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適したギア比を(1)

ビッグペンシルの釣りが流行っておりますが…



スーパーサミーとヒュージペンシル。

スーパーサミーは流石、大分のさだむ氏御用達だけあって色々と選ばずに使い易い。
ヒュージペンシルは…「うん、リールを買わないとギア比が合ってないわ」と使っていないので未だに綺麗なモンです。頑張ればなんとかはなるんですけどね、頑張るのが苦痛なお歳頃。汗

そういえば若い子が以前、「メガドッグの練習しないと」と言っていました。
最初、聞いた時は「(ん?ドッグウォークが出来ないのか?)」と思いましたが、使いたい状況下でリールのギア比が合ってないんでしょうね。

河川というフィールドには「流れ」があるので、ルアーを操作するのに便利と言えば便利。
下流側にキャストすれば足りないギア比(巻き取り量)を流れが補ってくれ、ギア比(巻き取り量)が多過ぎる場合は上流側にキャストすれば良い。
言葉だけ聞いても「?」だと思うので、とりあえず日中に河川へ行って色々と試してみで下さい。




トップウォータープラグは視認できるので分かり易いですが、水中にあるミノーも当然同じ。やはりそのミノーに合った(やり易い)ギア比やリールの巻き取り量があり、同じ様に流れも関係してきます。

基本的にはただ巻きの動きがタイトなミノーは高いギア比が合う傾向です。
ルアーの形状やウェイトの位置等で変わると思うのですが、見た目で分かる部分(リップの形状やアイの位置など)だけでは無いので、ミノーの場合も実践してみるのが一番。

今の時代に「ジャーキング」という言葉を広めたブローウィン140sは、確か松本さんがシマノ4000番ノーマルギア、村岡さんがダイワ4000番ノーマルギア、高橋さんがシマノ4000番ハイギア。
もし河川で3人がワンピッチジャークを同じ立ち位置でやるならば、高橋さんは他の2人より僅かだけ上流にキャストするかもしれません。(流れがラインスラッグを多く作り出して巻き取り量が丁度良くなります)

狙った位置にルアーを落とせないとジャーキングはままならない事も多く、もし狙いよりズレてしまったら入力方法などで調整が必要になります。





ここまでは「人間の都合」的な話ですが、魚からするとどうでしょうか?
個人的な考えですが、鱸は河川内に住み着くとそのエリアの流れに適応した体型になると思っています。

例えば瀬に住む鱸。(秋は別として)気圧で太い魚が乗る事もありますが、基本的には流れを受け流し易いスリムな体とそれに似合わない太い尻尾。ニゴイに近い体型の魚も居る。
流れの溜まりに留まるイナの群れを強烈に襲う個体は瞬発力が求められるからか筋肉質。

地域によって干満差も違います。自分のエリアは夏の夜ともなると満潮から干潮まで20cmしか動かなかったり。

住処を決めたら流れの強さや餌に合わせて順応して行く。一般的に釣り辛いとされる9月は昼の潮と夜の潮の切り替わりでもあり、鱸もそういった環境の変化に適応し切れないのでは?と。
人間も季節の切り替わりに体調を崩したりしますし。


干満差が少ない地域、夏の夜も安定して釣りたい。
何となく始めたジャーキングですが、今では理に適っていると思えます。



LT2500。

慣れ云々よりも、流れが殆ど無い中で口を使う鱸とルアーはただ巻きで人間が良いと思える泳ぎを演出する為の形状やウェイトバランスである事。



様々加味してもベストマッチです。

水と喧嘩させずスライドを自在に操り、レンジコントロールすらも容易。





以前の動画ですが水深は10cm。これだけあればボトムに当てる事無く左右にスライドさせられる。
トップの代わりになるので楽なんですが、そこじゃない。

例えばワンキャストの中でのレンジコントロール。
イナっ子が多いところではイナより僅かに下を泳がせ、イナっ子が薄くなる場所はイナと同じレンジを。
回収間際のカケ上がりではボトムを壁にする為にMAXレンジまで潜らせる。
自分はワンキャストの中でレンジを意識してコントロールしてます。

因みに周りでジャーキングをしている連中でハイギアリールを使う人間はゼロ。傾向もしっかり出まして…





70cm前後組と70cm後半組が居ますが、後半組が釣って来るルアーは大抵同じ。ランドラゴとかアイボーン118とかです。
適当にルアーだけ教えたら後は放っておく(爆)んですが、それぞれが違う場所で釣りをしているのに面白いです。まぁ自分達は魚の情報とかを教えたりしないんで、どういう状況なのかは分かりませんが。





「今日はどんな釣りをしようか…」

申し訳ないけど1匹は釣らせてもらいます。だから1カ所目の場所選びは大事と言えば大事。

適当に家を出てタイドグラフを確認してエントリー。

潮が動いていないタイミングであればシメたもんです。酷いくらいに出たとこ勝負ですが、秋という季節とジャーキングは気軽に釣りを楽しませてくれる。




どのサイズが動いているかは魚のご機嫌次第。
だからそんな事はどうでも良くて、口を使うまでの駆け引きを楽しむ。




シマノでは70cm前半の巻き取り量が無くなってしまいましたね。笑
シマノ組は使っているリールが壊れたらダイワに転向するそうです。

まぁ、このままだとダイワも無くなりそうですが、自分は…



ベイトタックルに移行するので大丈夫。




近寄って来て同じ様に竿を動かし始めても…釣れないんだなぁ…ルアーとギア比が鱸と状況に合ってない。



道具は使い分けて楽しめば良いのに…ねぇ?


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