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狐の面

  • ジャンル:書籍・雑誌
  • (読書)
森見登美彦『きつねのはなし』読了。
表題作を含む四作の短編集です。
京都で古道具屋を営む店主、アルバイトの大学生、「常連客」の天城氏、もう一人の常連客の須永氏、アルバイト学生のガールフレンド。表題作は、この四人に纏わる狐の面を巡るはなしです。
「天城さんが冗談であなたに何か要求するかもしれませんが、決…

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事実と真実

  • ジャンル:書籍・雑誌
  • (読書)
凪良ゆう『流浪の月』読了。
たまにはミーハーのごとく、本屋大賞受賞作を文庫化前に読んだりするんです。
本作のテーマは、「喪失と恢復」、「事実と真実」。
本人たちの認識とは全く異なる「罪状」のために平穏な生活を奪われる更紗(さらさ:女性)と文(ふみ:男性)。ネット上に蔓延る無責任な中傷、胸を抉られるほどの…

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魚の意外な生態

  • ジャンル:書籍・雑誌
  • (読書)
松浦啓一『したたかな魚たち』読了。
釣人としては気になって仕方がない魚の生態。ボクの好奇心をこの上なく満たしてくれました。
魚の生態について述べた以下の5つの設問に対し、正しい場合は○、誤っている場合には×で答えてみてください。正解はこの投稿の最下部にあります。
①イシダイの縞模様は横縞である。
②ハコフ…

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強く惹かれているのに…

  • ジャンル:書籍・雑誌
  • (読書)
西加奈子『きいろいゾウ』読了。
ムコさん(夫)とツマさん(妻)の物語。お互いに深く愛しあっているのに、強く惹かれているのに、ありがとうを言いたいのに、大切なときに恥ずかしがりやになる。だから、自分の気持ちを日記に書いたり、心に留めておく。ところが、ある出来事をきっかけに、二人の心にすれ違いが…
個性豊…

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共感は感動を大きくする

ボクは、「○○読了」という形で、備忘録も兼ねて読んだ本を紹介しています。あの紹介文、裏表紙や解説から写していると思われるかもしれませんが、完全オリジナルです。「この本の紹介文はどのように書こうかなあ」と考えながら本を読んでいます。
そんな読み方をしたら面白くないのでは?と思われるかもしれませんが、案外…

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本質は何か

  • ジャンル:書籍・雑誌
  • (読書)
貴志祐介『ダークゾーン』読了。
現実世界において、プロ棋士を目指す大学生の塚田(主人公)と奥本、そして彼らを取り巻く人々。これらの人物が、今は無人となった軍艦島に興味本位で赴く。そこで彼らは、仮想現実の世界(ダークゾーン)で見るも耐えない凶暴な鳥獣に姿を変え、悍しい七番勝負の殺戮を繰り返す。
果たし…

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推理と科学

  • ジャンル:書籍・雑誌
  • (読書)
東野圭吾『ガリレオの苦悩』読了。
『容疑者Xの献身』に始まるガリレオシリーズ第四作。帝都大准教授の湯川学、同大卒の友人で警視庁刑事の草薙俊平、その部下の内海薫の三人が、合理的な推理と科学の力で事件の謎を解く短編五連作。
典型的な謎解きスタイルですが、湯川の科学の力で(ときには単なる推理の域を出ないも…

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命と人生に向きあう

  • ジャンル:書籍・雑誌
  • (読書)
長岡弘樹『傍聞き(かたえぎき)』読了。
救急救命士、刑事、消防士、更生保護施設長。4人の主人公が、人の生命と人生に真剣に向き合う様を描いた短編集です。
短編って、一般的に、長編と比べて物足りなさや不完全燃焼の傾向がありますが、これらの作品は良い意味で裏切ってくれました。リアリティとスピード感と迫力が…

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愛着と郷愁

  • ジャンル:書籍・雑誌
  • (読書)
森見登美彦『四畳半王国見聞録』読了。
奇妙奇天烈摩訶不思議。
京都にある古めかしいアパートの四畳半を舞台に繰り広げられる学生達の活動奇譚。やれ、四畳半統括委員会だの、大日本凡人會だの、詭弁論部、図書館警察、人間関係研究会…  挙句の果てには阿呆神ときた。非現実的にもほどがある。
本作には、何冊も姉妹作が…

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私の思い出の魚

2017年。デイゲームを本格的に始めた年。
早朝の湾奥河川に足繁く通っていた。
前週に8年ぶりとなるランカーを仕留め、意気揚々と出かけた8月20日。
その時は突然来た。
ニンジャリLの赤のジグヘッドとブルーブルーのワームの組み合わせ。
やや早めのジャーキングで反応を待っていた(確か)二投目。
一番手前のカケアガ…

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