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▼ テスターとは
- ジャンル:日記/一般
- (与太話)
最近とあるブログの方の記事で、世の中のテスターのあり方について自説を述べられている物を読んで、ああなるほどなあと思ったので徒然と書き残しておきます。
自分なりに要約すると
今のメディアやSNSで華やかななりしテスターは
メーカーの提灯持ちと、承認欲求のためにやってるアングラーばっかりじゃないか?
と鋭く指摘されています。
確かに。
テスターというか、インフルエンサー。
詰まるところ広告塔ですよね。
見返りを渡して商品を広告してもらうのは至って健全なビジネスモデル(ステマとかイリーガルなものでなければ)なのでそのこと自体にあれこれ文句はないのだけど、
あとは現場の感想を聞きたいとか。色々。
どちらにせよテスターという単語のイメージとは些か齟齬があるように思う。
(SNSの投稿を義務付けてるテスター募集なんかもあるけど、
あれ製品のことをボロクソにこき下ろすような内容でもちゃんと報酬貰えるのかな?)
その方も言っておられますが、テスターというと
あれこれ過酷なシーンで想定以上の使用を行ったり、各種データを取ったり、薬品に漬けたり、地面に叩きつけたりするのがテストなんじゃないか。と。
まあ、本来その辺はメーカーが淡々とこなしておくべきことであって外部の人間にわずかな報酬を渡して代行してもらう類の仕事ではないと思うけども。
話は変わりますが、
どのカラーが釣れるか釣れないか、
魚に聞かないとわからないとはよく言ったものですが、実は試験で判断する方法が無くはない。
二つのカラー、
2群間の釣果に有意な差があるかは統計学的に判定することができます。
釣り人を2000人集めて、どちらのカラーを使うかランダムに2群に割り付けて向かう数年間そのカラー、そのルアーだけを使って釣りをしてもらう。
それで釣果に差が出れば、統計学的にどちらがより釣れるカラーかが解ります。
逆に言うと、ここまで狂気じみた実験、試験をやらないと本当の『釣れるカラー』は分かりません。
科学的には、ちょっとやそっとテスターが釣りをしたぐらいでは鼻くそほどの根拠にもならないのです。数名のテスターが条件も揃えず一年二年使い込んだくらいでは文字通り桁が違うレベルで足りません。
それはただの使用者の感想でしかない。
使用者の感想はもちろん貴重で、無意味だと切って捨てるのはまた愚かなことですが、さも真理であるかのように扱うのもまた科学的とは言えない。
科学を味方につけるには、科学のお作法をまず身につける必要がある。
自分の都合のいいとき、都合のいい部分だけ科学を切り取って利用するのはまさに生兵法。
そこにはなんの価値もありません。
- 2023年6月27日
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