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▼ 那珂川上流河口、涸沼 ホゲ!
前回、那珂川上流域の千代橋あたりで稚鮎の気配がなく、
ブラックバスを1バラシしただけ。
今回は、もうちょっと下の那珂西大橋あたりへ行ってみました。
そのあと悪あがきで河口のほうと涸沼へ。
五カ月ぶりにきたこの場所は、
菜の花が綺麗に咲いていました。
去年の秋、ここでイカやキビナゴを必死に投げていたのが
懐かしいです。
ポイントに着くと、本当にサクラマスがいそうな気配!?
水温は13℃
サクラマス期間なので、シングルフックのハードルアーを使用
そして、テトラ帯のそばと本流脇のシャローを狙って、
①バックドリフトで下流へ、数十~百mくらい流す
②拷問巻きでゆっくり引いてくる
を繰り返してみることに。
バックドリフトはダイワの山本典史氏の本で知った技で、
ラインにちょっとブレーキをかけながら(つまんだりして)、
ルアーを下流へ流していくというもの。
ルアーは頭を上流に向けたまま、ブレーキがかかってるぶん、
ただ流されずに、少し泳ぎながら流されていきます。
小魚が流れに逆らおうとしつつ、流されていくという動きです。
(山本典史氏の世界記録シーバスもこれでヒット!)
拷問巻きは、3/22の記事でツーサン様から頂いたコメント
を参考に、1回転/8秒ほどの超スローで巻くことに。
『鬼平犯科帳』とゆっくりつぶやいて1回転ぐらいかな、
と、ブツブツ言いながら巻いていました。
ルアーは流心脇のシャローを、超スローでさかのぼることに。
しかし、日没時までやっても、なんの手応えもなし。
色んなアクションを試してもダメ。
まず、魚の気配がないのです。
ポイントに行くために通る小川には、なんかの小魚の群れが
いたのですが、肝心のポイントでは魚の気配が全くなし。
水産試験場の稚鮎調べでは、千代橋での投網調査で、
3月19日は稚鮎が少し獲れたものの、
3月28日はゼロ、だったそうです。
稚鮎の遡上は、まだまだ本格化してないのでしょうか?
17時から19時までやって、ギブアップ。
21時が干潮なので、その貴重な時間は、
前回、ベイトが見られた那珂川河口あたりで使うことに。
夜闇に沈む、河口の近くの場所。
水温14℃
先日と同じように、ベイトがペチャパチャ跳ねていました。
これなら、シーバスの回遊が来てもおかしくないような。
ものすごく運がよければ、サクラマスがくるかも??
ジミー様によれば、下流が良いらしい、だそうですし。
シャローにさす魚に警戒をもたれないよう、
岸からちょっと離れて立って、
流心脇からシャローをなぞるように、
(・・; 拷問ドリフト……!
ツーサン様から教えて頂いたスロードリフトを、
K2F142 T:1でやっていたところ、手前にきたときに――
*ガツッ! バシャシャ!*
Σ(°Д°; キター!? 絶対逃がさん! 死ねぇええ!
激烈に巻き合わせしたところ、スポーン! と
フックが抜けました。
ガーン……
しかも、吹っ飛んできたミノーが竿にぐるぐるに巻きつき、
からまってしまいました。
(==; 乱暴にアワセすぎたかなぁ……?
ラインをほどきつつ、場を10分ほど休ませて再開。
30~40cmぐらいのシーバスだったと思うので、
それなら群れでいてもおかしくないはず。
……しかし……つぎのアタリが、まったくきません……
(><; 那珂川のシーバスはみんな、ぼっちなの!?
ほんとに、連続で釣れるってことがないような?
ついに干潮から上げに転じ、これはもうダメか、というとき、
不意に、支流のほうからバシャアン! と、
捕食音ともとれる水音が立ちました。
これは!? と、そろそろ~と移動し、
もしそれがシーバスならこちらを発見されないよう、
遠くに座りこんで、そうっとルアーを送りはじめました。
と――
向こうから釣り人が歩いてくるのが、ライトで分かりました。
その人は当然、水音に気がついたのでしょう。
「なんだなんだ?」という風に水辺に近寄り、
そこを覗きこみはじめたのです。ライトつけたまま。
(°Д°; まさか、いつかのイカ漁の人じゃなかろうな!?
そのあと、水音はしなくなってしまいました。
仮眠して、夜明け前から再開することに。
しかし、仮眠じゃなくて爆睡してしまい、起きたら朝5時。
もう日が出ていますが、大潮の下げ中。ワンチャンあるか!?
朝は、夜とちがって小魚の気配ナシ。
どこかに出勤していってしまったのでしょうか?
昨日ヒットした場所、水音がした場所、
そこらへんを探ってもダメ。
護岸のストラクチャー沿いを探ってもダメ。
ついに完全に日が上がり、下げも止まったのか、
本流と支流の間にできていた潮目が消えてしまいました。
このままホゲで帰るのはイヤで、涸沼の北岸に行くことに。
先日、ベイトがいるのは確認できた場所です。
季節が進んで、シーバスもさしてきているかもしれません。
先日とは違い、沖に漁のしかけがバリアーのように
設置されていました。
岸際では、それは小さなハクが群れています。
と、
*バッシャアン!*
派手な水音があがりました。
鯉かな? いや、もしかしたら!?
と、極端なシャローにアガケなどを投げていたところ――
目の前でデカい魚が跳ねました。
黒い体と黄色い腹を見せつけるような大ジャンプ。
頭の中で、名探偵コナンのアガサ博士が「わしじゃよ」
と言っているコマが浮かびました。その顔だけ鯉で。
私のなかでは、こんな状況なのかなぁと妄想してます
シーバスを狙うなら、コノシロがいそうな涸沼が中心?
しかし、サクラマスも狙うなら、下流?
今の時期はちょっと日が進むと、どんどん状況が変わる
ような気がします。いやあ、難しいですね!(><;
- 4月7日 17:03
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