだれながら、この子の口にまた
指をつっこんで、海の中をグルグル引き回すと、やがて
(このっ!)
という感じで指を噛み返してきました。ネコの甘噛みくらい。
「おー、元気になったかー」と放すと、プンプンと怒ったよう
に帰っていきました
ここで夕マズメが終わり、風と雨はますます強くなり、
勤務明けで30時間起きっぱなしだった僕の気力体力もゼロに
夜、天気はもはや台風みたく荒れはじめました
上州屋で氷とスケールを買い、秋田港の道の駅で車中泊して
やりすごしました。夜は風雨のせいで冬みたいな寒さでした。
翌朝は荒天が少しおさまり、夜明け前から同じ場所で再開
ルアーはもちろんTKLM140G
のんびり巻き・・・のんびり巻き・・・
さすがにもう釣れないかな・・・夕マズメだけが時合・・・?
ガンッ!
(==; 「うそ!?」
ギュアギュアギュア! ザバババ! バシャーン!
(°Д° 「あわわわわ! あばばばばば!」

やっとデジカメでパチリ
てかもう、どんだけシーバスに好かれてるの、このルアー!?
朝5時にはもう陽の光が海に差しはじめました
アタリは遠のきました
シーバスにとってはもう真昼と同じなのかもしれません
最後の悪あがきと、ローリングベイトのスローシンキングに
つけかえ、速引きでリアクションの釣りをしてみました
あー、このプルプルがたまらないんじゃー・・・
と、なにかの中毒者のように巻いては移動し、消波ブロックの
そばにまで来たとき―――
バシャァン!
(°Д° 「いいッ!?」

元気なヤツがまだ居残ってました
ただ、ローリングベイトの尾につけていた#6のフックが
エラ内部の下端に入りこんで針先3本全部が突き刺さり、
外すのが大変に。
小さなフックというのも、意外に凶悪だなと思いました
ルアーの尾につけるフックは、シングルでいいかもしれません
メインでかかるのはベリーフックのはずなので
次の釣行までに、フックを付け替えるか検討してみます
(フックでアクションが変わるルアーもあるのが、悩みどころ)
手間取ったのに心配しながら、またこの子の口に指をつっこんで
グルグル引き回しの蘇生をすると、すぐに甘噛みをし返して
きたのに思わず安堵のため息。幸い、元気に逃げていきました
このあと、キャストしつつ浜を戻りましたがアタリは出ず、
今回の釣りを終了しました
今年は今まで半年でシーバス1匹、ニゴイ1匹、というペース
だったので、今回はもう信じられない、夢のような体験でした
ランカーを釣りたいという目標はまだ達成できていないので、
雪で峠が塞がれる前に、また挑戦しに来たいです
秋田の火力発電所そばのサーフです
二匹目が釣りたいと、また行ってきました

(夜だとこんな感じです)
ところが、秋田に入ったあたりから天候が怪しくなってきました
風が強まり、雨まで・・・
サーフにつくと、岸辺は波がザブンザブン、消波ブロックでは
波飛沫が白く砕け散っています
前回は、さざ波の寄せる穏やかな浜だったのに!
そして台風じみた強風。その風が雨を叩きつけてきます
(こんなに釣りにくい状況・・・帰ろっか?)
という衝動が走りました
しかし、私は月に1,2度しか釣りのチャンスがありませぬ
それに、荒れていたほうが釣れると聞いたことがあります
なにより今日は中潮の下げが、夕マズメと重なる絶好機
ええい、いったれ! あまりにもキツかったら帰ろう、と、
とりあえずウェーディングしてみることに
まずは、小魚が避難してそうな消波ブロックのそばで始めました
ルアーは、前にヒットしたk-ten Force130を最初に結びました
しかし、飛距離自慢のはずのこのミノーも、吹きすさぶ向い風
を受けて思うように飛びません
仕方なく、鉄板バイブやジグに変えてみましたが、
ワカメしか釣れません(美味しそうなワカメ)
ジタバタしてる間に夕マズメの時間に。
暗い時間帯は、この遠浅サーフをゆっくりと引ける、そして
この強烈な向い風に負けないルアーを投げたい・・・
手持ちのルアーで、それができそうなのは―――

TKLM140G (38g) ?
上州屋で見かけたとき、タックルハウスファンとしてはコレは
買わなくてはとリアクションバイトしたものです
使うならナイトゲームと思っていたので、この色にしました
向かい風へ投げると、重心移動のカチッという感触がするや
「はいはいごめんなさいね」
と、おばちゃんが他人を押し分けるように力強く飛んでいきます
バネ式のウェイト戻りシステムとちがい、移動したウェイトがどっしりと前方に残って飛ぶせいか、弾道が高くても、ルアー自体が加速してくれるかのように飛んでいきます。
そして噂のガウス加速器ってどんな感じなのだろうと、
極力糸フケが出ないように投げて着水と同時くらいに巻くと、
瞬時に、カチッ!という感触がして、
ルアーが水を噛んで泳ぎだすのを感じました。
強いトゥィッチングでウェイトを戻す必要は全然ない感じです
(・・; (なんか、楽に使えるルアーだなぁ)
あとはナイトゲームなので、ゆっくり引こうと思いました
巻き取り95cmで、2秒に1回転くらい
そばまで来たTKLMGの動きを見ると、ヨレヨレヨロヨロ・・・と、波にもまれた瀕死の小魚みたいに見えます。
消波ブロックのそばではアタリがなく、前に釣れた場所まで
移動しながら投げていきました。そして、その前に釣れた場所の
そばまで来たとき、
ガンッ!
重い衝撃が横殴りに走り、
ジッ‥‥ジーーーーッ!
もう合わせなんて要らないくらいに引っ張られたと思うと、
バシャーッ! ブンブンブン!
(°Д° 「はわわわわわ」
慌ててロッド先を水面ぎりぎりに下げ、ロッドが満月になる
のに、慌ててドラグを緩めていきます
ロッドは「上段の構え」するより「下段の構え」したほうが
バラシにくいように思うのです。去年は、上段してたときに
だいぶフックアウトをして、下段だと大丈夫でした
ドラグが強いと、あちこちが切れたり曲がったりが恐いです
なにせ、ここでチャンスを逃がしたら次いつあるかわからない!
ほんとに、次は来年春とか夏とか秋になるかも
なので、慎重に慎重を重ねて長期戦に・・・
寄っては逃げる、を数回繰り返したあと、ついに寄ってきました
波打ち際にやってきた魚体は綺麗でデカイ・・・
よしついにキャッチだ、とフィッシュグリップを取り出し・・・
・・・ん? あれ? あれれ?
あれれれれ!? フィッシュグリップどこ!?
忘れてきた! 今年一回しか使ってないから、印象薄かった!
バシャバシャ!と三角形の頭が暴れ回ります
ええい、と、魚の口に指をつっこみ、下顎を掴みました
指にベロ?が触れてきました。少し温かくて、命を感じます
そのまま、波の勢いを借りてズリ上げました

76cm。私の新記録・・・
そして、この子は食べることにしました
何を捕食しているのか、胃を開いて調べたい
一年間、ただ携帯していたナイフを取り出し、エラの奥を
かき切って、生まれて初めて「血抜き」なるものをしました
が、思ったよりも血が出ません。場所が違うのかと焦りました
刃物を入れているうちにこの子は絶命しました。
なんともいえない気分のなか、流木に魚体を立てかけました
鳥とか猫に持っていかれる、ということは頭から抜けていました
ナイフをしまおうとして、刃のしまい方を忘れて苦戦しました
デジカメで撮影しようとしたら、持ってくるの忘れていました
(帰宅後、魚を捌くと、胃のなかはほとんど空っぽでした。
ただ少量の砂と甲殻類のものらしき薄ピンクの殻の破片が
あったので、穴ジャコを食べていたのかもしれません)

ドタバタのあとに釣りを再開しようとして、放置していた
PEラインがプライヤーだとかに絡んでしまっていることに
気づきました。刃に糸が触れてしまったので、もうアウト。
システム組みなおし・・・釣り慣れてないヘタはほんとにもう

魚にナイフの刃を入れたときの感触を思い出しつつ、同じ場所で
再開して間もなく、またTKLM140Gが引ったくられました
(°Д° 「なんなのこのルアー!?」

最後、僕の足元に突っ込んできてウェーダーブーツに
フックを突き刺してきました。まるで特攻
さっきの魚よりは小さかったので、もう長さなんて測らずに、
お前は逃げろ、強かったよ、とリリースすることに・・・ん?
そういえば、スケール、どこいった!?
さっき地面に広げて置いたたまんまで、波にさらわれた模様
ほんとに俺はヘタだ、と、うなだれながら、この子の口にまた
指をつっこんで、海の中をグルグル引き回すと、やがて
(このっ!)
という感じで指を噛み返してきました。ネコの甘噛みくらい。
「おー、元気になったかー」と放すと、プンプンと怒ったよう
に帰っていきました
ここで夕マズメが終わり、風と雨はますます強くなり、
勤務明けで30時間起きっぱなしだった僕の気力体力もゼロに
夜、天気はもはや台風みたく荒れはじめました
上州屋で氷とスケールを買い、秋田港の道の駅で車中泊して
やりすごしました。夜は風雨のせいで冬みたいな寒さでした。
翌朝は荒天が少しおさまり、夜明け前から同じ場所で再開
ルアーはもちろんTKLM140G
のんびり巻き・・・のんびり巻き・・・
さすがにもう釣れないかな・・・夕マズメだけが時合・・・?
ガンッ!
(==; 「うそ!?」
ギュアギュアギュア! ザバババ! バシャーン!
(°Д° 「あわわわわ! あばばばばば!」

やっとデジカメでパチリ
てかもう、どんだけシーバスに好かれてるの、このルアー!?
朝5時にはもう陽の光が海に差しはじめました
アタリは遠のきました
シーバスにとってはもう真昼と同じなのかもしれません
最後の悪あがきと、ローリングベイトのスローシンキングに
つけかえ、速引きでリアクションの釣りをしてみました
あー、このプルプルがたまらないんじゃー・・・
と、なにかの中毒者のように巻いては移動し、消波ブロックの
そばにまで来たとき―――
バシャァン!
(°Д° 「いいッ!?」

元気なヤツがまだ居残ってました
ただ、ローリングベイトの尾につけていた#6のフックが
エラ内部の下端に入りこんで針先3本全部が突き刺さり、
外すのが大変に。
小さなフックというのも、意外に凶悪だなと思いました
ルアーの尾につけるフックは、シングルでいいかもしれません
メインでかかるのはベリーフックのはずなので
次の釣行までに、フックを付け替えるか検討してみます
(フックでアクションが変わるルアーもあるのが、悩みどころ)
手間取ったのに心配しながら、またこの子の口に指をつっこんで
グルグル引き回しの蘇生をすると、すぐに甘噛みをし返して
きたのに思わず安堵のため息。幸い、元気に逃げていきました
このあと、キャストしつつ浜を戻りましたがアタリは出ず、
今回の釣りを終了しました
今年は今まで半年でシーバス1匹、ニゴイ1匹、というペース
だったので、今回はもう信じられない、夢のような体験でした
ランカーを釣りたいという目標はまだ達成できていないので、
雪で峠が塞がれる前に、また挑戦しに来たいです
- 2020年10月30日
- コメント(1)
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