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菊地 量久

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凄腕を自身の成長の機会として捉える事

おかげさまで2度目の総魚種戦1位を獲得出来ました。

サマフェス総魚種戦への想い

このサマフェスの日程が発表された元旦以来

いや、昨年のサマフェスで、オオニベ(船長いわく)をドラグ出されて切られて以来、

近海ジギングだからと、言って、ライトタックルでの釣りは、

大物を逃してしまう事を痛感し、より装備を充実し、挑む事を学び、

来年の総魚種戦へ向けて決意をしたのが始まりでしょう。


そして今年の元旦に凄腕のスケジュールが発表されて以来

この7月14日15日の祝日に休みを取り、

年に数回しか行かない、しかも総魚種戦の時にしか行ってない

ジギングの予約を入れました。


その日程は動かせない中で

いかに他の魚を釣る予定を入れるか?

しかも大きいサイズをいかにして釣るか?

これが頭のなかで回転し始めました。


初めて参加した総魚種戦もこのサマフエスだったと思いますが、

僕もジギングしましたが、

自船をもつ自在に釣ることのできる人には叶いませんでした、

また去年のサマフェスは、ジギングに出ても、全く釣れず

最後にはタイラバに、オオニベらしき当たりがあり、ぶちきられ

次にはハタらしき大物に漁礁に入られて根ズレで切られるという

悔しい思いをして終了しました。


またジギングは、今年4回予約を入れて一度しか出船出来ず、

釣果の前に予定した日に船が出れるか?も大きな問題でした。


それで、思い切って二日とも予約を入れることに。


それと、チャーターはできないので乗り合いになり、

狙える魚は自分が狙う魚と違うことが予想される。

その中でいかにデカい魚、しかもフィーモの凄腕に規定してある魚種を釣るのか?


日にちが限られた中でどこに行くかもわからず出船できないこともある中で

狙った魚たちを釣り上げるという行為、

それは今までの経験をフル活用して、しかも万全のタックルで

そして最高の意気込みで挑まなければ、最高の結果を求めることはできない。

そう思いながらのサマフェス総魚種戦のスタートです。

止まらないドラグの中ばらした90オーバーシーバス。12日金曜日

初日は金曜日の夜。
仕事は美容師、接客を限界までして休みなく、営業時間いっぱいまで
働く
まずはシーバスから、数週間前にランカーを仕留めたポイントをあえて今夜まで行かずに場を荒らさないようにしてきた。去年までは毎週行って、凄腕の前にデカいやつを仕留めて凄腕にはさっぱりということが多かったのはそれらを釣り上げることでそこに補充するまでに数日かかることを実感していたからです。

狙いの潮は満ち潮だけでももうすでに満潮を経て引きに入っていた。
可能性は低く、夜中の干潮を経て朝方の満ち込みに掛ける思いで
計画を立てていたが、まだ時間が早いので寝る気にもならなく
数投を投げてみることに。

いつもの定番コスケ110Sからブローウィン140S
ブローウィン125Fslim、からジョルティまで
いろいろ投げるもあたりなし。やっぱりな、朝まで待つしかないか?
竿をビーストブロウルから軽いエギングロッド、セフィアCI4+810に変えて、またコスケ110Sを投げなおす。
2投目 スピードを速めて巻くと

ギラッ!!


普段とは段違いのデカい反転と共に

ズシっと重みが乗る!!食った~しかも恐ろしいほどデカい!!

フッキングを何度も入れる間にもドラグは出っ放し!

どでかい!という感激と

ばらしたくない弱気!

そしてドラグが出っぱなす恐怖!

慎重にやり取りしようと竿を操作しながらラインが上昇してきたところを

竿を海面に近づけてエラ洗いを回避

未だに沈んだまま姿を現さない大型特有の泳ぎ

これはデカいと同時に思いつつ引っ張られるドラグがふと止まり

竿先が戻った(T_T)

呆然と立ち尽くす。シーバス選手権の優勝が・・・脳裏をよぎる

巻き取った後にドラグを引っ張ると、なんとゆるゆる

普段はセフィアと言えどもドラグが出ない設定にしてあるはずだったのに、軽く締めただけだった。あれじゃぁあのパワーなら止まらないし
フッキングも決まらないはずだ。

後悔してもどうしようもないむなしさ、悔しさ!いつもそう
凄腕の期間になると何かやらかすミス!

その日は悔しくて寝ようにも寝れない。
満ち潮になり場所を変わってなんとか激渋の中

追いかけても喰わないシーバスを
ブローウィンのツウィッチで食わした。
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明け方近くになりもう戻らないだろうと海を眺めていると黒い巨体が
また目の前で反転した。今度は腹側ではなく背中側だったので黒い背中と側線がはっきり見えた。
まだいる!!しかし一度軽いバイトがあったきりで
夜が明けて、この日も仕事なので寝ることに。
結局3時間寝て仕事開始。

13日土曜日は昨日の悔しさが止まらない。翌日には愛南町でのジギングが控えている。朝の4時半に集合完了行くのに3時間

南予の川でシーバスを釣ることも考えたが、洪水でダムを放流してて釣りは無理

それなら昨日の場所へもう一度行ってみよう

この日も10時間ぶっ通しの仕事寝てない上に休めない
しかし今を逃せない!

ポイントに着くとライズはない。しかし昨日は食ったんだ!と
コスケの早引きを繰り返すが反応なし

普段は自分の影が海に落ちないように前には出ず、竿先だけしか
出さないがちょっと覗いてみるとなんと!!

デカいやつともう一回り小さいやつ
しかし僕が60㎝級かなと思うと70を超えている
70㎝級だ!と掬ってみるとランカー行ってる

このサイズはもう僕の目測では小さく見えるとかの大きさではなく
間違いなくメーター近いデカい頭の奴と余裕のランカーサイズ
この2匹をとれるか?

しかし僕の影を見つけて消えてしまいそのあとは何もなくなった

帰り道に別の港を見るとシーバスが居たポイントに川の濁り水が入ってきた。
これはいけるか?とポイントを通すと何とか2匹目
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この日も22時まで粘り帰り道に寄り道したためにさらに遅くなる

ついでに、ダツがいる川もチェックすれど濁りと、干潮で気配なし

そうこうしていると愛南町に着いたのが朝の3時前

もう寝れないと思いつつ1時間ほど目をつむり結局寝れなかった。

ジギング1日目 14日日曜日

あさ4時10分に起きてコンビニで弁当買って待ち合わせ場所に4時半に到着

いよいよジギングだ!
最近の状況はすこぶる悪く何を狙っても期待できないとの事
しかも雨が降り、うねりが出ていろんなポイントを回れない

ちょうど岡山のアングラー二人が一緒に乗る
うまそうな感じ。

釣り開始後、その一人がハマチをかける
居るな!!

僕はスピニングリールにPE2号リーダー10号 ソルティガのヒラマサの竿だ!
ジグはブルーブルーのエスナル
 ワンピッチジャークに連続ジャークに止め
いろいろ繰り返しながら青物の反応を探す。
そこにワンピッチジャークを5回して止める宙に浮いたジグが沈み始める瞬間 ドン!!

食った~(#^.^#)
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ハマチ75㎝まず1種類合計2魚種目
そのあとシマノのオシアGAME type slow jに変えて
リールはオシアジガー 2001H  ジグは誠ジグの乱舞ZZR200の
ワンピッチの止めに56カンパチ
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次はポイント移動で最初に落とすのがやはりエスナル
180グラムに曇り空でグリーン系を選択すると
開始1投目のワンピッチジャークを20メートル引いた後に落とす前に
ラインが止まった。すかさず合わせると
59真鯛
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それから釣れない時間が過ぎていく

漁礁に移動。ここは違うアプローチを
水深が80メートル前後と浅い上に今まで反応がないので
シルエットの小さい軽い160グラムのジグ
おろしたてのシャウト ランス160

着底後チョコンチョコンと竿を小さくあおって海底で躍らせると

ドスン!!

一気に竿先が海面に突き刺さった!!

デカい!!
なんだ?ハタか?
オシアジガーに巻いた糸はスーパーファイヤーライン2号
リーダー10号3ヒロ、

ギリギリまで締め上げたドラグ、糸を切る時にはそれでもドラグは滑る

ということはドラグが出ても切れない。

ジジジ!ジジジ!少しずつドラグを出されるがそれ以上に

底を切るべく巻き続けるハンドル

ヤバい!上がらないけど逃がせない。
金曜日のデカシーバスのバラシがよぎる
弱気になってはだめだ!
ラインシステムを信頼し、ゆっくりでも少しづつ巻き上げる

のこり20メートル付近から少し軽くなった。
流れが弱まったことと魚はハタならグロッキーのはず!!

テンションを抜くことなく巻き続けると海中に今まで見たこともない魚体
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海面近くで泡を吹きだして浮いてきた。
デカい!!デカい!!

オオニベだ!去年のサマフェスでタイラバしててドラグ引き出されて
ぶち切られた奴(船長曰くオオニベだろうと)だ!!

何と二年連続で当たってきたことになる。


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今回は仕留めた!!そして一気に総魚種戦優勝の文字が頭をよぎる
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強烈な引きをドラグをほとんど出さずに仕留めたために
ハリが伸びてスプリットリング6#が伸びてた。
危なかった~緩めてたら外れていたかも?
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その後、オオモンハタ50センチ
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メーターのサメを仕留めて納竿

ウエインは翌日まで黙っておこうか?とか思ったけれど
いつ携帯を海中に落とすかもしれないし、
以前に、フラットを釣って全国3位に上がった時に姑息に
ギリギリまでウエインしなかったらキーアイテム間違えてウエイン無効になった経験もある。
今出せば、全国の猛者が黙っていないだろう。
しかしリスクを冒してでもウエインはするべき!と

今のところ暫定1位
このまま夜のシーバスを狙いたいところだが、ダムの放流で釣りにならなくて、やっぱり松山へ帰るべきと考え釣りは数時間しか出来ないがあのデカイ奴への可能性にかけることに。
途中風呂に入り、他の川も確認してやはりつれないことを確認

今回は高速飛ばして帰り
松山のポイントへ。
今日は、全く皆無(ToT)
これをみて人は変だと思うのか?これぐらいしないと勝てないのか?と様々な想いを致すだろう。
頭で考えるよりも何よりもそこに釣糸を垂らさないと釣れないんです、一番最良な選択が毎日松山シーバスと愛南町ジギングを往復する事だっただけ。
次の日の出発は朝6時
釣りは22時までにして自宅でご飯をたべ、23時半から仮眠をとることに。
二時半に起床
いざ愛南町へ出発

15日月曜日最終日
しかし翌朝には太刀魚と132㎝のダイナンウミヘビ
ダツと3種類も長物出してきてトップとってる

これミスやろ!長物で勝負するならじゃあ、僕も長物出します。(笑)
翌日のジギングは北風の強風でポイントに行けずに
全く反応なく、タイラバは船長の指示で使用禁止。キャスティングもダメ
そのなかジグだけで勝負するも

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これのみ
狙った、アカヤガラは不発

一発だけドスンと当たったけど乗らなかった
後で確認したら
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左が今回、右がオオニベに曲げられた針
船長いわくそれはオオニベよと
まさかの二日連続に成るところだった(笑)

 だから二日間取っててよかった。
15時終了

15時半帰港解散


しかしその分シーバスを狙う時間を失っているのも確か

あのポイントへ戻るには3時間

タイムリミットは21時

シーバスを狙うなら総魚種は2位のまま

昨日の時点で釣れてないシーバスに時間を割くよりも

最後の望みはダツ!

帰り道にポイントへ寄ると満ち潮。

流れが弱い時には活性が低い。

チヌ釣りの人にダツは釣れますか?と聞くと

さっきまで若い子たちが釣ってたけど釣れなくなって帰ったよ(^_^;)

もう終わってた。

数投してもちょっと反応があったが
食い切らない。

それじゃ人が入ってない対岸へ

シーバスを釣りたいけどダツも釣りたい!

ダツを釣る時間制限を19時と決め

帰る時間と向こうでのシーバスを1時間狙うことを想定しての逆算だ!

あたりを移動しながらダツの反応を探す

時々弱い当たり!いるけどやはり食わない

ここで釣らないと立ち寄った意味がない。

希望は捨てない!

活性を上げるのみ。
サスケ105を使って早引きを繰り返す

一通り歩いて引き返しながらダツが反応を示すあたりに投げて流れに対してゆっくり巻くと重み!!

食った~\(^o^)/

慎重にセフィアXtune908MHが暴れるダツの引きを和らげる

目標のサイズは85㎝以上!
それ以上なら追加はいらない。

上げてみるとなんとここの最高サイズ

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93㎝\(^o^)/
タオルで目を隠しおとなしくなるまで写真は待って
撮れるようになったらパシャ!
そして来年も狙えるようにリリース。

去年までどうやっても91㎝が最高だったがリリースしてきたおかげか?ダツも成長している。

それから急いでシーバスポイントへ
20時半に到着
あと30分しかない
居れば一発!まだ満ち潮が残っている。

ついてみると普段いないサビキ釣りの人がシーバスポイントに3人も
竿を垂れている。
おまけにライトを海面に向けている。

終わった(T_T)

こうやって僕のシーバス選手権と総魚種戦は終了しました。
今回の走行距離は600キロ超
睡眠時間三時間+一時間+三時間て三日間の合計睡眠時間は、七時間時々、10分以内の超時短睡眠法をする。それで眠たくなくなる(笑)
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毎回毎回の悔しい思いや、反省を次につなげていく
一回一回成長を実感する。そして一つ一つがこの短時間で仕留めれる確率が上がっている。
凄腕は自身を成長させる最高の機会だと思う。
いろんな理由で参加していることは承知でも
僕にとっては最高の成長材料となっている。
これからたとえ長物で負けたとしても、自分の力が足りなかったからだ!つぎは、実力をつけて挑むのみ

人が弱いことを、望むなんてナンセンス!

長物を釣って勝つことを非難することもナンセンス。

自分がその分強くなればいい。

今回の記録は361センチ平均90センチだ!

しかも船2匹陸で2匹の釣果

船だから勝てる、陸だから勝てないは通用しない。

いつかは全てメーターオーバー揃えて有無を言わさず勝ちたいですね(^_^)


大会参加の勇気ある皆様、そしてこういう素晴らしい成長の機会を設けていただいたFIMOの皆様に感謝します。

 
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