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▼ これだから釣りは面白い
結論から先に言うと、1バイトノーヒット。負け惜しみを言えば、不安を乗り越え経験を積んだというところだろうか。
1週間前から砂友のゐ氏が海況を調査してくれていた。彼の心遣いがなければ、ボクのサーフでの釣りは成立しないと言っても過言ではない。
今回の条件はすこぶる良かった。潮回りも良い。波も良い。潮色も良い。風も問題ない。雨予報だったが、ボクの晴れ男パワーで曇りに変えた。本気で釣れる気しかしていなかった。
ゐ氏とhiro氏と一緒に、いつもと同じように暗いうちからサーフに入る。そして、いつもと同じように不安を感じる。この広いサーフの中で、自分は正しいポイントに入っているのかと。
いつもと同じく、暗い中でも可能な限りの情報収集に努める。砂の掘れ具合。踏み締める砂の質。ルアーから伝わってくる流れの強さ。暗闇に目が慣れてくると、かすかに見える波の立ち方を観察する。全ての情報を総動員してポイントを絞り込む。
比較的有望そうな離岸流に出会った。ただ、何かピンとこない。ルアーから感じられる抵抗が小さいというか流れが弱く感じられる。他に良いポイントがなければ復路で攻めることにして先に進んだ。
しばらくすると、うっとりするほどの大規模な離岸流を見つけた。流れの強さも申し分ない。
最近ある方のブログを読んでいて、ヒラメにはかなりの回遊力があり、良いポイントで粘っていればヒラメは入って来ることが多いということを知った。このポイントには、粘るだけの価値があると感じた。不安がないと言えば嘘になるが、ボクは確信を持ってルアーを投じ始めた。
いよいよ日の出が始まった。あまりの美しさについ写真を撮ってしまった。この朝マズメのたった1分がどれほど重要な時間であるかは十分に分かっているが、その美しさのあまり、撮らずにはいられなかったのだ。
それにしても反応がない。どんどん太陽の位置が高くなる。焦りが募る。それに呼応するように不安も大きくなっていく。
そうこうしていると、ずっとスプーンを投げていたゐ氏がメッキをぶら下げて近づいて来た。メッキの美味しさを知っているボクは遠慮なく頂くことにした。
リトリーブしていると、10メートル先くらいからルアーが右に流されるようになってきた。。少しずつ立ち位置を右に移していくと、縦に伸びる瀬が見えた。暗いうちには気付かなかった変化だ。
離岸流に右への流れが絡み、その右への流れが瀬に当たってヨレが出来ていた。よだれが出るような変化だ。
先に見つけたゐ氏が打っていたが反応がなかったらしく移動したので、すかさずその後に続いてルアーを投じていく。
ヨレに沿うようにルアーを引いて来るが反応がない。たった一度だけ、足元の波打ち際でコンコンとバイトがあったが、魚が小さいのか、乗ることはなかった。
最初に入った大きな離岸流では、上から下まで満遍なく丁寧に攻めた。自分に出来ることはやったと思う。これ以上粘れるほど我慢強くないボクは、ランガンを決めた。
しばらくすると、ゐ氏がヒラメのライズが出たと教えてくれた。惜しげもなくそのポイントを譲ってくれたので、遠慮なく打たせてもらった。
ヒラメのライズが出る時のボクの秘密兵器は悟空127。表層に強烈な波動を生み出し、上を強く意識している魚に猛烈にアピールするルアーだ。
それでも反応がなかった。
9時にはなってなかったと思うが、諦めて竿を納めることにした。3人ともスズキもヒラメも獲ることは出来なかった。あれだけの好条件が揃っていながら、釣ることが出来なかったのは残念で仕方がない。
結果的に不安は的中した。しかし、経験値が上がったとも言える。
ゐ氏の言葉を借りれば、「これだから釣りは面白い」。
全然関係ないけど、大好きな堀田茜ちゃんの今日のオフショット。Twitterから拝借しました。
iPhoneからの投稿
1週間前から砂友のゐ氏が海況を調査してくれていた。彼の心遣いがなければ、ボクのサーフでの釣りは成立しないと言っても過言ではない。
今回の条件はすこぶる良かった。潮回りも良い。波も良い。潮色も良い。風も問題ない。雨予報だったが、ボクの晴れ男パワーで曇りに変えた。本気で釣れる気しかしていなかった。
ゐ氏とhiro氏と一緒に、いつもと同じように暗いうちからサーフに入る。そして、いつもと同じように不安を感じる。この広いサーフの中で、自分は正しいポイントに入っているのかと。
いつもと同じく、暗い中でも可能な限りの情報収集に努める。砂の掘れ具合。踏み締める砂の質。ルアーから伝わってくる流れの強さ。暗闇に目が慣れてくると、かすかに見える波の立ち方を観察する。全ての情報を総動員してポイントを絞り込む。
比較的有望そうな離岸流に出会った。ただ、何かピンとこない。ルアーから感じられる抵抗が小さいというか流れが弱く感じられる。他に良いポイントがなければ復路で攻めることにして先に進んだ。
しばらくすると、うっとりするほどの大規模な離岸流を見つけた。流れの強さも申し分ない。
最近ある方のブログを読んでいて、ヒラメにはかなりの回遊力があり、良いポイントで粘っていればヒラメは入って来ることが多いということを知った。このポイントには、粘るだけの価値があると感じた。不安がないと言えば嘘になるが、ボクは確信を持ってルアーを投じ始めた。
いよいよ日の出が始まった。あまりの美しさについ写真を撮ってしまった。この朝マズメのたった1分がどれほど重要な時間であるかは十分に分かっているが、その美しさのあまり、撮らずにはいられなかったのだ。
それにしても反応がない。どんどん太陽の位置が高くなる。焦りが募る。それに呼応するように不安も大きくなっていく。
そうこうしていると、ずっとスプーンを投げていたゐ氏がメッキをぶら下げて近づいて来た。メッキの美味しさを知っているボクは遠慮なく頂くことにした。
リトリーブしていると、10メートル先くらいからルアーが右に流されるようになってきた。。少しずつ立ち位置を右に移していくと、縦に伸びる瀬が見えた。暗いうちには気付かなかった変化だ。
離岸流に右への流れが絡み、その右への流れが瀬に当たってヨレが出来ていた。よだれが出るような変化だ。
先に見つけたゐ氏が打っていたが反応がなかったらしく移動したので、すかさずその後に続いてルアーを投じていく。
ヨレに沿うようにルアーを引いて来るが反応がない。たった一度だけ、足元の波打ち際でコンコンとバイトがあったが、魚が小さいのか、乗ることはなかった。
最初に入った大きな離岸流では、上から下まで満遍なく丁寧に攻めた。自分に出来ることはやったと思う。これ以上粘れるほど我慢強くないボクは、ランガンを決めた。
しばらくすると、ゐ氏がヒラメのライズが出たと教えてくれた。惜しげもなくそのポイントを譲ってくれたので、遠慮なく打たせてもらった。
ヒラメのライズが出る時のボクの秘密兵器は悟空127。表層に強烈な波動を生み出し、上を強く意識している魚に猛烈にアピールするルアーだ。
それでも反応がなかった。
9時にはなってなかったと思うが、諦めて竿を納めることにした。3人ともスズキもヒラメも獲ることは出来なかった。あれだけの好条件が揃っていながら、釣ることが出来なかったのは残念で仕方がない。
結果的に不安は的中した。しかし、経験値が上がったとも言える。
ゐ氏の言葉を借りれば、「これだから釣りは面白い」。
全然関係ないけど、大好きな堀田茜ちゃんの今日のオフショット。Twitterから拝借しました。
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- 2016年10月31日
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