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有頂天@伝助

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入らない事も吉。

ポイントはスネくらいまで干上がっていた。

出来れば避けたいタイミングだ。とにかく歩く事に神経を使う。

何とかプレッシャーを与えずにエントリー成功。無風なのでベイトタックル一択な状況で、思惑通りに70クラスを2匹。


(テ、テールが消えた…)



魚だけではなく人も寄って来た。

(大丈夫か?歩けるのか?)

…というか歩ける筈がない。歩けないからポイントとして見出せていない訳だし。

予想通りに水を掻き鳴らし(そのまんま「掻い」ていた)、挙げ句の果てにはご丁寧にライトを点けていても転びそうになる。


「隣で投げて良いですか?」と聞かれたが、答えはYESな筈がない。見渡す限り3人しか居ないんだからわざわざ密集する必要なんて…ねぇ?

丁重にお断りしたが、自分の言う事なんて聞く必要はない。とりあえず「はぁ?」と捨て台詞を吐いて居なくなってはくれたので一安心。

ただ、流石にザブザブやられて生命感は無くなったので撤収する事にした。




4釣行で3回、似たような事があった。
流石に馬鹿げるので日にちを空けて、アゲアゲな気分になってから釣りに。

タイド上では満潮から干潮まで40cm動く潮。明暗なんて撃つ気はゼロ。暗闇に紛れながら、どシャローを目指す。

ウェーダーは履いていたが陸っぱりからやる事にした。直感的に水に入るのはマズい。

無風の中、静かにルアーをドリフトさせる。15分くらい経った頃、水柱と共にルアーが吸い込まれてランカー。



魚のコンディションを予想してポイントは決めた。60クラスは敢えて狙わなかった事が吉と出た。




ついつい入りたくなるが、水の中を歩くのは気を使って疲れる。出来れば楽はしたい。


玉石のボトムであれば石を動かさない歩き方。浅い場所と深い場所であれば浮力を武器にする為に深めな場所を歩く。


基本と言えば基本。だが、やはり疲れる。爆




自分も初心者の頃は「ウェーディングすれば釣れるんじゃないか?」と淡い期待を寄せていた。ところがいざウェーディングしてみると、思った様なサイズは釣れずに群れで居るサイズばかりが釣れた。

陸っぱりの方がアドバンテージがある事に気付く。だからこそ浸かり続ける事にもなる訳だが、場所や状況、更には捕食対象によっては水の中に入らない方が良い場合がある。


ルアーの軌道もそうだ。水面より高い位置に立っていればナチュラルにレンジが上がり、結果的に魚も口を使い易くなる。ウェーディングしているとアングラーの近くにならなければ同じ事はやり辛くなるし、何とかしようとすれば技術も必要になる。



そもそも…(水の中を)まともに歩ける人は少ない。


永い年月をかけてホームエリアの鱸のコンディションを理解したとする。60クラスで楽しむのか、それとも秋はデカい魚しか狙わないのか…どちらにせよ最後は些細な事にも注意しなければならなくなる。
「風の弱い日が苦手」という人は全ての「音」に対するケアが圧倒的に不足している筈だ。


映像で記憶してしまうのは危険。そうなってくれればドラマティックではあるが、大抵はそうはいかない。

タイド的に特徴があるからこそ、地域なりのアプローチを求める。釣り易くなる23時以降や低気圧に頼るなんて論外。サイズの違いは何処の河川でも明確、80クラスまでなら何処にでも居ます!



さて、シンペンではプレッシャーになってしまう状況下。「スレた時はシンペン」なんてネットの戯言、水面を割れさせている人は当たり前に知っている事。

入り過ぎずに、シャローを大切に。

そろそろハイシーズンが始まりそうな予感。


では。



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