那珂川はついに稚鮎が遡上を始めました。
今、シーバスはコノシロ派と、稚鮎派に分かれたりして？

コノシロ派なら、コノシロの産卵場所である涸沼方面へ
稚鮎派なら、それを追って小場江頭首工方面へ
と、なるのでしょうか？

先日はまとまった雨が降り、小場江頭首工付近で水位＋１ｍ
去年の経験だと、それだけ水位が一気にあがったあとの
小場江頭首工付近は川がミルクコーヒー色になっていました。

というわけで、今回は涸沼川で釣りすることにしました。
先日に釣れた場所でやれば、また釣れるかもしれません。
コノシロ派なら、大きいのが釣れたりして？








涸沼川に到着すると、川霧で月がおぼろになって……
って、ん？　なにか看板が……？














（°Д°；　ぶほぉ！？　ナニコレ！？　前無かったよね！？

そういえばココ、近くの道路に駐車しちゃう人が
けっこう多かったような……？
いや、春になって漁がはじまるから、その関係……？

どこまでが釣り禁止の範囲なんだろう、と歩き回ると、
前にランガンした区間の2/3が禁止区域になっていました。
幸い、前に釣れた場所は、なんとか禁止外の場所から狙えます。

そこで、残りの1/3の場所で釣ることに。
中潮の下げで、水温は手前のほうで13℃。
ランガンしていくと、前に釣れたところでも、違う場所でも、
小魚が流心近くでたまーに跳ねる様子が見られました。
ただ、前の『群れがいてピチャピチャ跳ねる』感がありません。

まずミノーを中心に水面からボトムまで探り、反応ナシ。
巻き速度を変えても、色んなアクションを試してもダメ。

前に釣れたところはどうも反転流ができてるっぽいのですが
そこを色々と攻めても手応えがありません。
ドッグウォークもジャーキングも無反応。
そのうち下げ止まって、そこからしばらくやってもダメ。

（＝＝；　前は、奇跡的な一匹だったのかな？

シーバスがいないのか、いるけど食わないのか――
考えているうち、もしかして、朝、小魚が出勤するときが
時合なのではないか？　と思いつきました。
前は朝に釣れたし、涸沼ではハクの出勤のときが時合に
なったりするのです。


いったん寝て、朝４時から夜明けまでやって、やはりダメ

もしかして、コノシロ派のシーバスはもっと涸沼川を
さかのぼったところか、涸沼にいるのでしょうか？
そもそも、コノシロ派なんているのかが不明です。
ハク、イナッコやサヨリ、バチやハゼ、エビ、アミ、と
とにかく涸沼のベイトは種類が豊富。
涸沼が絡むせいで、那珂川のシーバスは動きを読むのが
とても難しくなっているように思います。

しかし、このまま帰るのは悔しいかぎり。
去年の冬にスズキが釣れた、河口近くの場所の様子を見て、
あわよくば奇跡の一匹が釣れないかチャレンジすることに。














Σ（°Д°；　ぶほぉ！？　ナニコレ！？　むっちゃ汚い！

１日経っただけでは、増水の影響は抜けない模様。
下げに伴ってゴミの流下が激しくなり、釣りしにくいのなんの。
泥にごりした水の、手前の水温は12℃。









しかし、ベイトはたくさんいるらしく、そこかしこに波紋が。
流心近くでボラがジャンプしていたところを見ると、
もしかしたらイナッコやハクかもしれません。

ベイトがいるなら可能性は０じゃない、と、
多少のゴミがついても泳ぐBKF115を水面下に通したり、
ゴミをよけてシャルダスを引いたりしてみたのですが、
やっぱりダメでした。

こんな感じで、３月最後の釣りが終了。
４月は那珂川上流域（小場江頭首工あたり）で、
シングルフックを装着したプラグを使い、
川鱸＆サクラマスを狙おうと思ってます。

ただ、大雨の直後は、今回みたいに那珂川はキツそうです。
そういうときは、涸沼に行ってみる予定です。