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知ってるようで知らなかったこと

  • ジャンル:書籍・雑誌
  • (読書)
東山彰良『流』読了。
 
 
 
 
悪友との腐れ縁、幼馴染との恋、愛する祖父、慕っていた叔父。主人公は、知っていたようで知らなかったことを時間の経過とともに知ることになります。
 
 
 
ゆっくりと流れる時の中で、主人公を愛おしく感じ、彼の想いに切なさを禁じ得ない叙情的な物語に仕上がっています。
 
 
総合評価 ★…

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パッション

  • ジャンル:書籍・雑誌
  • (読書)
中満泉『危機の現場に立つ』読了。
 
 
珍しく新刊を購入。簡単に目次を見ただけで、魅せられたように自然に手に取りました。
 
国連の職員としてどのような政策を企画立案し、現地の人に寄り添いながら、現場でいかに効率的かつ効果的に実施するか。悩みつつ、自らの「パッション」に従って行動する筆者の活動に心を打た…

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今日のために今日を使い切る

  • ジャンル:書籍・雑誌
  • (読書)
横山秀夫『64 ロクヨン』読了。
 
 
 
 
文句なしの五つ星。今年三作目です。
 
 
刑事出身で広報官を務める主人公が、現在所属する警務部、かつて所属した刑事部、現在の仕事相手であるマスコミの間で翻弄されながらも、次第に自分の立ち位置を決め、自信と誇りを取り戻す物語。
 
 
クライマックスでは、息つく間もな…

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I thought love would last forever.

  • ジャンル:書籍・雑誌
  • (読書)
江國香織『東京タワー』読了。
 
 
 
 
大学生の男の子と、30代・40代の既婚女性2組の、「不倫」という言葉が似合わない恋愛物語。
 
 
この文章がとても印象に残りました。
 
 
「ずっと会いたかったのだ。詩史のことばかり考えていた。詩史の読んだ本を読み、詩史の聴いた音楽を聴いた」
 
 
この文章を読んだ時、『Fou…

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あっけらかん

  • ジャンル:書籍・雑誌
  • (読書)
唯川恵『肩ごしの恋人』読了。
幼なじみの27歳の二人の女性。彼女たちにとって、男とは?恋とは?愛とは?セックスとは?結婚とは?幸せとは?
一見理性的に見える萌と、一見自由奔放に見えるるり子が織りなす、純粋であっけらかんとした物語。
こういう女性の心情を理解できるスマートな男になりたいと思ふ。
総合評価★…

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40歳から始めよう

  • ジャンル:書籍・雑誌
  • (読書)
石田衣良『40 フォーティ 翼ふたたび』読了。
人生の半分が過ぎ,仕事もプライベートも充実せず,悲哀に満ちた日々を送る40歳の男女が,新たな希望を見つけ,瑞々しい生活を取り戻す物語。
キーワードは「40歳から始めよう」。
ボクも諦めちゃいけない。頑張らないとね。
総合評価 ★★★★★(星4つ半)
iPhoneからの投稿

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自分の物語

  • ジャンル:書籍・雑誌
  • (読書)
道尾秀介『向日葵の咲かない夏』読了。
「ざらざら」とした感覚があるので、多分好き嫌いがはっきり分かれると思いますが、ボクの中では今年2作目の五つ星作品です。
起きている現象は超現実的かつホラーそのものなのですが、ストーリーの中心はそこにはなく、主人公の次の言葉に集約されていると思います。
「みんな同じ…

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比較の問題?

  • ジャンル:書籍・雑誌
  • (読書)
宮部みゆき『龍は眠る』読了。
主人公の雑誌記者が、超常能力者(サイキック)と名乗る青年二人に出会い、彼らの能力を疑いつつも、次第に信じないではいられない現象が起きていき、果ては事件を解決に導いていく。
大人気作家の代表作の一つ。でも、ボクとは縁がないような気がするのです。
細切れに読んでしまったことも…

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戸惑いから理解者へ

  • ジャンル:書籍・雑誌
  • (読書)
今野敏『隠蔽捜査5.5 自覚』読了。
警察庁長官官房総務課長のエリートコースを歩いていたキャリア官僚、竜崎伸也。息子の不祥事を隠蔽せずに届け出たことで、所轄の署長へと降格される。
所轄署で竜崎を取り巻く人物は、彼の合理主義、原則主義に最初は戸惑い、反発するが、次第に良き理解者になっていく。そうした理解者…

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筆舌に尽くし難い

  • ジャンル:書籍・雑誌
  • (読書)
貴志祐介『クリムゾンの迷宮』読了。
まあ、この人はたくさん人を殺します。しかもかなりエグい。よくもまあこんなこと思いつくなあと思います。ダウンタウンのコントの台詞を借りれば、「えっげっつな〜」というところです(笑)
主人公を含む9人の男女が意識のないまま見たこともない外国と思われる土地に連れていかれ…

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