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金森 健太

岐阜県

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源流開拓


さて、皆様こんばんは。

バチ抜けも最盛期に近付き、各所からシーバスの釣果が聞かれるようになりましたね。

ええ、もちろん私も行きましたよ。

…まぁ

ホゲたんですけどね。

で、帰宅してベッドにダイブ。

翌朝、友人からの電話で目が覚める。

「○○行くけど、来る?」
「あ、そこなら行きたい。」

というわけでベッドから這い出し、珍しく甘えてくる飼い猫に邪魔されながら身支度を整え出発。

待ち合わせ場所に着くと、先に釣りを始めていた友人は川から上がって待っていた。

待ち合わせ場所はとある河川の本流。延べ竿を用いた餌釣りで本流アマゴを狙う予定だったのだが…

「風が強くて釣りにならんわ」
「そりゃこの風じゃ無理やわ」

出発前にチェックした天気予報でなんとなく嫌な予感はしていたが…川筋には強い風が吹き抜け、とても長竿を振れる状況ではない。

それなら源流へ行こうと話がまとまり、源流へ向けて出発。

友人の案内で、とある源流へ。落ち込みが連続する渓相はいかにも良型のイワナが潜んでいそうだ。

早速、落ち込みの溜まりに仕掛けを落とすとすぐにアタリが。

アワセの瞬間、水中でキラリと閃光が走る。

……フックアウトorz

しかもその反動で仕掛けが頭上の木の枝に引っかかり、仕掛けをロストorz

仕掛けを作り直していると、友人が小ぶりなアマゴをキャッチ。

渓相からイワナの渓だと思っていたが、どうやらアマゴの渓のようだ。

しばらく釣り上がるものの、私には一向にアタリがない。

あれこれしている間にも、友人はぽつりぽつりとアマゴをキャッチ&リリースしている。

やっぱり餌か…

というのも、この日は事前に餌を用意していなかったため、放流アマゴ釣りの時に使っていた余りを使っていたのだった。当初の予定は本流だったので、川虫を捕ればいいやと思っていたのだ。

友人が使っている餌は天然?ミミズ。

「ちょっとミミズちょうだい」

少しミミズを分けてもらい

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ようやくボウズ回避。背中の黒点が非常に多い印象のアマゴ。

「イワナは渓ごとに模様が違う」というのが源流師の間では通説だが、アマゴもまた渓ごとに模様や色合いが異なる。また、アマゴと一纏めにされているが遺伝子レベル(ハプロタイプ)で分類するとグループE、ヤマトマス、創期ヤマトマスなどと分類されるのだが…長くなるのでまたの機会に。



次第に流れは細くなり、そろそろ下山しようかと話しながら水深のある落ち込みに仕掛けを落とすと…明確なアタリが。

落ち込みの上に張り出した木の枝に糸を引っ掛けないように引き抜き

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まずまずのサイズ。

この先もまだ出そうな雰囲気ではあったが、やはりイワナを釣りたいと下山することに。

「○○谷ならイワナ釣れんかな」
「そこなら出そうやね」

その渓は漁協のHPでもよく情報が出ている支流で、毎年イワナが釣れている渓だ。しかも噂によればある区間から上流ではヤマトイワナも出るとか。

もちろん即決。昼食のおにぎりをかじりながらその渓へ向けて車を走らせた。

その渓は駐車スペースからかなりの距離を歩かなければいけない。気合いを入れて荒れ果てた林道を二人で歩いていく。

オフラインでも使える地形図アプリで現在地を確認しながら、標高500mを超えたあたりから入渓。

水量もそこそこあり、雰囲気は悪くない。川底の石をひっくり返すと、川虫もそれなりに着いている。

クロカワ虫を数匹採取してスタート。

開始してすぐに、友人がアマゴをキャッチ。ここでもアマゴか…と思ったが、そのうちイワナも出るだろうと上流を目指した。

しばらく釣り上がり、私にもようやく

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アマゴがヒット。朱点が薄く、パーマークの間隔が広い印象の1尾。

好調とは言えないものの、飽きない程度にアマゴが掛かり退屈はしないのだが…狙いのイワナは一向に出ない。

しかも…ここで事件発生。

友人のウェーディングシューズ(鮎足袋)のソールが剥がれかけている。ソールが剥がれたシューズでの渓歩きは危険だ。

すぐ上流には大きな堰堤がある。そこまで行って下山しようと決めてその堰堤へ。

堰堤は落差は小さいものの水深は結構深いようで、開き、両サイドの巻き、白泡の直下と魚の着き場が多い。真ん中を友人が、私は右側の巻きを撃つ。

1投目は反応無し。

2投目、ツツンとアタリがあったが離してしまった。

3投目。反転流に乗ってゆっくり白泡の切れ間を漂う目印が一気に引き込まれる。アワセを入れると確かな生命感に竿が大きく曲がる。

お、いいサイズだ。

慎重に寄せて、玉網でランディング成功。

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25〜6cmほどと、この時期の源流にしてはなかなかの良型だ。

すぐ後に友人も白泡の中からアマゴを引き抜く。

その後は反応がなく、もう一段上へ。この堰堤は2段構造になっていて、下山ルートに上がるには上の段から上がらなければならないようだ。

上の段の堰堤もなかなかに良い雰囲気だ。期待を込めて落ち込みの右側に仕掛けを落とす。

反転流に乗せて、落ち込み奥の抉れに餌を送り込むと…小さくアタリが伝わる。アワセを入れると小気味良い手ごたえに竿が曲がる。

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まだ錆びが残ってはいるものの、可憐な源流アマゴ。

しばらくして友人もアマゴをキャッチ。ここで下山とした。

使用タックル

ロッド/メーカー不明・本渓流 渓峰610
天上糸/ナイロン0.6号
水中糸/オーナー針・ザイト鮎ナイロン0.2号
毛糸目印×2
オモリ/ガン玉G5〜B
針/がまかつ・一刀アマゴ王5号
餌/ミミズ、クロカワ虫

まだまだ源流は雪に覆われ、冬景色ではあるが渓魚たちは春を待ちきれず動き出している。もう少し暖かくなれば、フライやルアーでも楽しめそうだ。

最後まで読んでいただきありがとうございましたm(_ _)m





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