プロフィール

貧乏ロッドビルダー

大阪府

プロフィール詳細

カレンダー

<< 2024/5 >>

1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

検索

:

アクセスカウンター

  • 今日のアクセス:350
  • 昨日のアクセス:553
  • 総アクセス数:517151

QRコード

iar仕様のアンバサダーにアンチリバースポールを増設する話

r5n6p42dckgrzzrvtcax_480_362-ef476639.jpg

atzpodx6bkjwyrkbcbp4_480_362-390cd1b9.jpg
jmohz6yo3aut35hposgh_361_480-4aa3572c.jpg


先日ご紹介したiar仕様のアンバサダーに昔ながらのアンチリバースポールを増設する話ですが、
少し改善できた点と新しく解決しないといけない点が出てきたので続報です。


前回はm2.6のネジを使いましたが、しっかり固定できているか不安だったので今回はこんなものを用意しました。



m3のイモネジ 3×6ミリ
とm3ネジ用薄型ナット 1.6ミリ厚
iawoinv8gpwv63ps37c4_480_362-dd553475.jpg

前回はわざわざネジ頭を削ってプレートにかしめましたが、このイモネジでしたらそのままねじ込めばオッケーというわけです。



もちろん、プレートに元々空いている穴が2.6ミリなのでそのままではねじ込めません。





ので、こう。
urx3837jg4a2j2kzhjbc_480_362-4496f21e.jpg

アルミより硬い素材のm3ネジを無理やりねじ込んでねじ山を切ります。

今回はこれしかなかったので真鍮製ですが、ステンレス製のネジや専用のネジ立てがあればもっと簡単に作業できるかと。




ネジ山ができたら、改めてイモネジをねじ込みます。
6gjcfrs7m9zbbg48b5ri_480_362-246fad6b.jpg
ネジ頭がないので、1.5ミリのレンチで締めます。





固定+アンチリバースポールの台座としてm3ナットを装着
pgxnmyzgseyxfi56wa8d_363_480-8e81e1a2.jpg
ここで瞬間接着剤垂らすのもあり。
本来の台座の高さが1.3ミリ、このナットが1.6ミリ厚なので少し高いことになりますが、特に問題ありませんでした。






ギア類装着したところ。
6fffjey3sb8yt8pz6paj_361_480-fcacaddf.jpg
バッチリです。










と言いたいところですが、2点ほど改善すべきポイントがわかりました。


・6ミリ長のイモネジを使いましたが、アンチリバースポールを装着したら長さがギリギリだったので、8ミリ長の方が良さそう


・非iar仕様とiar仕様では、ギアシャフトの形状が違う。
具体的に今回問題になったのは、メインギアブッシングリベッテッド22079のラチェット部分の厚さが全然違うこと。

右の22079が現行のiar用
左の13533がオールド用なんですが、現行の22079の方がラチェットがかなり分厚い。

rshtbk2a5242yg7zhwve_313_84-a1d711ca.jpg

アンチリバースポールにも世代があって、現行は5134、オールドが13372。

今回のような現行用ギアシャフトブッシングの22079とオールド用アンチリバースポール13372の組み合わせだと逆転防止作動しなくもないんですが、羽をかなり広げて装着する羽目になるので結構抵抗がつよくなってしまいます。

iarとアンチリバースポール併用の6500cshなんかは
22079と5134の組み合わせでやってるので、もしかしたら5134の方は分厚いラチェットに対応しているのかもしれません。

また、uc系もギアシャフトブッシングは22079を採用しているので、理論上は5134と適合するはず…

手元に5134がないのでなんとも言えませんが…










色々ありましたが、理想のuc系の完成にぐっと近づきました。



残すはサイドカップ問題ですが…


これはなかなか難しい問題(主にコスト面で)なのでしばらくは保留ですね。


コメントを見る

貧乏ロッドビルダーさんのあわせて読みたい関連釣りログ