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菊地 量久

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チヌの動向を観察し挑むトップチヌ

今日は、トップチヌ

ポイントへ到着したらまだ満ち込みでウエーディング出来ない

それで、ポイントを回りチヌを確認する。

毎週のように観察して気温の上昇、雨の有無
それを目で確認してきた。

始めた頃はチヌが居なくなり探すところから気温と共にチヌのたまり場が移動することを学んだ。そして様々なシチュエーションでの可能性を知ってきた。

とうとう集会所に集まってきたな!
背鰭と尾びれを出して波紋のラインを水面に残しながら上流へむかって進む個体たち
いよいよチヌの高活性のシーズンインだ!
先に集まったチヌはiPhoneの発売を徹夜で待つ待つ人達のよう。
しかし
自転車や遠泳のドラフティングのように先頭を交代しながら流れて来るベイトを待つ
それは鳥が群れで飛ぶように
先頭からの逆Vの字の体型を常に保ちながら
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いよいよトップチヌ開始だ!しかし

濁りのない澄みきった水面は、全てを見透かされる

体験から導き出されたのは
①フレッシュなスクール(群れ)を狙う

早速投げたプガチョフコブラ90に食って来た!
強烈に首を振る
ドラグを弱め
口切れを防ぐ
ゆっくり仕留めようとするとバレた(ToT)
ドラグを緩めるという行為は、正当にも思える。確かに身切れを防ぐためには必要にも思える。
しかしチヌもシーバスもマダイも掛かり所が柔らかい皮膚なら暴れる分傷口は開き、一瞬の糸の緩みに容易に針は抜ける。
今回はキビレチヌで現物を見ながらその事を確認出来た。(後の話)
(一度すれると同じポイントで食わないので移動するまたは休ませる)

②向かって来る物体には逃げる
(ラインが水面に落ちる影でさえ逃げる)
そして逃げる物を追う

③着水音によりスイッチが入る
(これは正面、真横これだけは分からないけど音と気泡によりスイッチが入ると考える)
ずっと投げ続けて、ライナーで沖のストラクチャーに突っ込む
すると追って来た!

食えっ!食えっ!食えっ!
食った~\(^o^)/

慎重に口切れを気にしながら
しかも素早く
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ガッポリ咥えたプガチョフコブラ90
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54センチ。これは外れない
しかし実はフックはほぼ掛かって無かった
エラに掛かって深くも刺さって無くてすぐに外れてリリース
早く仕留める事は常に必要に思える。

その後は群れが移動して
ウエーディングして追いかける。

しかし、雨が降り、群れは沈んでしまった。
追いかけても、遠くの深場に移動してしまった。
トップウォータープラグとしては異例とも思えるほどの飛距離を叩き出すプガチョフコブラ90でも届かない。

次のポイントでソコリを狙おう
④流速が速くなるほど活性は上がる
(水位が低くなると自然に流速も上がり地面の凹凸にて更に流れに変化が起きる)
(水面が乱れてラインの影も打ち消される)

⑤狙うのはスクールだが実はその群れでは、食わない事が分かってきた。
(フカセ釣りの浮きグレ現象というのがあって浮いているグレは全く食わない。しかしその下を群れから外れて単独で泳ぐグレが食う)
実は同じ事が言えそうだ。スクールの中にも活性の高いものは居るはずだけど
単独でエサを探し回っている個体に出会う事こそ大事に思える

まだ潮位が高い。普段ならそこら中に、チヌの群れを確認するのに、今日は居ない

そしてもう1つチヌの高活性に合わせてエイが異常に多くなる
エイのシャローへの侵入とチヌのシャローへは同じタイミングのように思える。

だからエイが足の踏み場も気を付けるほどに湧くときこそ、

チヌのチャンスなのだ!
しかし居ない。
間違えたか?

しばらく移動してここが最終ポイント
ここで釣れなければ釣れない。

今年に入り、何度もここに訪れてそしてチヌの気配を感じられず帰ってきた。

いつもならこの流れの筋で食うんだけどなぁ~

プガチョフコブラ90を遠投してドリフトさせながら引いて来ると
バコン!バコン!バコン!
身を乗り出してアタックしてくる
何だ?掛からない(ToT)
そして次の瞬間
ジジジジジ衝撃と共にドラグがなる。
食った~
慎重にやり取りする
けど、途中でバレた(ToT)

ドラグを緩く時間を掛けるだけチヌの唇は、裂け
大きな穴が開く

薄皮一枚の大きな穴にフックが掛かってる

慎重にやり取りすればするほど時間はかかり実はバレ易くなる

それを目の前で何度も確認した。

もう弱気にならない

もう一度投げるとすぐにバコン!
重みが乗るまで誘い続ける。
掛かったら、大きく合わせを入れる
そしてドラグを出すとき以外は
強くラインを巻き取る
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一匹目は、撮影しようとしたらフィッシンググリップから逃げられた(ToT)
そして二匹目
そこからは連発劇とバラし、撮影時に逃げられた。
⑥いつも書くがボラが跳ねるときやもじる時
これはキビレが下で泳ぎ回っているようだ
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ボラよりも小さな個体なのにボラをもじらせる
実際にはプガチョフレベルの小魚が単体で泳いでいた。それを食って居るのかも知れないし、実際の所はまだ分からない。

ルアーは、ほとんどプガチョフコブラ90
これを使う理由は、初めて使ったのがプガチョフであるという理由もあるが、僕が触って来たトップウォータープラグでどれよりも一番飛ぶからだ!

出来る限り広いポイントを疲れなく軽快に探りたい。
その期待に応えてくれる。
それでは(チヌ専用の)プガチョフコブラ60では、ダメなのか?
それは何度も試したけれど(もちろんキビレの活性が高い時に)
反応が弱い(まだ5年で一枚しか釣れてない)
それは、流れの速く広いフィールドでどれだけ魚にアピール出来ているか?が重要に思う。
そして年なしは、この90ミリでも平気で食う。
アピールでは、アイマポッキー80や100の方がそしてアルゴ105の方がいい
しかし一番飛んで確実にアピール出来るプガチョフコブラ90を好んで使う。
カップで音がなるトップたち↑↑は、これからの高活性にいいと思うので次にはいろいろ試してみたい

流れが止まり少しずつ満ち始めた
帰る時間だ
帰りながら流れの止まったブレイクを射っていく

すると、バコン
何の前触れもなく強烈な衝撃が加わる


食った~\(^o^)/
この引きはクロダイだ!しかも大きいか?
引くトルクが重い

慎重かつ大胆に寄せてくる。もうバラさない
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掛かり所が良かった
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やっと回遊性の高活性チヌが入って来た。
きれいなヒレ
頭から鼻先に掛けてのブルー
そして日焼けしていないハッキリとした縞模様
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これはよく引きます。
この潮の緩んだ時に大型が出る事がある。
今回はそんなタイミングだった。
ベイトが移動したり動きが変化するときにバラバラになったベイトを単発で食っている個体と考える。
今年はあと何回出来るだろうか?
そして試したいこともある。
楽しみだ!

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