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ハクが教えてくれる事

H君にとって今年初の鱸までの話。

道中のドタバタ感がハンパなかった。
最初に案内したポイントもボイルがチラホラと見かけられた。そんな中で全てを撃ってもらったが、精度が低くボイルを止めてしまう。

この「精度が低い」がピンと来ない様子だった。

確かに以前、この話をした時に「え?キャスト精度って事ですか?」と答えていた。ただ、ピンと来ない理由も思い当たってはいた。

ハク付きのデイゲーム経験が少ない…。



ハクが浮いている理由は何だろうか?自分は「水中からの脅威を感じている為」だと考えています。

そのハクを沈めてしまうという事は「釣り人が水中の脅威に対してプレッシャーを与えてしまったから」だと思うのです。

ハクも空中からの脅威(鳥)を押してまで水面まで逃れ様とする訳ですので、その水中の脅威が居なくなれば(警戒モードに入ってしまえば)安心して水中に潜る訳です。

勿論、全ては自分の推測に過ぎない。

ただ、しっかりと釣る人はハクやフィールドの状況を監査しながら釣りをしているのに対し、あまり釣れない人は釣る事に集中し過ぎて周りの状況を見ていない人が多い傾向にある。



特に回遊ではなく居着きを釣る際は、魚の状況をいち早く察知する必要がある。

ポイントを痛め過ぎては二度と復活はしない。
例えばマズメなど。時間が経つにつれてどんどん条件が悪くなって行くのだから…。


丁度良さげな釣行があった。釣り場に到着してから18投目に派手にバラすまでの過程。

1投目はトップウォータープラグをキャストした。
2〜3投目はジャーキング。
4〜6投目はルアーを替えてジャーキング。

ここまではスピニングタックルを使っていたのだが…



「あ、こりゃスピニングタックルは駄目だ」と感じてベイトタックルへ。



7〜8投目もジャーキング。
実はこの時点で「ポイントを痛めてしまったかも?」と諦め始めていた。
カンフル剤という訳ではないが、9〜11投目は11cmのダーターを投入。しかし思った様な効果は得られず。
12投目からは状況を復活させる事に努めた。その為のルアーを選んで投げ続けた18投目。



パッカ〜ン!からのスッポ〜ン!フックサイズの割に魚がデカ過ぎた。笑
まぁそれも含めての釣り。この日はもう竿を振るつもりは無かったが、冒頭のH君から電話が来た。

3カ所目に何処に連れて行くか悩んだ。悩んだ挙句、飛びっきりの「川鱸ポイント」へ。そして今年初の鱸を釣ってくれた。





本人も言っている通り写真のセンスゼロ!の60半ば。

このH君、ウチの子供達とオンラインゲームで遊んでくれたりと、とにかく自分は釣ってもらいたかった。
不覚にも涙腺が緩んだ。爆笑


H君の子供はまだ保育園。ハク付きのデイゲームなんてやれる時間が無い。笑

まぁ…そりゃあそうですよね…。

もし時間がある人は今の内にハクの動向を意識しながら通うエリアなりの、自分なりのロジックを組み上げると良いかもしれません。
時間の無い方は…ホームエリアで安定して釣り続ける人の話に耳を傾けてみるのも良いかもしれません。

眉唾だろうとも釣り続けている人は何かが見えている筈。

ハクは色々な事を教えてくれるのです。

では。


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