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ナチュラルドリフトの話 その1


自分がナチュラルドリフトで初めてシーバスを釣ったのが15年くらい前。フィッシングショーで濱本さんのナチュラルドリフトについての話を聞いたのがキッカケだった。

記憶が間違っていなければ濱本さんが初めてimaのブースに立った年。ショーが終わってから仲間と濱本さんを捕まえて、40分くらい話を聞かせてもらった。

それから2週間後。
フィールドで「本当に喰うんかいな?」と思いながらナチュラルドリフトを試すと、気持ち良い捕食音と共にルアーが引ったくられたのを覚えている。



ナチュラルドリフトはリーダーの太さと素材がキモ。
例えばフローティングミノーの場合はナイロンリーダーが良かったりする。ナイロンの方が柔らかく、よりナチュラルに曲線を描き易いからだ。

逆にシンキングペンシルの場合にはフロロリーダーの方が良い。沈むフロロ素材の方がフォール等で水平姿勢を保ち易い。


リーダーの太さについては意外な穴で、細い物を使ってしまうとリーダーが流れに乗り切らずルアーが下流に向かなくなってしまう。U字軌道はやはりルアーが下流に向かなければ効果は半減する。



…が、実はリーダーの太さ以上に見落とされる事がある。





それはキャスト精度。


例えば流れの筋に群れが回遊している場所であれば、キャスト精度は特に必要とされない。だが、ピンに付く魚を狙うとなるとそうは行かない。


口を使うであろうルアーが決まり、更には流れとの相対でリーダーの太さまで決まった時。


ピンに付く魚の場合、狙った場所にルアーを落とせなければ全てが無駄になる事もある。




「狙った場所に落とせ」

…と言いながら毎回、ほぼ同じ場所へルアーをキャストする。そして、若い子達が四苦八苦する姿を見て何もアドバイスをしない性格の悪さ。爆

身体能力や技術になってしまうのであれば話はココでおしまい。頑張って練習して下さいね?みたいな。
だが実は簡単にやれるコツがある。




大事なのは道具選び。
ルアーを遠くに飛ばすには、タックルが合っていなければならない。

例えばだが、普段から多く使うルアーの重さが15g前後だとする。にも関わらずロッドのルアーキャパがMAX40g…ある程度、釣りを長く続けている人はこういうロッド選びはしなくなる。恐らくはMAX30gまでがせいぜいではないだろうか?

自分の身体能力に合わせて、無理なくルアーの飛距離が出せる事が道具がベスト。



道具が揃えば後は簡単だ。
60m飛ばせるルアー…メタルジグや鉛の塊みたいなシンペンは論外。そういうルアーは誰でも簡単に飛距離を稼げるから、先行者はとっくにやっている。
なので基準はフローティングミノー等。とにかく60m無理なく飛ばせれば40m先で毎回、狙った場所に落とす事も難しくなくなる。

フルキャストではズレが出易いので、7割くらいの力でコンパクトなスイングを意識する。


飛ばし屋、フローティングを周りより1.5倍飛ばす人。
その人がコンパクトな7割のスイングでルアーを投げれば、周りと同じ飛距離で常にピンポイントに落とせる事になる。



「この場所はこのルアーだ!」

…とルアーが決まっているのであれば、そのルアーに合わせたロッドを選ぶ。

「いや、このロッドで!」

…という感じならば、そのロッドに合ったルアーを選ぶ。

とりあえずコレがスタートライン。ナチュラルドリフトの話はまだまだ続きます。


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