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▼ サヨリパターン従来のメソッドよりも有効!?禁断のメソッドを紹介します!
- ジャンル:釣行記
- (ベイトロッド, Fishman, BeamsLOWER8.6L)
こんにちは!
結局、シーバスが大好きなテスターの山田です。
今回は最近私がコッソリ夜な夜な行なっている釣りと、タックルをご紹介したいと思います。
しかしその前に、何故そのタックルへと至るのか?と言う経緯と、私なりの考えを書いていきたいと思います。(まぁまぁ長い話になります)
流れのない悲惨な状態で大切な基本の3点
秋になり、潮周りも私の釣行時間に合った夜間の時間帯へ。
それでも相変わらず福井の干満差は乏しい…。
「今日って本当に大潮なん?」と、タイドグラフを二度見、三度見する様な『激しく流れの無い状態』でシーバスに口を使わせなくてはならない日々が続いています。
この様な悲惨な状態でとても大切になってくるのが、釣りにおいてとても大切な 潮目、地形、ベイト。
この3つの要素が複数絡むポイントで狙い撃つ、ということが非常に大切になる。止水海(笑)へ移り住んで1年で学びました。
と言うより、ソレしか縋るものが無いのです。(笑笑)
潮目は目視で解ります。
地形はGoogleマップと、ウエーディングで大体の見当を付けます。
さて、ベイトは?と言うと、今の時期ですとボラかサヨリです。
これらのベイトも神出鬼没。
ある程度の予想は立てるのですが、結局は運ですね。(笑)
そしてドクリアー止水域のシーバスは非常に回遊性が高いばかりか、ルアーの見切り能力がとても高い様に感じています。
禁断のメソッド紹介
さて、狙いたいのはサヨリ付きです。
皆さんご存知の様にサヨリパターンはフローティングミノーを浮かべとくか、ユックリと巻いてくる釣り方が有名ですね。
私もとてもよく行うメソッドです。
しかし、何故か今年はイマイチ乗り切れない感じ。
と言うか、『ソレ以上に強いメソッドを発見してしまった』と言う事です。
ソレというのは【BlueBlueのSNECON 50Sをウィードの上でデッドスローする】です。
コレのバイト率の高さは従来のFミノーでの釣りの比では無く、見切れる率も低い様です。
まさに禁断のメソッドです。
コツが有ると言えば、ルアーレンジ。
ウィードにルアーを引っ掛ける事なく、なるべく水面付近を極力デッドスローしてくる事くらいでしょうか。簡単です。
現状のベイトサイズは20cm前後。
ベイトサイズにルアーサイズを近付けるのが基本。
そのベイトの中で5cmのルアーなど入れたら、気が付かれないかセイゴ達の餌食になるのは容易に想像がつきます。(サヨリの餌食にもなります。こんな時は、近くにシーバスは居ないと言う合図)
ライトラインで、プレッシャーも少ないのは解ります。
しかし、何故ベイトに付いていたランカーまでもが口を使ってくるのか?
結局、シルエットではなく、波動なのか?………サヨリの波動か?コレ?(謎)
SNECONのダッチロールと言う8の字系アクションが大型魚が高反応なのは130Sからのテストで実証済み。
でも、このメソッドがランカーに高反応なの?
真実は残念ながら人間なので不明なのですが、「うん。釣れるから…まぁいっか♡」と言う事です。笑笑
ラインシステムも見切られとプレッシャーの低さを考慮して、なるべくライトラインで行なっています。
私はPE0.4に、フロロリーダー5lbを4ヒロで使用しています。
やはり、難点もある。
本来、メバル用のこのルアー。
フックサイズも#10でとても弱く、小さい物を使用しています。
強すぎるロッドではフックが伸びてしまう危険性が高くなります。
CRAWLA L+以上のロッドでは、合わせ切れやフック伸びの防止から、PE0.5、10lbリーダー以上で、ルアーフックも#6くらいのシングルフックに交換した方が宜しいかと思います。
シーバスのサイズを選べないのも問題と言えば問題なのですが、実はトレースコース上にシーバスが居れば非常に高確率でバイトを出せる。
言い換えれば、そこにデカイのが居れば躊躇う事なくバイトさせてしまう…(喜)と言う事です。
狙いどころも40mくらいと近く、立ち位置の関係も有るかと思いますが、バイトポイントの殆どが立ち位置から10m以内と至近距離の場合が多いです。
この距離からのファイトスタートはバラシの確率がとても高くなります。
また、ライトフックとライトラインなので、強引なファイトはNGとなります。
正直なところ、ランカーに本気のファイトをされるとかなりキツイセッティングです。
私は【狩られた事すら気付かせない】と言う風に表現していますが、それくらい慎重に。
フッキングからランディングに至るまで、魚に余計なプレッシャーを与えない事が大切になってきます。
余談ですが、ライトラインのスローなの釣りにおいてのタックル的な事で言えば、スピニングタックルよりベイトタックルの方がこの釣りにはアドバンテージが有る様に感じてます。
スピニングタックルは、その構造上レベルワインドでラインが一回90度になってラインや巻きフィーリングに余計なストレスを与えてしまいます。
一方ベイトタックルは、ラインが一直線に出るので糸フケ、糸ヨレによるライントラブルの少なさや、巻きのダイレクト感、ドラグ放出のスムーズさに勝るためです。
ロッド選択はこれ一択 Beams LOWER8.6L
さて、それではこのメソッドにはどんなロッドを使えば良いのでしょうか?
SNECON 50Sは3gなので、正直CRAWALAでもVENDABALでもキャスト出来ます。
しかし『ライトラインでランカーを本気で狙っていく』となると、Beams LOWER一択ではないでしょうか。
そしてレンジコントロールとアキュラシー性能を考えるとロングレングスモデルのBeams LOWER8.6Lへと答えが導き出される訳です。
オマケとして、LOWERは『軽量ルアーの遠投性のしやすさと、ランカーの強すぎるファイトをバッドセクションからしなやかに追従してくれるので、ラインプレイクやバラシの軽減にとても貢献してくれる』と言う特典が付いてきます。
もちろん、単にロッドは柔らかければ良いのか?と言うことでは無いですね。
相手はランカー。天才君です。そして重いです。(笑)
アングラーの隙を伺いながら10m四方の根の一つ一つ把握して、一瞬でその有り余るトルクを使って逃げ込もうとします。
暴れさせないのが大前提ですが、「コイツ何か仕掛けてくるつもりだ」と感じた時は、それを阻止する為に強引に頭の向きを変えるだけのパワーも必要です。
そのパワーもLOWER8.6Lには充分に備わっていると言う訳です。
正直、かなり変態的な至近距離でのフィネス・ランカーハンティングでは有りますが、非常にスリリングでストロングなメソッド。
タフな状況、悪い潮回り、止水域で「今まで釣れなかった魚を釣りたい!」と言う腕に覚えのあるアングラーの皆様は、是非お試しになってみて下さい!
【タックルデータ】
Rod:Beams LOWER8.6L
Reel:SHIMANO CALCUTTA CONQUEST BFS
Line: SHIMANO Sephia 8+0.4号
Leader: クレハ(KUREHA) ライン シーガー R-18 フロロリミテッド 5lb
Lure: BlueBlue SNECON50S
Fukui Japan
Seabass
Angler:Daisuke Yamada
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- 2020年10月24日
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