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エルドール115Fを使ったジャーキングU字メソッド

先日、新しいルアーのスイムチェックに近所の池に行くと先行者が。流石に気が引けたので一言、声を掛けると快く入らせてくれた。

暫くすると先行者さんがヒット。写真を撮りたい様子だったのでカメラマンをする事に。
ただ、一枚撮った時に…ん?何か撮られ慣れしてるぞ⁈聞いてみるとメガバスのプロスタッフだそうだ。



感じの良い子で話に華が咲いた。因みに、感じの良い子でないとあまり声を掛けないのが自分だ。爆

メガバスのプロスタッフ、石田さんのインスタもチェックしてみて下さい。あまりの釣れっぷりにバス釣りをやりたくなりましたよ。笑
因みにシーバスでは大野ゆうきプロのファンらしい。


開発に在籍していた事もあったそうで、やはりルアーが好きな人は釣りを良く知っている…との事。
日中にルアーのアクションチェックをする人としない人で釣り(アプローチ)が違うのも当然と言えば当然か?


シーバスアングラーが最初に覚えるテクニックがドリフトやU字ターン。やはり視覚から得られる情報量は膨大で、日中にルアーの軌道を見ている内に身体がタックルに伝わる情報を記憶し、知らず知らずのうちに暗所でも狙った場所でUターンさせられる様になる。

ただ、やればやる程にドリフトだけでは限界も感じる訳で。



分かり辛いですが、赤い円の中の白い点がルアー。
そのままただ巻くだけでは黒い矢印の通りの軌道になってしまうのだけれど…




「ジャーキングはリアクション狙い」と思われている方も多いのではないでしょうか?
個人的にはそればかりではなく、ドリフトの中で行うジャークはラインの変形を意図して作り出す意味合いもある。





鋭角なU字を描くにはラインを相当、流さなければならない。しかもアングラーから離れれば離れる程にいくらラインを流しても、いくらラインメンディングを行っても不可能になる。

「し」の字にターンさせたければ狙う場所の出来るだけ上流に立たなければならないのだけれど、そもそもソコに立てるかは分からない。

メジャーポイントなどで人が立ち並び、U字を描くスペースが確保出来ない、よしんばU字を描けたとしてもそこは下流のアングラーがルアーを着水させる場所で、せっかく着いて来てくれたかもしれないシーバスが逃げてしまう、など。


一回のジャークを行う事でラインが変形し、跳んだルアーから先行したラインはルアーにU字を描かせる。

限られたスペースの中、周りがドリフトしかさせられない中で、自分だけがU字を描く事が出来る。


ルアーはAPIAエルドール115F。



水を斬り裂くヘッド形状が様々な軌道を描くドリフトを可能にする。ジャーキングはジャーキング、ドリフトはドリフト、と別に考えてしまってはこのルアーの性能は活かし切れない。

因みに…ワンジャークの後の再始動は必ずただ巻きにしなければ意味が無いのでご注意を。



この場合のワンジャークはラインの変形が狙い。変形し、先行してくれたラインを次のジャークでまた変形させては意味がない。
ワンジャークで充分は変形を作り出した後は、そのラインの軌道にルアーを乗せる。だからU字を描ける。


エルドールは使い勝手の良いルアーだが、いまいちピンと来ない人も居るのでは?

「あぁ、飛んでくれるけどルアーがどう動いているのか分からん」

そうそう、良く飛んでくれるんですよね〜…って部分も動画に収めようと8フィートクラスにヴァンキッシュをセットして川に行ったんだが、、、着水点が遠くて映らなかった、、、汗。

という事で逆に手持ちで一番、飛距離の出ないタックルを使った。




ジャーキング専用タックルなので飛距離を求めるのはナンセンスな話。

7.3フィート、LT2500(ラインは少なめ)、PEは1号。
巻き取り量が少ないのは「そうなってしまった」のではなくて好きなルアーに合わせてですので悪しからず。爆

それでも必要最低限の飛距離が出てくれるのが最近のミノー達。



特にアイボーン118Fとエルドールは使い勝手が良い。一見、似ている二つだが、性能は全く違う。ドリフトの釣りに於いてはどちらが良い悪いではなくて、どちらも必要なマスターピース過ぎる存在だ。


、、、という事で説明不足なログの補足。



「ジャーキングでU字の軌道変化なんて、普通でしょ?」って方は観る必要は無いかと。逆にもし、やった事が無いなら一度は観て頂きたい。

ハッキリ言って釣果は断然、上がる。


いつも同じ場所に立って同じ場所に投げて同じ場所でヒットする。

「いつもあそこだから根か何かあるんじゃないか?」

本当にそうだろうか?ただ着いて来てくれてU字を描いたから口を使っただけではないか?

ドリフトで周りより釣りたければジャークは必須だ。



最後に少しだけ補足。
ジャーキングでラインを変形させるには事前にある程度のラインの弛みが必要。つまり、近場で試そうとしても大きな変形は作り出せない。
しっかりと離れた距離で、そして出来るのであればウェーディングをお勧めしたい。(陸っぱりで出来ない訳ではない)
そのせいもあってルアーの動きを撮るのに苦労しました…。

もう一つ…今までエルドールをナチュラルドリフトで使っていた人が懸念するのは「音」ではないかと。
ナチュラルドリフト「気味」ではなくナチュラルドリフトの強み?は音が限りなく少なくなる事。
ジャーキングをすると、どうしても音が出てしまう。なので着水で意識をさせていた場所よりは少し離した場所に着水させたり(ジャーク時の音でルアーを意識させるイメージ)、風が強い日に試してもらうと良いかも?エルドールの音質は割と良いとは思ってます。


あくまでも主観の話。

では。


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