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シマノ リアドラグリール 04バイオマスターLと10アオリスタci4 のメンテナンス


リアドラグリールのメンテナンスをしました。

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04バイオマスタL C3000のメンテナンス

数ヶ月前のことですが、突然不調になりました。
使おうと竿にセットしますが、ハンドルを回したときにがくんと抵抗が出たり、だんだん元に戻ったり。

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リアドラグリールのバラシの最初の一歩、リアドラグノブ(リアドラグニギリ)を外す工程ですが、機種によってまちまち。このリールはドラグを緩めて行く方向(反時計まわり)で外すことができました。

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ファイティングレバーを(レバードラグ)外す前に、止め輪(プリセットバネ)を外して

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ファイティングレバーを外したら、ボディの中のドラグパーツを外していきます。

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パーツがわからなくならないように取り外して並べ

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ボディをあけるためにロータナットを外して、ローターを外しますが、スプール受けのピンが取れないので、ローターはメインシャフトから抜けずグラグラのままにします。

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ローターを上げると、不調の原因の
フリクションリング

溶けてひどいことになっておりました。
2004 年からずっとここにあったので仕方ありません。
それにしても、ボディのローターと重なる部分やローターの裏がドロドロです。

ローターとボディを拭くために、メインシャフトを抜かなくてはいけません。

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カバーを外して

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ギアを取り外し

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リアドラグリールは摺動子がメインシャフトに抱きついている形になっていますが、この摺動子を止めるパーツ(摺動子受け)のビスを緩めて止具を外して、メインシャフトを抜きます。

不調の原因のゴムをティッシュで拭き取ります。
ベアリングやギアはすべて脱脂してチェックしますが、ベアリングは全て交換したほうが良さそうです。
というか、ベアリングの片側シールドされてなくてびっくりでした。

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続いてアオリスタci4

2010年モデルですが現行モデルです。
昨年品薄だったので、消えるかモデルチェンジするかと思いましたが、また復活。
もう、生きた化石です。

アオリスタは新品ですが、寒いときに巻きが激重になるので、油脂類を入れ直します。
また、部品が調達できるので、古いバイオマスターと互換性のあるパーツを見ていこうと思います。

手順はほぼ同じですが、最初の一歩が「時計回り」でした。



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バラバラにします

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メインシャフト
上が10アオリスタci4
長さは同じですが、オシレートピンを抱きつかせるための切り欠きの位置が違います。
残念

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ローター
互換性ありそうですが、
現行モデルだと軽量化するのかと思いきや

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重さは変わりません。
ローターはポン付けできそうですが、

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ばっと見でも内ゲリのピンの長さが違います。

同時代の、レアニウム2500のローターが乗れば軽量化もありかもしれませんが。

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次に脚付き蓋(変な呼び名ですね〜)

メインシャフトが違うので構造は違いますが、
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素材が違うので違います。
4gほど

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スプールは互換性ありました。
ちゃんとはまります
バイオマスターのスプールは金属製です。高い音がキンキンと響きますね。

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ドライブギア(マスターギア)

寸法が違います。
バイオマスターをねじ込みハンドルにできるかと思いきや、
残念

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バイオマスターにアオリスタのフリクションリングをつけてみた。
ローターの回転にも抵抗なさそう。
内ゲリレバーは買わなきゃいけないかな


その他互換性がありそうなのは、ボディについている音出しピンと、音出しギア
ドラグワッシャー
くらいです。


さて、問題は組み立てです。
部品点数が多いのと、複雑な作りなので、段取りの要領を得ないと、組んで外しての繰り返しになります。
また最後のファイティングレバーの調整は、本当にめんどくさいのです。

バイオマスターLは部品を買わなければいけないので、年明けの作業。
それまで部品の調達をしなければ。



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