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自分はいつまで愚者側なのか?(1)

賢者は歴史に学び愚者は経験に学ぶ




電話で「ボイルしまくってます」という連絡が入った。まぁ聞いたからと言って行く訳では無いので「わざわざ報告してくるとは…俺は日記帳か?」と。爆

結果的に釣れなかった様子。
この電話をくれた子、釣りの頻度が激減していた事もあるけれど余りにも魚が釣れなさ過ぎて若干、メンタルがやられている様子。

日に日に弱くなる声色を聞いて流石に見兼ねた。
とりあえず保険?の1匹を釣り上げた後に某ポイントへ向かう。


タックルボックス内はビッグベイトオンリー。
他県の釣り人が見ると魚影の少なさに驚かれる(笑)、そんな地方から自信を持ってオススメしたいのが…

どシャロー狙い。

膝水深じゃあ深過ぎる、ギリギリ立ち込むならスネ水深、出来れば踝(くるぶし)がベスト。
何処の河川にもある緩やかなカケ上がり、潮位変動で葦が水に浸かる。

ポイントの条件としてはたったコレだけ。
水に浸かる葦はイナっ子の隠れ蓑となり安定したベイト量を約束する、緩やかなカケ上がりは水深の「壁」となりバイトを誘う。
イナっ子が安定して住み着くので…おっとそうだ、近くに鱸が干潮時でも身を隠せる深場がある事も重要。ベイトが安定して居て自らの安全も確保出来る場所は河川内での生活リズムを築く上で充分な理由になる。



さて、本来なら行く必要は無いんですが…釣れないと言ってるアングラー、自分の長男次男とオンラインゲームでいつも遊んでくれている。何かお礼を、という意味で。

条件的にはイマイチ弱いが先ずは黒鯛。


ストリームデーモン160。

まぁ狙いは鱸なので…少し下流に移動して水面のナチュラルドリフトでボシュっ!と出るが乗らず。そう言えば…



自分はいつまで愚者以下の選択をするのか?調子良く釣れ続けているだけにこういう部分が適当になってしまう。


歴史に学ぶってのも中々に難しい。フックのチェック、幾らでも目にしたり聞いたりする話だが、単純な事を常にやり続ける難しさ。

ただ、充分に刺激にはなった様子だった。
「そっちはビッグベイトで釣れて羨ましいですね」といつも言われていたが、蓋を開けてみればただ投げていなかっただけ。
他に釣れていない理由は…新月の暗闇に白い服はNG、長袖なのは合格だが、携帯はバイブにしてないしLINEが来たらポイントでそのまま見てしまうのも厳禁。ルアー交換で後ろを向うが灯りを点けた時点で魚には丸見え、後ろを向く意味なんて全く無い。

「それだったら前を向いたままで良いじゃん。笑」

対岸で点灯したライト、丸見えでしょ?どシャローに差してる魚は絶対にソレを見逃さない。


その証拠に次の釣行で…



あれ?ビッグベイトは?と思ったが「5ヶ月振りのシーバスです!」と言われたら何も言えやしない。笑

確かに自分も一昔前に魚を釣りたければビッグベイトを投げようとは思わなかった。だが、ビッグベイトで楽に釣れる状況を知ってしまうとむしろ9cmクラスを投げようとは思えない。


ストリームデーモン170J。

何やら何処ぞの海岸で流行っているらしいカラー、マットマレット。
確かに「見え方」が良い感じ。朝の空気が白っぽい時間帯や夕方の空気が白くなるタイミング。水面直下という事も有り雲や空気と馴染んで見切られ辛い。更に暗くなった瞬間にスイッチが入る個体にはパールが際立つ、と。

(愚者側なのは間違いないけどルアーカラーに対しては賢者側。)



そもそもの鱸の数、ベイトの量、空の色や明るさ、水の色、時間帯…やはり競争の原理が働くかどうか?(鱸の数に直結)は重要かと想像しています。
そして魚数が少ないであろうホームエリアで安定した釣果を出せない人はルアーカラーを揃えていない。

あくまでも主観ですが、見ていて凄く違和感を感じます。まぁ人ひとりの感覚なので悪しからず。


さて、次の釣行で彼はルアーカラーを揃えようと心に誓った…はず?


続きます。


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