時合の時間は限られるハズなので、焦ります
ドッグウォークを試していて、
そのすこし横で、大きなライズが爆発するのを見て、
(==; トップはダメか……!?
と、これまで一番成功体験のある、ボトムの遅引きに
集中することに
でも、実績のあるラファム100F'25にヒットが出ません
期待のハダラトラップも、今はマッチしていないのかアタリ無し
なら、これはどうだろう……?
と、BKSP90を投げてみました
BKSPと書くと分かりにくいのですが、
タックルハウスのミノー『ブルーオーシャン K-ten サスペンド』
の略です。サスペンドモデルは、サクラマス用にテスターに
供給していたのものを、市販も開始した物だそうです
なにせ古い歴史を持つルアー(40年くらい前の登場?)で、
いまは珍しいデカいリップと、大きな体高は、
<スネーク>と言われる、大振りなウォブンロールを生みます
(・・; スネークなら、ベイトの群れのなかでも、
シーバスの興味引けるんじゃ……?
スローに巻いていれば、ちょうどここらのボトムスレスレ
でもどうだろ……やっぱりミノーじゃ釣れないんじゃ……
と思っていた時、ヒット!
Σ(°Д°; 釣れたぁ!?
嬉しいより、びっくり!
魚はあまり大きくはなさそうですが、
しっかりフッキングして、慎重にとりこみ――
(・・; 名作はやっぱり、釣れるんだなぁ(しみじみ)
このシーバスはあきらかに50cmは無いのですが、
練習のために『凄腕』のフォーマットで撮影してみることに
いまこの画像を見たら、ダメの見本みたいな写真でした(><;
釣れない釣り人は、めったに写真なんて撮らないので、
撮影技術もヘタになっていくという! 哀しいですね……
このあと、シーバスのライズは夜2時半まで続き、
そして消えました
ライズの様子からして、おそらく、大小いろんなサイズの
シーバスがやってきていて、私が釣ったのは
<参加賞>くらいの魚だったのではないかと思います
ともかく今度は、ウェイインできるようにしたいです
できれば<特賞>の、ランカーが釣りたいものですが(@@;
大潮のあとなので、もしかしたらベイトが大移動している
かもしれませんが、そのときはまた、歩いて探してみます
夜22時をまわり、はるか沖合いで、駆逐艦の砲弾が落ちた
かのようなドパーン! と、高い水しぶきを上げるライズが発生
(°Д°; 90オーバーくらいのシーバス!?
ビックリしていると、その沖合い―恐らくは涸沼の流心—
で、ザワーッ! と、集中豪雨みたいな音がしました
遠目でも魚の大群が円形の範囲にギュッと圧縮され、
そこの水面がザワつきまくっているのが見えました
そしてとうとつに、
ドドドーー!!!
と、土砂が天から降ってきたみたいな轟音!
無数のライズが魚の群れを取り囲んで、一度に炸裂したのです
その一撃で、ベイトボールを消滅せんとばかりの大迫力
そんな、人間から見ても恐ろしいくらいの激しいボイルは、
だんだん東へ、つまり沼口のほうへと移動しながら、
時間をおいて何度も発生していました
そして、そんな沖合の凄まじいボイルのおまけのように、
私の目の前でも、大小のライズがハクかイナッコの群れの
周囲で起こっています
しかもそれが、なかなか終わらないのです
(@@; 休み休み釣ろうと思ったけど、休むヒマがない!
嬉しい悲鳴、と思っていたのですが……
ぜんぜん、ヒットが出ません
人をあざ笑うかのように、目の前でライズが弾けたりします
夜0時、ついに目の前の涸沼が静かになりました
(´;ω;`)ヒットの一つすらナシ!?
どんだけヘタクソなんだ……
しょんぼりと、用意したもので休むことに
ところが、護岸の斜面にしいた銀マットはツルツルすべり、
体がズリ落ちてしまいます
おにぎりは、ザックのなかでつぶれていました
味噌汁は沈殿していて、途中からすごくしょっぱい液体に
そして、雨まで降ってきました
しかし、もう、そんなことはどうでも良くなってました
(なんでヒットしないんだ……!?)
ケータイで『イナッコ絨毯 攻略』なんて検索しだす始末
今までに見聞きしたことを含めてまとめると、攻略法は2つ
①イナッコの群れを蹴散らしてルアーを目立たせる
(早巻きやジャーキングで、ルアーをイナッコにぶつける感じ)
②絨毯の下のボトムにいるシーバスの目の前にルアーを通す
(バイブや重いS字系シンペンの速巻きか、ボトムドリフト)
このうち、私の成功体験と、ツーサン様の最近のランカー捕獲
の手法を合わせて考えるに、今の状況では、自分は②のなかの
ボトムドリフトがいいのかも? という結論に
まんじりともせずに迎えた朝3時
小魚の群れの音がまた聞こえはじめ、
そして、パン! と捕食音もしはじめました
その位置は、夜とはちょっと違う場所でした
音のするほうに、慌てて移動すると――
(・w・)/ (==)/
(°Д°; なんで人がいるの!?
さすがにベテランは、そこが朝、熱いと知っている!?
仕方なく、行きたい場所の手前にポジションをとり、
ひたすらボトムドリフトをすることに
小魚の移動は時間と共に変化し、私がいるところにも、
その群れがやってくるようになりました
ライズも、その群れについてきます
そして、ラファム100F'25を流れに乗せる感じで、
リールの巻きなんて3,4秒に一回転ぐらいにしていると、
岸からほんの数メートルのところで、
*ググン! グン……しゅっぽっ*
Σ(°Д°; ああああぁぁぁぁああああーッ!?
デッドスローなのに、なんでちゃんと喰わない!?
けっこうデカそうな重み、スズキサイズはありそうでした
掛かりを深くしたいと、フックを#5から#4にサイズアップ
推奨サイズは#6なのですが、涸沼のいけずシーバスは、
フックサイズでかいほうが良い……の、かも……?
しかし次のヒットがなかなか出ず、ラファムばかり投げてて
スレたのかな? と、スイッチヒッター105Fに交換
スイッチヒッターのスローフローティング版は、
シャローをゆっくり引けて、いい感じにS字をフラフラ描きます
今まであまり使ってなくて、損しました
これでシャローのボトムをドリフトしていると――ヒット!
しかし、セイゴっぽいのがすぐ外れてしまいました
(>< だからなんでデッドスローなのに(以下略)
その後、ヒットが続きません
色んなルアーでボトムドリフトしてみましたが、ダメ……
シーバスの数が薄くて、ルアーと出会う確率が低すぎる?
気がつけば朝4時、もう夜明け間近
と、護岸の上を、釣り場を探して歩いている感じのアングラー
さんがいました
(・・ あっ! ここ、いまボイルしてていい感じですよ!
(^w^)入っていいんですか? ありがとうございます
(^^ いえいえ~
(この人が釣れたら、攻略法教えてもらおう)
そして 夜が明けた!(ドラクエ風)
(=W=) 結局、僕らも含めて誰も釣れてませんでしたね
(== 涸沼、ほんとに難しいですね
難しいので、ムキになって通ってしまっているのですが……
今年は少雨と春の怪しい小魚大量死事件のせいで、
那珂川上流が絶不調な年だと思うのです
なので、涸沼をメインにするにはいい機会かと
それにしても、流心部の超絶ボイルは凄かったです
いつか、ボートであれに挑む人は現れるのでしょうか?
90オーバーとかが、いっぱい参加してそうです
涸沼のロマンが、一気に増えた感じがします