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9番サロゲート『カタクチバイブ』 その5

こんにちは。

手術や本業の超多忙を乗り越えて

9番サロゲート『カタクチバイブ』
のレシピが完成しました。

カタクチイワシの逃げ音『シャー』の再現

カタクチイワシのフォルム

細長バイブにありがちな
下方横長重心による
どれも一緒感からの脱却
(別に釣れないバランスでは無いのだろうけれど、巻感が気持ち良く無い。)

FF構造とまでのバランスでないにせよ
完全FFバランス
(極端な前方重心のバイブを一度設計しておいて
前傾・高波動をラインアイの位置を変えずに水平・タイト波動に修正)

最大こだわったのはキャスト感と巻感
23g程度・73mmのソリッドバイブである意味

例えば出来のいいバイブでも
キャストのテークバックの時に
テキトーに投げるとクルクル回転してしまったり
後ろ立ち姿勢で飛んだりする

重たさがあれば(例えば35gとか)
そんなアラも帳消しに飛距離を稼ぐ事は
可能なのですが
20前後になると飛行姿勢の良し悪しは
飛距離にかなり影響する
とて
35gクラスにすると
水中での振る舞いが限定されてしまう

頭の重たさで飛ぶなかで
テールが軽すぎたり
ボリュームがありすぎたりすると

揺動して飛距離や
飛行軌道(キャスタビリティー)に
悪影響が出る

マァ、メタルバイブとてソリッドバイブとて
前方・下方重心の宿命チャァ宿命。

しかしそれを後方重心ジグぐらいの
無意識下で素直にぶっ飛ぶ感じの
キャスト感に近づけた。

その秘密(でもないか?)は
高比重なマテリアル
ブリブリブリって前傾で動くはずのバイブを
邪魔してる真ん中のウエイト
空中の価値観では均一性を持ち
水中では後方が軽いと変わる
マァ今までの発案・調整の足跡
こりゃ秋の即戦力だということで
増産。

イラストレーターソフトで新たに起こした
オリジナルシャーシのテンプレート

0.5mmのステンレス板に貼り付けて
ボール盤でサクサク穴あけ

金切りハサミでカットして
頭のウェイトは上にしてワザとバランスを悪くする、真ん中は下方にして
コンマ調の螺旋バランスを付加する
カタクチバイブの場合
蛇行軌道を描くまででは無いが
心地よい巻感をコレがもたらしている模様


こんなちっぽけなノウハウの蓄積で
細長系バイブとしては
レベチな使用感を得れた。

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