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寺岡 寿人
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▼ 耐えたレジンシェラーと私たち
2024最後の撮影最終日。
今回は山豊テグスのレジンシェラーにスポットライトを当てた撮影。
深夜の15mを超える北西爆風が肌を刺す。
場所とりの為に狙いの潮2時間前から地磯に座り、カメラマンさんと寒さにひたすら耐える。
なかなかに過酷な状況に次第に少なくなる口数。
冷たい地磯と爆風が体温も奪っていく。
待ちに待った流れがやっと出てきたと意気込み釣りを開始するも無常にも全く反応がない時間が続く訳で。
とにかく何をやっても反応がなく次第に焦りだす。
更に爆風で何やってるかもわかりにくい。
ラインテンションやメンディングは手を抜かないけど、管理としては確実に不十分なのはわかっていた。
でもいくら意識しても真横から吹きつける15mの風は対応しきれなかった。
それでも今できる最善を尽くす。
撮影はメーカーが多くの予算を割いてくれ、カメラマンも演者と同じ熱量で挑んでくれる。
続けるも続けないも決定権は演者だけど、簡単には出せない終了の合図。
心折れそうな状況でもひたすらに痩せ我慢。
「これからなんです」
半分は本心で半分は自身を疑っている。
根気のない自信は底をつき残るは意地だけ。
うつむき手感に集中しながらジョルティをひたすらボトムドリフト?
砂に乗ったらフワっと浮かせ流れに転がす。
それをひたすら繰り返していたら…
ジョルティのテールを指先で摘んだような違和感。
顔を上げ竿で聞き、針先が魚の口元で耐えてくれてる事を信じて追い合わせ。
そこからは一気に手前へ走る魚。
力が有り余る状態で寄った時はだいたい足元で往生する。
「あぁ…まずいかもな」
案の定足元の浅い地磯エリアでフルパワー暴れる魚。
ズズズ…
PEかリーダーが根に擦られる感触に背中から冷や汗が出る。
「頼む…耐えてくれ…」
無理に引っ張り合わず。
立ち位置を変え。
何とかずり上げた。
その魚は良いサイズの鱸だった。
「よっしゃー!」
思わずカメラマンさんと吠える。
深夜の地磯で大人2人が吠えた。
こういう時に改めて思う。
諦めない事も時には大切なんだなって。
もちろん諦めが肝心なシーンもある。
だけど一方で諦めたらダメなシーンもある。
今回はそこを見誤らず最高な瞬間を手にできた。
Rod monsterstream902SR
Reel twinpower c5000XG
Line resinsheller4 #1.5
Leader fluoro shockleader 25lb
契約メーカー
BlueBlue 山豊テグス Baricraft
寺岡寿人
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- 2024年12月18日
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