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久保田剛之

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イカパターン解説

  • ジャンル:日記/一般

新聞ではある程度細かく説明した事はありましたが、イカパターンについてブログでしっかりと書くのはもしかしたら初・・かな?


長い年月をかけてイカについても散々調べて〜ってやってるとこのパターンは実に奥が深い。奥が深いって事は推理すればある程度読めるってこと。

それではちょっと書いてみましょう。


 
 イカパターンとは 


神奈川県相模湾の湘南・西湘エリアでは夏場、サーフにイカが接岸し打ち上げられます。このイカがキーベイト(←含みのある言い方)になり大型のシーバスが接岸します。


接岸するイカは

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スジイカ


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スルメイカ 
(あれ?画像が見つからない・・多分これスルメ)



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ケンサキイカ(アカイカ)


打ち上がるイカのほとんどはスジイカです。見た目の形はスルメイカに似ていますが細身で裏返すと筋状に発光器が2本入っています。

そしてスルメイカもたまに混じって打ち上がりますが、スルメイカは胴長40センチ近いものもたまに打ち上がります。
そしてレアキャラがケンサキイカ。比較的臆病なイカですが僕が把握している範囲ではシーズンで2回ほど群れで打ち上がります。
ケンサキが打ち上がり始めたら釣りしないで拾う事に専念します(笑)ケンサキで作るイカ飯はイカ飯界の最高級品として知られています。ハンパなく美味いです。




 
 イカの行動パターン 


『イカが打ち上がった!シーバスはどこだ!』とテンションが上がるのがこの時期のサーフアングラー。

しかしシーバスを探す前にイカの行動パターン、イカの居場所を把握しないと当然シーバスを見つけるのは運任せとなります。


以前新聞にも書きましたがスジイカは7月頭から打ち上がり始めピークは8月中旬から10月中頃まで。

年によってバラつきはありますが最近の10年近くはスタートはほとんど同じ潮周りです。

イカパターンの主役となるスジイカ。日中は
水深200m以上の中深海にいます。日が落ちると接岸行動を開始します。9月中旬位までは深夜にサーフに到達します。

9月中旬以降は夕マズメ終わりでも打ち上が始めます。なぜ時期によって打ち上がる時間が以降するのか?夕マズメ過ぎに打ち上がるという事はまだ日があるうちに移動を開始しているという事です。

これは僕の想像ではありますが

1)周辺海域に集まる群の数、個体数が多くなる事によっての多様性。

2)日中の太陽の光の入射角が浅くなる為、200m水域での光量がゼロになる時間が早い

3)ソルストの内容に一部触れるので伏せます。


と考察を述べましたが、簡単に言うとこの時期は深夜に最接岸します。




 
 イカパターンの痕跡 


こなイカパターン『イカが打ち上がってた!』って声を聞きますが大概1〜2杯の目撃情報ですが、この時ホットスポットでは100杯200杯どころではなく打ち上がっています。
辺り一面イカだらけ(笑)


そんなの見た事ない!


って方も多いでしょう。それもそのはず

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地元の方が明るくなる前にイカを拾いにきます。何人も入れ替わりで拾いに来てますが皆さんビニールを一杯にしていきます。猛者はクーラーボックスを担いで拾い歩いてます(笑)

なので明るくなる頃にはほとんど痕跡は残っていません。

そんな光景見てみたい!と言う方は上に書かれた生態のヒントを元に読み解いて下さい。日中は水深200m、海流の向き、この辺りを調べるとホットスポットでの光景を見られると思います。

もちろんホットスポットではなくても数の多い少ないはあってもシーバスは回って来ますけどね。





 
 イカパターンシーバスの狙い方 


なんでも食います。どんな色でもオッケーです。

20年位前はね。

昔は一つの群のシーバスの数が今よりずっと多かったので、一度群れに遭遇するとどんなルアーでも競うように食って来ました。


しかし特に最近は一つの群れを構成するシーバスの数が相当少なくなってきています。警戒心が高まっている状態なのかかなりルアーを選びます。

その警戒心が緩むタイミングが低気圧などで波が上がり始めるタイミングです。

この時ばかりは沖の波が崩れ始める所、その波が手前で一旦落ち着く所、波打ち際、ボトムタッチをしなければ距離的に攻めやすいルアーを使用すればオッケーです。



しかし平時はなかなかそうはいきません。引き波でユラリと揺らぐルアーに分があるように思います。もちろんKAGELOU124Fはこの平時のイカパターンも想定して作っています。


波の崩れ始めるライン、波打ち際、この辺りでのヒットが圧倒的に多いです。

以前からサーフでは波打ち際は特に引き波でルアーのリトリーブを止めろ、と紙誌面で書いてきました。

が、慣れないとなかなか難しいと言う声もよく聞きます。


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KAGELOU124Fは水受けの感触が強く伝わるように作っているので、普通にリトリーブしていると引き波を受けた時にリールのハンドルを重さを感じることが容易です。その時にスピードを落として下さい。重さを強く感じる時はリトリーブを止めて下さい。

これが以前新聞で書いた『一定のトルクでリトリーブする』という事に繋がります。


一定のトルクでリトリーブするコツを覚えればどんなルアーでもそのポテンシャルを一段階上のレベルに引き上げられます。

一定のトルクでリトリーブするコツを覚えれば流れの変化を見つけ易くなります。イコール魚の居場所や捕食ポイントを見つけ易くなります。


KAGELOU124Fでその感覚を是非身につけて下さい。

先ずはお好みのリトリーブ速度で使ってみて下さいな♫ 重みを感じたらスピードダウン。

するとガツンと来ます。

でも近くでヒットしても慌てないで!
いきなり魚に突っ込まれた時は自分が一歩前進すればロッドの曲がりが回復してラインブレイク、フックの伸びを抑えられます。


打ちあがるポイントの予測は水深200mってのと短波というワードを基に考えるとピンポイントである程度高確率で予想出来るようになります。

そこにイカが何でいるのかってのが組み合わさると・・・





とKAGELOU124Fの発売を記念してちょっとサービスをしたログでした♫



 

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