▼ CANNA15の解説と効果的な使い方
- ジャンル:日記/一般
- (POP SEA CREW)
CANNA15が発売されて1年が経ちました。
まだ使った事がないアングラーさんも多いかと思いますので、改めてルアーの解説と効果的な使い方を説明したいと思います。
まだ使った事がないアングラーさんも多いかと思いますので、改めてルアーの解説と効果的な使い方を説明したいと思います。

- カンナ 15 -
【POP SEA CREW "CANNA 15"】
コンセプトムービー
コンセプトムービー
軽快な動き出しと強めの波動で回遊&居着きを狙うPSC初のバイブレーションルアー。
■スペック
全長:58mm
重量:15g±
タイプ:シンキング
フック:#10
リング:#2
アクション:バイブレーション
レンジ:0~
カラー:全10色
価格:\1,485(税込)
■特徴
着脱しやすいONEラインアイで幅広いスピード域に対応。
これは特徴というほどではないですが、スナップを取り付けるラインアイを1つに絞る事で、カンナ15のコンセプトをシンプルに伝えられるというのと、迷うことなくこれでいって欲しいという気持ちから1つにしています。
2つにしても3つにしても良かったんですが、2つのラインアイの間が丁度良さそうなんだよなぁ…と。
ラインアイはあらゆる形状のスナップを通しやすい大きめなワイド形状。縦ではなく横に広げることで飛行姿勢を安定させる役割もあります。
軽快な動き出しと低速~中速域のタダ巻きでバイトを誘う強波動!
追えるスピードで食わせることができます。
小魚を追っていない居着きのシーバスにも群れのベイトを追った回遊の群れシーバスはもちろん、手元にしっかりと伝わるアクションでアピールします。
しっかりとバイブレーションを発生させ、速巻きではないタダ巻き程度のスピードでもその動き出し(アクションの出始め)を早くすることでアクションをキープしています。
一度動き出すとスピードを巻き始めより少し落としても十分動き出すように設定しています。
速巻きではなく、着水からのタダ巻き、着底からのタダ巻きでも動き出しに関しては、使えるスピード域としてはタダ巻き~速巻きまで対応できますが、スピード域を広く取りながら動き出しを良くしています。
やり過ぎてしまうと使えるスピード域が極端に狭くなってしまうので、ただここだけを良くするためなら何とでもなるんですが、ここを重視しました。
群れのシーバスは小魚を追っているため追うスピードもバイトスピードも速い傾向があります。
しかし、小魚の群れがいない場所に居る甲殻類や底にいるハゼ等を食っているシーバスは大きな群れでいることがなく、多くても数匹の群れやピンで動いていることがほとんどです。
その場合、追うスピードも遅い上、見切られやすくバイトゾーンをあっという間に外れると食いません。
カンナ15は常に群れのシーバスに出会えるわけではない、という観点から居着きのシーバスも狙えて獲れるよう動き出しのスピードを速めに設定し、居着きのシーバスにもアピールする時間を長くとり食わせられる時間を長くとっています。
逆にその軽快な動き出しを利用し、流れのある河川でアップから巻いてくる釣りでもスピード域をより遅い方へ広くとることができ有効です。
使用想定ポイントは、流れの緩い水深のある港湾から水深の浅い河川や干潟、汽水湖などで幅広く使えます。
着底時の倒れやすさを演出するためのV字型のボトム形状と3passing water hole!
カンナ15はタダ巻きの性能を最も重視して作ったルアーですが、もう一つ拘った使い方があります。
それがボトムの平打ちドリフト。
これをするだけで、ロッドアクションを入れず、ただ普通に流していただけでは口を使ってくれなかったシーバスが釣れるようになります。
◇ボトムの平打ちドリフトとは?
普通は流れのある河川等でバイブレーションを着底させると流れを利用し、ボトムを転がしながら適度なテンションを保ちながら下流へと流していきます。
ボトムの平打ちドリフトは、同じボトムで流していく軌道の中で連続的な平打ちを入れることで、よりシーバスの本能を掻き立てバイトへと持ち込むテクニックです。
◇ボトムの平打ちドリフトのやり方
着底後、ロッドティップを少し煽り、フック1つ分~ルアー1つ分くらいのイメージで持ち上げバイブレーションを立てます。
その時、ルアーは遠くにあり、ラインの角度が浅くなっているのでルアーが起き上がり立つ距離=ロッドを煽る距離にはなりません。
ルアーを起こす分だけと思って、数センチロッドを煽っても起き上がることはないでしょう。
なので、少し大きめに20cm前後くらいロッドを煽ると良いと思います。
◇CANNA 15の平打ちドリフトの効果
キモはカンナ15を【起こす・寝かす】
この繰り返しが強烈にシーバスの本能を刺激します。
リフト&フォールとは全く別もののテクニックです。
カンナ15を【起こす】ことでシーバスにルアーの存在をアピールし【寝かす】ことでシーバスの視界からルアーを消します。
一度視界から消すことでシーバスの頭の中は???かもしれません。
そして確かめるように近づいてくる。
そしてまた見えて、消える・・・。
これを繰り返しで距離が縮まり、興味を最大限高めたところで、軌道が変わるドリフトと相まってバイトへと繋がるとういう仕組み。
それを繰り返しながら流れの中でボトムでドリフトさせることでただ流していただけでは反応してくれなかったシーバスが反応するように。
特にボトムを意識しているシーズンは有効です。
春~初夏~秋などハゼやエビ、カニ、シャコなどボトムベイトが増えたり育ってくるようなシーズンのデイゲーム。
この、ボトムの平打ちドリフトがしやすいようボトムでカンナ15が倒れやすいような形状をとっています。
正面から見たアゴのライン。
ここをV字にすることでハードボトムでもより倒れやすくなり、倒れる確率を上げてくれます。
そして、3passing water hole
これも倒れやすさに僅かですが貢献しています。
気温、水温も上がり、釣果も少しずつ増えてきてますので、シーバスやチヌを狙う際は是非、CANNA15を使ってみてください!!
- 2024年5月7日
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