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久保田剛之
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▼ PerfectJourney島原編 公開&後記
■ Perfect Journey 島原編 ■
春の島原半島でシーバスを狙う!【PERFECT JOURNEY】VOL.16 - YouTube
Perfect Journey2021シリーズ 長崎県島原編がアップされました。
もちろん今回の島原編。初場所・ノーガイド・ノー情報です。
■ 運を使ってしまった気がした ■
Perfect Journeyの取材は持てる知識と僅かな技術を総動員して魚を追いかけていく訳ですが、【運】という要素も非常に重要なファクターであると思っています。
今回のPerfect Journey、出発前に既に【運】を使ってしまった様な出来事が・・
先日fimo本部のログにもアップされていましたが、僕の取材日程は仕事の関係上1ヶ月半くらい前に決めます。
今回の取材日程を決めたのは2月半ば。
当該県以外でどの様に報道されていたのかは分かりませんが、2月半ばって一都三県は緊急事態宣言の真っ只中。
しかし新規感染者数も下げ止まっていた頃。
島原の次の取材日程も考えると、取材日は3月前半の大潮周りの週末か、3月後半の大潮周りの週末の二択。
宣言が再延長された場合を考えて3月後半にしましたが、あの時もし3月前半を選択していたら、日曜が宣言期間中だったので取材が行えなかった訳です。
(*スポンサーメーカーの意向は例えそれが仕事の釣りであっても緊急事態宣言中の取材は絶対NG。)
日程決めの時点で『あ、だいぶ【運】を使ったな』と・・・(笑)
■ 干満差日本一は半端ない■
言わずと知れた干満差日本一の海、最大干満差6m。それが有明海です。
そんな有明海を構成する地図上の左側に長崎県島原があります。
取材当日の干満差は5m20cm。凄いですよね!干潮時立てていた場所が満潮時には水深5m以上になるわけです。
満潮周りのハイタイドでは勝負にならないと踏んで、潮がある時は休憩&駐車ポイント探しを含めた下見、ある程度潮位が下がってからの実釣って作戦だったのですが・・・
■ 久保田投げろ〜 ■
先日書いた様に今回の島原遠征はfimo新人カメラマンHisadaさんも連れて3人体制で回っていました。
そのせいで面倒くせぇ騒動へと発展していったのですが・・
沢山の島原の方々から暖かい応援メッセージを頂きまして・・・
本当に有難いので僕も『ありがとうございます!〜〜〜』と返信して少し釣り談義的なやり取りになる訳ですよ・・・
『今朝釣れました〜島原は良いところなのでまた来てください!』的なメッセージが返ってくるのですよ・・・
島原普通に釣れとる!!
いや、まぁ皆さん地元の凄腕さんでしょうから当然なのかもしれないけど・・・
自分自身で【Perfect Journey島原編】を観てて
おい!久保田!投げろ〜!!
下見とか言ってないで投げろ〜!!
ワンチャンあるかもだぞ~!!
と思わず声がでます(笑)
あまりの干満差に満潮を捨てて休憩&下見に使ってましたけど、満潮でも居るとこにはやっぱり居るみたいです(^^;;
まぁ、、でも初見で干満差5m20cm。
なんとか1本に辿り着いただけでも良しとします(^ ^)
■ 反省点 ■
気象情報を追っていたところ、取材前日から初日にかけて島原ではかなりの雨が降りました。
当然流入河川からは淡水が多く流れ出ます。
以前挑んだ【伊良湖岬編】では同じように取材当日にかけて雨が降り、 伊良湖岬周辺の数少ない流れ込みに魚が寄るだろうと読んで成功しました。
今回はその成功体験が判断を鈍らせた、というのが反省点です。
と、いうのも【伊良湖岬編】を撮影したのは確か12月頭、今回の【島原編】は3月末。
春先は陸上は春めいた日も増えますが、海水温は年間通して最も下がる時期です。
今回僕もメインカメラマンN氏もナイロンウェーダーでしたが、ウェーディングしていてめちゃくちゃ寒かった!『寒くね?』『ヤバい!震えて奥歯鳴りそう』なんて会話をしていたんですが・・
この時期の雨は決してプラスに働くとは限らないともっと早く気付くべきでした。
前半戦、雨による水温低下で釣れなかったのか、攻め方や時合いを外していたので釣れなかったのか、どちらかは分かりませんがもう少し早く移動を決断できていればまた違った展開になっていたかもしれません。
*ちなみにHisadaさんはネオプレーンウェーダー。
H『ネオプレーンで正解だったなぁ』
僕&N『うるせぇ!このやろう!』 という会話をずっとしてました(笑)
■ 見た目ほど余裕はない ■
最後の最後で大きく場所移動の場面。
動画ではそこそこ落ち着いているように見えますが、内心では嗚咽しそうなくらいプレッシャーと戦ってます(^^;)
夜明けまであとわずか。ここまでの展開で全然手応えがなく最後の最後での移動。
正直デイゲームで取れる気が全くしなかったので、この夜明けまでのわずかな時間を逃すと終わる・・・
ラストチャンス・・・
もう後がない・・・
集中・・集中・・集中・・集中・・集中・・集中・・集中・・集中・・集中・・集中・・集中・・集中・・
おえっ・・・
そんな心境です。
このプレッシャーとの戦いはいまだに楽しいとは全く思えませんが、このプレッシャーの中で自力で辿り着いた1尾というのは毎回本当にただただ嬉しい!!
この喜びを味わってしまうと帰りの飛行機に乗るころには『次のPerfect Journey楽しみだなぁ』と思ってしまうのです(^^)
次回のブログは『知らない土地への一人釣り旅マニュアル【ゲームプラン編】』です。
- 2021年4月20日
- コメント(7)
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