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釣果情報はアテになるのか?

平日にひっそり出撃すると先行者。

「平日のこんな時間に…暇な人だな」

と思っていると、同じく有給休暇の釣友氏でした。笑
釣ってもらいたいので場所移動を提案。しかし準備が遅い…待ち切れずにジャーキングで。



釣友氏もランディングの瞬間には立ち合えました…汗

小雨がチラホラな日。本来ならトップウォータープラグで釣れるタイミングでしたが、叶わずミノーのジャーキングがベスト。ほとんど流れが無い場所で、ドリフトは論外、ただ巻きで口を使わせるなら小振りなプラグがせいぜい。ただし、小振りなプラグは針が掛からず警戒だけさせる可能性もありますし、喰わせのキッカケが無いまま魚をポイントから離してしまう可能性もあります。

ジャーキングで口を使わせるにしてもステイさせるレンジがキモで、例え同じルアーをダート〜ステイさせても、留まらせるレンジをコントロール出来ないと厳しいと思えました。
ステイのレンジコントロールはかなり重要です。自分はそれこそがジャーキングの「核」であると考えています。

ダートさせるレンジも勿論コントロールしますし、ルアーの選定、更にはルアーカラーに合わせて…などなど、色々と考えて誘っているのです。

さて、こういう釣果情報がアテになるかと言えば…どうでしょうか…。



巷にはSNS等で様々な釣果情報が挙げられている訳です。まぁ人によっては時間や日にちをズラしたり、警戒心の高い個体(笑)はそもそも情報をオープンにしていなかったり。

万が一、その釣果がリアルタイムだとします。
そもそも、その魚がどういう魚であるか?という事が非常に重要になって来ます。
回遊の個体か?それとも限られた狭いエリア内だけを動く居着きか?
回遊だとするなら群れの数は多いのか?少ないのか?
居着きであれば釣れたタイミングは?など。


釣果をアップしている人の釣りを一度でも見た事があるなら情報としてはかなり有益になります。じっくり見なくても1〜2投見れば分かりますし、立ち位置を見るだけで分かるかもしれない。
その人の釣りを見れば逆算も出来る様になります。つまり、その人が釣果をアップする日も分かったりします。出勤(出撃)が定刻でタイドエリアの釣りであれば十中八九当たります。一応、書いておくと自分はプラッガーなのでワームの釣果は予測出来ません。笑


どういう魚が釣れたのか理解出来たのなら、後はその釣りを体現するだけです。同じ事が出来るのであれば、周年通して考えれば同じだけの数が釣れる筈です。それ以上が出来るなら釣果情報をアップした人より多くの魚が釣れます。

ベテランになると経験の数が違います。だから、些細な話から釣果を挙げる事が出来ます。色々とあるんじゃないかな?とは思いますが、馬鹿げた話なので自分は絶対にそんな事はやらないです。周りの人間は知っていますが、むしろ「釣果は教えないでくれ」と言います。欲をかかずに1〜2匹程度で良いなら釣果情報はむしろ聞かない方が良い、まであります。


「自分の釣りで釣れる魚を探す」


ここまで読んで頂ければお分かりの様に、色々な釣りが出来る人であれば他人の釣果情報は有益になります。ただ、ソレが出来る人であれば他人の釣果情報なんて必要無くなるかとは思うのですが。笑

釣り…アプローチに対する誤解があると勘違いし易いです。例えばトップウォータープラグ、ビッグベイト、ジャーキングです。
その三つに対しては「活性が高いから、魚が多いから釣れる」と誤認識している人が多い気はしますが、どのアプローチも「釣る為の手段」です。

もし周りに「ジャーキングはドリフトより釣れる」だとか「ドリフトはジャーキングより釣れる」と言う人が居るのであれば、絶対に信用してはいけません。爆
どちらの釣りも適材適所であり、どちらの釣りも同じ様に釣れる訳です。ただ、自分の様なジャーク・ジャンキーはジャーキングが最も有効である状況下に好んで行きますので、ジャーキングの方が釣れる数は多いです。笑


「自分と釣り場、タイミングが被る人はジャーク・ジャンキーか初心者」


20年来の知人達は自分が釣ってもその場所には行きません。時間の無駄だからです。
それぞれがゴーイング・マイウェイで、自分の釣りで釣れる魚を釣っています。
もう一つ…魚数の少ない河川の「釣れた」は「釣られた」になります。特にリリースが上手い人だと釣れた魚が元の場所に居座ってしばらく釣れなかったりもします。ポイントは被らない様にするのが賢い選択であったりします。


誰にとっても有益な情報があったりはします。群れの数自体が多く、回遊が見込まれる場所での釣果情報です。
ただ、そういった場所は激戦区で回遊の2〜3時間前からエントリーしなくてはならなかったり…まぁ大抵は独身貴族の独壇場です。笑


「釣れてるからあそこは魚が入ってる」


自分が通う数河川で言うならそもそもこの「魚が入ってる」という表現がそもそもの間違い。釣っている人は元旦から(爆)ずっと釣っていますし、情報だけを追っている人はずっと釣れていません。

ただ、イージーではないです。何かを求めて結果を得ようとするなら代償は必要です。代償を払った分、その後には快楽が待っている訳ですが。笑



釣果情報はアテになるのか?
ある程度やっている人は意味のない事だと分かっていると思いますが、初心者の頃はどうしても釣られてしまうと思います。

実は殆どの場合、意味の無い事。

「殆どの場合」です、全てではありません。


そう言えば「ジャーキング」というと幅が広過ぎるので「ダート」の話ですが、ダートを「口を使わせる為の要素」と捉えるか、「ステイで喰わせる為の演出」として捉えるかでだいぶ話が変わって来ます。

因みにどちらも正解で、状況次第だと思います。

自分の経験だとステイで喰わせるのはピンポイント、ジャーク&ジャークはある程度広範囲、という印象です。あくまでも印象です。爆


「手軽に」という時代ですが、手軽に釣れるという事は誰でも釣れる=魚数が少ない地域は既に釣られてしまう、という図式が成り立ちます。

情報戦が繰り広げられる中で釣りを楽しむなら…結局は腕前を上げるか、釣り中心の生活をするか、です。


では。




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