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金森 健太
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▼ スーパーボイル祭り!?
こんばんは(^^)
清流鱸のシーズンが終わり、フィールドは清流から干潟へ。
今回は、干潟ウェーディングでのシーバスゲームの釣行記を。
11月22日
仕事を終え、一旦帰宅。簡単な夕食とシャワーを済ませて伊勢湾奥エリアの某干潟へ。
この日の干潮は23時1分、気温も暖かく北西風もそこまで強くない。状況としては悪くないだろう…と20時に干潟にエントリー。
釣り場を見てみると、まだ潮位は高く浸かるには少し早そうだ。陸っぱりから撃てるところで時間を潰そうかと思ったが先行者が多いため断念。
とりあえず、浅いところに立ち込んでスタート。あたり一面に大量のイナっ子が群れていて、ピチピチとイナっ子が跳ねる音が絶え間なく響く。しかし…イナっ子が何かに追われている様子はなく、嫌な予感・・・
とりあえず、新コモモ125SFでアップ、クロス、ダウンと広範囲をサーチ。
予想通り、反応はない。
ここは水深1mあるかないかの超シャローエリア。おそらく私が撃っているあたりは腰上ほどの深さしかないだろう。
試しにジグザグベイト80Sを投げてみたが、かなり速く巻いてもボトムを擦ってしまう。シンペンやバイブ、レンジの入るミノーは使えない…となれば、頼りになるのはカゲロウとコモモ、フランキー90だけだ。
とりあえずで、コモモで広範囲を撃ちながら沖へと進む。相変わらず大量のイナっ子が海面を埋め尽くしているものの捕食者の気配はない。
しばらく撃ち進んでいくと…
……根掛かりorz
引っ張ってもシェイクしても外れる気配はない。浅いから取りに行けるだろうとリールを巻きながらその根掛かりしたところまで近づくと、、、
ググっ
動いた!?
ゆっくりと、しかし確実にそれは沖に向かって動き始めた。
……ヤバい。
この引き、干潟ウェーディングゲームにおいて一番会いたくないヤツだ。
ルアーだけはなんとか回収したい、ドラグを締め込み慎重に寄せにかかる。
やがて暗い水面に、奴の姿が浮かんだ。
ルアーを外そうとするが、もしルアーを外している最中に尻尾を振られたら…腕や手に毒棘が刺さる恐れがある。毒棘が刺されば釣りどころではない。万一アナフィラキシーを起こせば生命に関わる。
ロッドをホルダーに差し、ランディングネットのシャフトを股挟み、左手で尻尾を掴み右手でルアーを外す。
これでなんとか無事にルアーを外すことができた。
アカエイをリリースして、更に沖へ。しかし…アカエイを見てしまうと一気に恐怖心が込み上げる。
ウェーディングシャフトでこれでもかと足元を突き、ライトでしっかり足元を照らしながら進む。浅い干潟では無闇にライトを使うのはNGだが、先ずは安全第一。かなり沖まで出ているため、もしここでアカエイを踏んでしまったら救助を呼んでも間に合わないだろう。
とにかく、この場から離れたい。
ゆっくり時間をかけて、沖へ沖へと進む。
どれだけ歩いただろうか。
ザザーッ
突如、不自然な波音が響く。あたりはベタ凪、船が通過した様子もない。そもそもウェーディングなのだから、波が来ればすぐに気付くはずだ。何故波音が…?
次の瞬間
バコッ!
ボシュっ!
はっきりと聞こえた捕食音、どこだ…?
少し沖に視線を向ける。
そこに見えたのは、我が目を疑う光景だった。
海面を埋め尽くすイナっ子の群れが、何かに追われ水面上に飛び出す。そのすぐ後ろで、水面が炸裂する。そんな光景があたり一面に見えるのだ。先程の不自然な波音は、捕食者に追われたイナっ子の群れが水面上に飛び出す音だったのだ。
それはまるで、イワシの群れを追う青物やGTのナブラのようだった。
…どういうことだ、ここは伊勢湾奥の干潟のはず…
しかし目の前の光景は南国のリーフをも彷彿とさせるほどだった。
ハッと我に返り、慎重にその場へ近づく。膝下ほどの水深しかない超シャロー帯でド派手なナブラを立てている中に、コモモを撃ち込んだ。
先ずは巻かずに流してみる…が、食わない。
今度はロッドを立てて巻いてみる。
…しかしこれでも食わない。
時々引っかかってくるイナっ子は思ったより大きく、15〜17cmほどのサイズ。このサイズにアジャストできるルアーは持っていない…
清流で使っていたカゲロウ155Fを持っておけば良かったと思ったが、後悔先に立たず。
ボックスの中を漁り、カゲロウ124Fのアカキンをセット。ナブラの中を速巻きで通してみる。
ドン
イナっ子がルアーに当たる感触とは明らかに違う。咄嗟にフッキング、掛かった…!
まさか…青物?と思った次の瞬間、奴は激しいエラ洗いで水とイナっ子を蹴散らした。
そりゃそうだ、青物な訳ないよな(^^;)
伊勢湾奥だし。
奴は水とイナっ子を蹴散らしながらド派手に暴れ回る。超シャロー帯のためその光景は刺激的だ。
やがて暗い水面に、その銀影が浮かぶ。
慎重に寄せて、ランディングネットに滑り込んだ。
66cm、筋肉質なナイスな一本。
しかし、これで終わりではない。まだあたりは激しいナブラが立っている、すぐにキャストを再開。
イナっ子が逃げる方向を予測してカゲロウを撃ち込み、やや速めの巻きで逃げ惑うイナっ子を演じる。
ドンッ!
再び、ロッドに衝撃が襲う。lazy106MLがバットから曲がり、水面にその巨体が飛び出す。
ヤバい、こいつはデカい…!
悲鳴を上げるドラグ、咄嗟にドラグノブを締め込んだ次の瞬間
プツッ
ロッドから、全てのテンションが抜けた。
痛恨のラインブレイク…
どうせマダカ(フッコ)サイズしか釣れないだろうとたかを括って細いラインセッティングにしていたこと、焦ってドラグを締めすぎてしまったこと…深い後悔の念、そして貴重なカゲロウを失った悔しさ、魚の口にルアーを残してしまった申し訳なさ…
どうすることもできず、天を仰いだ。
「うわー、やらかした…」
しかし、落ち込んでいる暇はない。時刻は干潮の23時を過ぎているが、そんなことはお構いなしにナブラは続いている。
ライフジャケットのポケットを探るも、リーダーは16lbしかない。しかもウェーディングしている状態でFGノットを組むのは難しい。膝下ほどの水深しかないとはいえ、岸までは距離がある。仕方なく16lbのリーダーを電車結びで結束、スナップにカゲロウ124Fのゴールドライムをセットした。
まだ出るはず…!
…しかし、ボイルをしつこく撃つもノーバイトが続く。
時間だけが過ぎ、潮流は完全に上げに変わっていた。
あれだけド派手に繰り広げられていたナブラもずいぶんと落ち着き、水面はいくらか静けさを取り戻し始めていた。
もう終わりか…
しかし、私の正面で再びイナっ子の群れが飛び出す。
そこだ…!
カゲロウをフルキャスト、やや速めの巻きでそのイナっ子の群れの前を通す。
ゴン
再び、ロッドに衝撃が襲う。
フックアップ、lazy106MLが大きく曲がり、セルテートのドラグが悲鳴を上げる。
先程バラしたサイズには及ばないものの、こいつもかなりいいサイズだ。ロッドが軋むほどのダッシュ、エラ洗いの迫力もかなりのもの。
もしかして…ランカーか…?
リーダーは16lb、しかも電車結び。
ドラグを締めてゴリ巻きで寄せたいところだが、無理はできない。
もうラインブレイクはしたくない…!
慎重に、慎重に奴との距離を縮めていく。
だいぶ距離が縮まってきた。しかしここからが本当の勝負だ。奴は最後の力を振り絞って強烈なダッシュを繰り返す。
寄せては走られてを何度も繰り返し、奴はついに力尽きた。
暗い水面で、奴が身を捩る。
一瞬の隙をついて、ランディングネットを突っ込む。
ランディングネットに沈む巨体、しかし…ランカーには足りないようだ。
75cm、ランカーには届かないものの極太の素晴らしい一本。
まさか伊勢湾奥の干潟でこんな素晴らしい一本に出逢えるとは…。
これでナブラも完全に沈んだため、この日の釣りを終了とした。
使用タックル
ロッド/ダイワ・lazy106ML
リール/ダイワ・19セルテートLT4000C
ライン/DUEL・ハードコアX8 1号
リーダー/DUEL・ハードコアショックリーダー16lb
ヒットルアー/megabass・カゲロウ124F(アカキン、GGゴールドライム)
あまりに衝撃的な光景、そして素晴らしいコンディションのシーバス、MLタックルで冷や汗をかきながらのファイト…全てが刺激的で忘れられない夜になった今回の釣行、もう伊勢湾奥でこんな光景は二度と見られないかもしれない…
最後まで読んでいただきありがとうございましたm(_ _)m
- 2022年11月23日
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