【SandWalker】バイクのサイドバッグを作る　クラフトネタ

１２月から忙しかった仕事もようやく目処が立ちつつあります。

忙しいのには変わりないけどゴールが見えつつある、そんな感じです♪

そんでそんで、今日は久しぶりにクラフトネタ。物作りネタです。

昨年末にオートバイなるマシーンを中古で買いまして、２０年ぶりのマニュアルバイクで弄り回すのが楽しくてしょうがない今日この頃です♪

さてそんなバイクではありますが、ちょっとした物入れが欲しいなぁとサイドバックを自作しました。

仕事から帰って家の事を終えた後の時間や休みの日のおウチ時間でちょこちょこ作る、そんな感じで最近を過ごしています。

■ バイクにサイドバックを作るその１ ■

設計図やコレといった見本もなく、なんとなくの感覚や現物アワセや工夫で自由に作っていくのが好きなので今回もそのように作っていきます♪

今回のバッグの素材は革。ハンドメイドナイフのシース（鞘）に使う革で作っていきます。

４ｍｍ厚の牛のヌメ革です。普通に購入するとかなり高額ですが、以前ＭＡＸサイズ（１頭ぶん）を纏めて購入したのでかなり割安なのでふんだん使えます。

まずは素材を切り出していきます。

縦９０ｃｍ横３３ｃｍ・・だっけかな？今回作るバッグは、前・底・背面・天蓋・前蓋を１枚で、そこに側面の部材を縫い付ける巻きタイプ（←こういう言い方をするのかはわかりません）のバッグを作る予定なので長い革が必要になります。

カットした革を縫っていくラインを削ります。前回の友人美容師のシザーバッグ同様、今回もナイフのシースを作る技法？で作っていくので糸が太いんです。
その糸が革に対して出っ張らないように予め縫うラインを凹ませるんです。

革の角を落としていきます。断面を擦って整えるんですがその時に角を取っておかないと角だけピロピロっと伸びたようになっちゃうので角を取ります。

革を染めていきます。
全部を均一に染めたい時はビニール袋に染色剤を入れて浸け込むと色ムラ少なく染められます（刺身の漬けみたいな感じね）

でも僕は筆で染めてくのが好きです♪ 最後にオイルフィニッシュをした時に木材の木目のようななんとも言えない良い味になります。

縫う為に糸を通す穴を開けていきます。縫い穴の感覚を広めに取りたかったので穴の間隔が広いプライヤータイプの菱目打ちを今回は使います。

溝に沿って縫い穴を開けました。

側面の部材にも同様に縫い穴を開けて、レザーボンドで接着しながら組み立てていきます。
側面の部材の縫い穴とメインの革の縫い穴が同じ位置に来るように縫い針を刺して位置関係がズレないように貼り合わせます。

ロウ（蝋）を縫った糸で塗っていきます。手縫いです。
１辺を縫っては形が崩れないように固定して形を整えながら塗っていきます。

背面はサイドバッグサポート（バイクに取り付ける為のフレーム）とのジョイント部分を後に着けるのでこの段階ではまだ縫っていません。
ある程度縫うとサイドバッグっぽくなってきました♪ と思っていたのですが、嫁さんからは『郵便ポストみたい♪』と・・orz

サイドバッグサポートも自作していくので、ここからは現車に合わせて進めて行きます。

次回に続きます。