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金森 健太
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▼ 本流のモンスターを追って
こんばんは(^-^)
またまた渓流釣りの釣行記です( ̄▽ ̄;)
4月9日、土日休みとなったため某河川へプチ遠征釣行へ。
狙いは…ニジマス。
この河川は大型化したニジマスが狙えることで有名な川で、過去には80cmを超えるモンスターサイズも上がっている。私も毎年70アップを目標に年2〜3回釣行している。
大型のニジマスが釣れる河川とあってルアーやフライのアングラーさんに人気だが、私は本流竿を用いた餌釣りで狙うことに。
本流竿…大型の鱒類やサツキマス、サクラマスといった遡上鱒を釣るために設計された述べ竿のこと。
述べ竿のためもちろんリールはなく、当然ラインは1mmも出ない。竿とラインの強度を限界まで活かし、大型魚を仕留めるこの釣りは高い技術が必要で、体力、瞬発力もかなり高いレベルが要求される。
朝6時、実績ポイントからスタート。大きな岩によってふたつに分かれた流れが再び合わさるピン、水深がかなり深く、いかにも大鱒が潜んでいそうな流れに仕掛けをアプローチ。
強い流れからヨレに入り、オモリが底石を叩く感触が伝わる。次の瞬間
ドスン
目印を一気に引きずり込む強烈なアタリ。モンスターサイズかもしれないとフルパワーでフッキング。まさか朝イチ1投目から当たるとは…
ゴン、ゴン…
ゆっくりと、獲物が首を振る。そして力強く上流に向かって泳ぎ始める。モンスターサイズかもしれないという予感は確信に変わった。
…が
次の瞬間、まさかのフックアウト…
どう考えても、生半可なサイズではない。間違いなく70に届くサイズであったであろう。
朝イチ1投目から、憧れのサイズをバラしてしまった。悔しさのあまり、その場にへたり込んだ。
しばらく時間を置き、気持ちを落ち着かせて再開…の前に針をチェックするが、伸びてはいない。おそらく掛かりが浅く、身切れしてしまったのだろう。
餌を付けて、同じピンに流し込んでいく…が、やはり反応はない。
数投ごとに立ち位置を変えて広範囲を撃っていく。そして…
流れている目印が止まり、もぞもぞとしたアタリが伝わる。
先程はいきなり引きずり込むアタリが出たので、焦って早アワセになってしまった。今度はしっかりと餌を食い込むまで待ち、鬼アワセを入れる。
竿が大きく曲がり、かなりの大型と確信。今度は仕留める…!
予想通り、獲物は上流に向かって走る。先程ほどではないが、いいサイズだ。
下流に回り込み、これでもかと竿を絞る。下流に向けて引っ張ることで獲物は流れを受けながら泳ぐので、体力の消耗が早くなるのだ。逆に下流側から上流に向かって引っ張ると獲物は流れに乗ってしまい、パワーもスピードも桁外れに強くなってしまう。ラインを出せない述べ竿での釣りでは、こうなるとランディングは非常に困難になってしまう。
底層流の中をじわじわと遡っていく。この位置関係を維持することができれば、勝負は早いだろう。
そう思った……が
獲物は突如反転、あっという間に位置を逆転されてしまった。奴はそのまま流れに乗って一気に下流へと強烈なランを魅せる。
流れと石を蹴散らしながら全力疾走。広大な淵を一気に駆け下りる。本流述べ竿の釣りではラインを出せないので、走られたら自分も走ってついていかなければいけない。
淵の開きまで走り、ようやくランを止めることができた。呼吸は乱れ、酸欠か意識が薄れていく。
これ以上走られたらまずい…
何故なら、この下には激流の瀬が待ち受けているからだ。
竿を岸に向け、寄せにかかる。
奴は何度も流芯に突っ込む。その度に竿が軋み、ラインが悲鳴を上げる。
なんとか手前に寄せようと竿を絞るが、奴は再び下流に向けて走り始める。必死の抵抗も空しく、奴はあっけなく激流に入っていった。
再び下流へ走る。しかし…
奴もかなり疲弊していたようで、なんとかランを止めることができた。
なんとか手前に寄せると、こんどは岸の柳の下に突っ込んでいった。
少しテンションを緩め、獲物を柳の下に入らせる。入ったところで駆け寄り、柳の下に玉網を突っ込んでようやくランディング成功。
57cm、極太のスーパーレインボー。
大きく張った尾鰭と尻鰭が、そのパワーを物語る一本。
このサイズでこれだけの激闘、先程のモンスターがバレなかったら、いったいどれだけの激闘になっていただろうか・・・。
この後は反応を得られず、ポイントを移動。
2箇所ランガンするもノーバイトで、4箇所目。
絞り込まれた激流の瀬から流れが広がり、広大な淵となるいかにもなポイント。
激流の瀬落ちから仕掛けを流し、流れの一筋一筋を丁寧にサーチしていく。
数投ごとに立ち位置を変えて、しばらく降ると…
コンコン
久しぶりの生命感、アワセが決まった瞬間、奴は下流へ一気に走る。ヤバい…!
……が
竿を思いきり絞ると、あっさり浮いてきた。
ヒットしたニジマスは35cmほどの小鱒。立ち位置を変えることなく、楽々ランディング成功。
しかし…この後が続かない。
おまけにこのあたりから風が強く吹き始め、竿の操作が難しくなってきた。
やがて日が傾き、空の色が変わり始めた。
このまま終わりかな…と思いながら仕掛けを流していると
ゴン
再び、強烈なバイトが襲う。
朝イチの教訓を思い出して、獲物が餌を食い込むのを待つ。
数秒置いて、大きくアワセを入れる。
獲物が激しく首を振って抵抗。まずまずのサイズか…
「まあまあ大きいかも」
…なんて余裕かましていたら
一気に真下へと突っ込み、上流に向かってグングン泳ぎ始めた。
Σ(゚д゚lll)ヤベエ!!
ここでやっと、獲物がモンスターサイズであることに気付く。
しかし、立ち位置は自分が下流側で、優位なポジションを取れている。
落ち着いて、冷静に…!
竿を目一杯絞って、強烈な引きに耐える。
しかし……
底層流の中で激しく首を振る。次の瞬間…
…空しく仕掛けは宙を舞った。
再びのフックアウト…。
もう悔しくて悔しくて…( ;∀;)
まだ時間はあると再開するも、反応はなく終了となった。
使用タックル
竿/ダイワ・エキスパート本流P6 90-95
天上糸/DUEL・ハードコアX8 1.5号
道糸/DUEL・ハードコアショックリーダー16lb
オモリ/ヤマワ産業・ゴム貼りガン玉0.8〜1.5号
ハリス/DUEL・ハードコアショックリーダー12lb
針/がまかつ・ランカートラウト12号
餌/諸事情により非公開
リールのない述べ竿でビッグトラウトとのやりとり、これこそが魚対釣り人のガチンコ勝負だ。また、述べ竿での釣りをマスターすることでルアーの釣りでもドラグ調整やラインセッティングを考える上で大きなヒントを与えてくれる。
…そろそろシーバス関連のログ書かないと何か言われそう(汗)
最後まで読んでいただきありがとうございましたm(_ _)m
- 2022年4月14日
- コメント(2)
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