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探る為のベイトタックル+ビッグベイト

丸3ヶ月、竿を振らないという狂行。



60半ば。ストリームデーモン170J。

それでも例年通り?なおかげで直ぐに魚を顔は見られました。
1投目からヒットしてくれたのは嬉しい誤算。久しぶり過ぎてドラグを締めるのを忘れてましたが。汗


この日は夕方に東京のアングラーさんと。ひと通り攻めてもらった後のフォローに自分がビッグベイトで。


71cm。同じくストリームデーモン170J。

せっかくスピニング欲を出す為にエアリティを買ったのに…でも時期的に(ホームエリアでは)ベイトタックルの方が釣り易い時期なので良しとします…。





「音」は大気の気温が下がると遠くまで響く性質がある。そして夏は静かな夜が多く、風が「音」を掻き消してくれない。

「対岸のアングラーに気付かれている様なら魚なんてとっくに気付いているよ」とは良く言ったモノで。



気圧が不安定な日も多く、10年前に比べれば遥かに釣り易くなっている昨今の夏の夜。それでも安定した釣果を出しているか一見…いや、一聴出来る時期。

20年くらい前、ホームエリアではベイトタックルでシーバスを釣っている人が多かった。鱸は他の魚種を狙う中での外道で、専門的に狙うターゲットではなかった。
それでも余りに釣れてくれるので本格的に狙いたくなるのが釣り人の性。

「本格的に狙うならスピニングタックルだよね」

…といざ始めてみるとことごとく釣果が落ちて行った。


何の事かと思われる方も居るかもしれないが、ホームエリアは潮位変動が小さな地域、そして変化に乏しいといった特徴がある。
その上、時期的にも鱸は葦際に追い込んだり潜んだりしてイナっ子を捕食。つまり岸に近いエリアで捕食行動に出ている。
沖に居ない訳ではないのだけれど、実は特定のタイミングで岸に近付きたがっている鱸が居る事を気付いていない人も多かったりする。


風の無い静かな夜に甲高いロッドの風切り音がしていて、岸に近付こうとする鱸が居るだろうか?
少なからずは居るのだけれど、答えとしては「そんな呑気な鱸は少ない」では?(厳密に言えば特定の時間からは多くなるとは感じるが)

河川に入り込んだ鱸はある程度、規則的な行動をする。その行動パターンをしっかりと把握出来ているだろうか?

それを理解する為の手助けになってくれるのが…



夏の夜のベイトタックル+ビッグベイト。

ビッグベイトはどうなの?と思われる方も居るかもしれませんが、着水音の音質を適材適所で選ぶ事が出来れば寧ろ魚を集める効果すらある。

例えば増水、堰、流れ込み周りだけ…と使う場所や条件を特定している方、居ませんか?
いやいや…それだけではありません。捕食されているのは9cmにも満たないイナ。しっかりとタイミングと条件を重ねれば…


74cm。ストリームデーモン170J。

両サイドのアングラーが驚く程の捕食音、パコーン!

ルアーが呼び水であり、ベイトタックルはそれを阻害しない。挙げ句の果てに釣れたのはビッグベイトのみ、正直言えば「小学生が投げても釣れたよ。」

ただし、ビッグベイトだからこそ。
理由は簡単、「ビッグベイトが一番、楽に釣れるから」です。条件が揃っていれば当たり前ですね。






中々にゴキゲンなルアーです。
寄せる音と喰わせる音、万能ではないけれどハマらせればあっという間に魚を連れて来てくれる。この日も「今なら釣れる」と宣言してから2投目、本当にあっという間。



静かな夜に水に浸かり、ベイトリールのクラッチ音を邪魔に感じる様であれば…鱸は貴方の存在に気付いていません。

ありのままの行動パターンを把握する為にも、そしてその1匹を手繰り寄せる為にも。
夏の夜のベイトタックル+ビッグベイト、オススメです。


では。

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