このたび、おびただしいホゲの経験を活かし、
『Blure Blure』（ボラー ボラー）
というルアーメーカーを立ち上げる運びとなりました。

さっそく、情報を嗅ぎつけた＜週刊シーバス野郎＞様より
取材を頂きましたので、その模様を紹介いたします。
 

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シ野郎：こちらにうかがうのは初めてですが、
　　　　つい、千葉に行きそうになってしまいました
ティー：ハハハ、栃木なんて滅多に来ないでしょうから
シ野郎：さっそくですが、会社名の由来についてお聞かせ
　　　　願えないでしょうか？
ティー：ボラが好きなんです。あのヘンなジャンプとか
　　　　Bora LureをちぢめてBlure（ボラー）です
　　　　でもボラーだけだと、同名のアニメキャラがいるので
シ野郎：ブルーブルー社は当然ご存じかと思いますが、
　　　　かなり意識はされているのでしょうか？
ティー：似た名前の会社があるもんだなと、びっくりしました。
　　　　まぁ、名前が似ているからといって、ライバル企業
　　　　ですからね。正々堂々、競い合う相手と思っています。
シ野郎：そういえば、御社もルアーメーカーとお聞きしました。
　　　　すでに、形となっている製品等はあるのでしょうか？
ティー：プロトでよければ
シ野郎：あっ、見た目はシンプルなルアーですね














シ野郎：これはペンシル……いや、リップがついていますね
　　　　ということはミノーなのでしょうか？
ティー：はい。ボラーウィンという開発名です
　　　　動きは度外視し、飛距離に全振りしています
シ野郎：ふ～む？　では、その自慢の飛距離はどれくらいで？
ティー：200mです
シ野郎：へぇ、に……えっ！？　200！？　ほほ本当ですか！？
ティー：いやぁ、驚きますよねぇ。ふふふふ
　　　『ジェットバースト』という新技術を採用しています
シ野郎：他社への優位性となる、御社のコア技術となりそう
　　　　ですね。どんな技術なのか、是非ご紹介頂けますか？
ティー：あはは、そんなにせかさないでくださいよう　　　
　　　　まぁ、単純なシステムです
　　　　はじめにガソリンをルアーに充填します
　　　　キャスト直後、衝撃により点火し――
















ティー：ジェット噴射しつつ、巡行形態へと変形
　　　　恐ろしい加速と、安定した弾道軌道が……
シ野郎：ちょちょ、ちょっと待ってください！？
　　　　ガソリンを使うんですか！？　爆発しそうというか、
　　　　安全面はその、大丈夫なのでしょうか？
ティー：ガソリンなんて、草刈り機でもふつうに使いますよね
　　　　ウェイト兼用のチャンバーは、鋭意、改良中です
　　　　まぁ、加速後に人に当たったら、ちょっとアレですが
シ野郎：は、はぁ……そういえば飛距離はどうやって調整を？
　　　　200mだと、飛びすぎの場所も多いと思われますが
ティー：えっ？
シ野郎：え？
ティー：……
シ野郎：……
ティー：…………
シ野郎：あっ、では、今までの釣果を紹介して頂けましたら
ティー：はぁ！？
シ野郎：えっ！？
ティー：あっ、いやなんでも……で、では……こんな写真とか













シ野郎：テストの様子ですね。OKサインということは、
　　　　良好な結果だったのでしょうか？
ティー：いやその……０匹、ということでして
シ野郎：アハハ、そういうこともありますよね
　　　　では、今まで釣れた魚を紹介して頂けましたら
ティー：よし、お客様のお帰りだ！　
シ野郎：えっ、あっちょっと！？　うわぁあああ～……