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ブローウィンの凄いところ

ブローウィン140S。




「ジャーキング」という言葉を再び今の時代に呼び戻した立役者。
昔から釣りをしている人は「ジャーキングと言えばミラクルワークス」みたいなイメージがあるのではないでしょうか?そのジャーキングは「ミラクルジャーク」と呼ばれ、未だにファンも多い。

全盛期にやっと釣り竿を持った程度の自分に当時の熱量など計り知れないが、周りに何人か所有者が居たり当時にジャンキースティックを使っていた某メーカーの社長さんの話を聴いたりなどで色々と想像は出来る。


簡単じゃない。


ルアーを自在に操作するだけでも大抵は挫折するのだけれど、実はルアーを自在に操るというのは鱸を釣る上で「初歩のしょ」で、子供の頃に見ていた小魚の動きを頼りに、そこからやり続ける事で鱸に教えてもらい、更には鱸への聞き方を覚えて行き、鱸との勝負を楽しめる様になる。


「ジャークとか教えてコピーを作ってるだけ」

…以前にそう言われた事があったが、例え「動作」を教えたところでそこは先述した通りこの手のジャーキングでは「初歩のしょ」だ。挙げ句の果てには同じ場所で同じルアーを使っても鱸に合わせられるかどうかで人によって釣果が大きく変わる。先の長い中で「初歩のしょ」を教えたところで、大した意味はない。




だが、ブローウィンの「ジャーキングメソッド」は話が別。


メソッドとは「「目的を達成する為に決められたやり方。方法や方式」という意味。
正しくブローウィンはジャーキング「メソッド」じゃん!

勿論、使い方によって釣果の差は出る筈だが、要はそのルアーとアングラーのバランス感の問題で作り手側の範疇で魚を釣るのか、それともアングラー側が作り手側の範疇から更に昇華させるねか、という話。
リップの付いているミノーは作り手側の範疇が大きくなる。つまりは操作する上で個人差が出づらいという事になる。
中にはね〜、居るんですよね〜「作り手側の範疇が大きいのは嫌だ」という方。分かりますよー、自分もハッキリ言って「50対50」が好きなので。

ただやっぱりね〜、「メソッド」となると…





ブルーブルーの松本さんは淡々とやり続けてらっしゃる。凄いですよね、長い間ずっとですもん。

動画の概要欄には松本さんのインスタのURLがある。
ありますよ〜、「淡々と」ジャーキングする手元の動画が。


やはりやり続けるというのは…並大抵の事じゃない。





話は変わり、ジャーキングに於ける足場の高さとロッドの話を少し。

ジャーキングはロッドとラインの角度で伝わるパワーが変わる。
90度ではロッドのバッド部からティップ部まで全体的に負荷が掛かり、ルアーに強いパワーが伝えられるし、角度が大きくなれば負荷が掛かる中心はティップ部側に寄って行く。角度が大きいと伝わるパワーは弱くなるが、逆に柔らかくパワーを伝えられるとも言える。

ジャーキングで入力する方向は下、横、上と様々で、やり様によっては(出来る範囲で)何とでもなるが、そういった意味でも「専用ロッド」があるブローウィンは強い。






港湾エリア、堤防、ウェーディングでは入力の方向を変えれば自在に操る事が出来る長さ。
自分は先日、510なんて短いロッドを買ったのだけれど、あくまでも「ウェーディング専用」だ。陸っぱりではラインとロッドの角度が大きくなり易く、LHという表記通りに柔らかな入力は可能だが、強いパワーは伝え辛くなる。
陸っぱりであると短いロッドの場合はロッド全体で入力するよりはベリーからティップで入力する事もあるので、自分はロッドを使い分けるのだが…やはり面倒くさいでしょ?笑

専用ロッドがあり、誰でも取っ付きやすく、「ジャーキング」という言葉を世に知らしめたブローウィンや松本さんの功績は大きいのだ。


今年、某ポイントで会った若者達が色々と教えてくれた。「オープンエリアはジャーキングが良いですよ」とか。汗笑
こんな地方でも普通に使われる言葉になっているのには驚いた。やっぱり凄いなぁ…。



とは言えそれだけに留まらないのがジャーキング。
ルアーのタイプによっては全く参考にならないロッドワークもあったりする。

次回は本当に参考にならないジャーキングの話。泣。



本当に参考にならねぇ。爆






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