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仙台 夏のハゼ釣り まとめて感想

仙台、(いや宮城県南部)の歴史ある運河の護岸工事が終わったと聞いていた。今回は自転車でトレースしながら釣り竿を出すという欲張りな旅でした。

震災前には仙台や一関などに住んでいたこともあり、どんなふうに変わったのか見たかったし、震災で一旦は付き場が変わってしまったハゼが10年たってどのくらい復活しているのかも確かめたかった。

運河と言っても亘理の阿武隈川河口から石巻の北上川まであり、早い人なら自転車で一気に走れるのだろうけど、それでは無粋なので、走りながらポイントを探して、ポイントな興味が湧いたら竿を出すというつもりだった。
しかし大潮のタイミングでは下げていると釣りにならない感じもあり、釣りにならない時間に通ったところは網羅できていないのが心残り。
夜にシーバス狙いでルアーを投げてみたり、運河の他にも潜ケ浦水道や宮戸島でも少し竿を出した。

鳥の海はハゼ釣りの名所、かつてはボートを借りて釣りをしたり、沖に置いてあるボートに渡してもらって釣りをした。
かつては東京や千葉の東葛地区の人が江戸川放水路でハゼ釣りをするくらいポピュラーで賑わっていた。今も、釣果は別として賑わっていた。(日中に起きた地震の影響もあったかもしれないが)

訪れた運河はきれいに震災後護岸がなされ、景色は大きく変わっていた。運河の幅は広く取られ、水の底も全体的に浅くならされていて、ポイントを絞れず、散らばったハゼを人が移動しながら、拾っていくのが良かった。浅い水路は干潮に近い時間は、とても早い水流になってしまって釣りにならなかったが、満ちて水深が深くくると流れも緩やかになって、ハゼを始めとした魚が釣れた。
浅いうちは脈釣りで岸際の駆け上がりや護岸の石の周り、水門前の深く掘れたところなどが良かった。水深があるときは水路幅いっぱいに軽いオモリでの?ちょい投げやウキを使って流す釣り方が良かった。
運河に流れ込む水門があれば、合流部は深く掘れていたので、ポツリポツリとハゼも取れたが、意外と深い場所はチンチンが先に餌を取りに来ていた。

デキハゼに混じってヒネハゼが出るが、ヒネハゼ率が多い印象だった。
年間通して釣っているわけではないので、はっきりと言えないけど、このあたりでは、多くの個体が2年生きて産卵するのだと思う。
長大な運河や鳥の海、広浦、万石浦、七北田川、鳴瀬川、北上川などの河口、松島湾などがあって、ハゼが育つには良い環境であり、東京湾と並んで、日本で5本の指に入るくらいのハゼ釣りエリアであることは間違いない。

ハゼ釣り人口は北海道とは比べ物にならないほど多く、土日はハゼ狙いの家族連れも大勢いるし、中高生のグループもいた。平日は明らかに玄人な地元の常連さんたちも多かった印象。地元の人の仕掛けをちら見した感じでは、針が大きい印象だった。ハゼ針や流線針で8号9号を使っていたけど、それなりにハゼを釣り上げていた。自分は最終的に袖3号まで落として、デキハゼを釣りながら2割ほどのヒネハゼを取ったけど、地元の人はデキハゼを釣らないのだろうな。

限りある資源と長年付き合ってきて、しかも震災という大きな擾乱を乗り越えて来ているので、地元の人たちも地元のハゼを大事にしているし、自分のような旅の釣り人も含めて乱獲をしないようにしたいと思った。
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