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イバラの道を突き抜けた向こう側へ。対モンスターオオニベ用『ロマンタックル』の戦闘証明


12月~1月は持てるリソース全てオオニベ全振りの福岡AUX久池井です。


前回の準備編にてご紹介した憧れのタックルで、憧れの魚を釣るため。


 

<2021年オオニベチャレンジ 準備編>
 



そして昨年なし得なかったオオニベでの年始ファーストフィッシュを叶えるため。

2021年も引き続き、宮崎サーフに通っておりました。


 

BRIST MARINO 106MH

 
 



いざ、ベタ惚れツンデレ機とエントリー

年末年始のピークは過ぎたといえ、成人式前後でまだまだ絶賛ハイシーズンな宮崎サーフ。
一日目は来年以降のチャレンジにもつながるよう、実釣はそこそこに新規ポイントの下見と開拓。


 
二日目、下見で最も良さそうだった”河口がらみのサーフ”に夜明け前からエントリー。
満潮の潮止まりで、濁りの境界となる”潮目”が手前に寄ってくる、一番美味しいタイミングはお昼過ぎ。
それまではご飯を食べることも忘れて、ひたすらにキャストの繰り返します。

 
 
メイン機は、本来想定されていないソルトで1日釣りすると、後半ブレーキが安定しなくなる”ツンデレ爆発”でベタ惚れ中のリョウガシュラプネル。



 

BRIST MARINO 106MH

 

正直、普段マグフォースZに頼りっぱなしの私のサミングテクでは、乗りこなすどころか”振り落とされないようにするのが精一杯”の暴れ馬。
ただでさえバイトを出すまでが辛いオオニベゲームにおいて、ある意味”ツンデレ”通り越して”詰んでる”状況…。
飛距離はわずかに落ちますが、後半はさらに力を抜いてBRIST MARINO10.6MHのキャスタビリティに任せ、7割の力でキャストし続けます。
 
 


諦めかけたその時…!


『潮目が完全に沖に行ってしまったらアガりにしよう。』と思いつつ、美味しい位置から中々動かない”クリアと濁りの境界”。
10時間近く投げ続けて集中力はとうに切れ、ある意味最適化された動きを繰り返していると…コツンと吸い込むようなバイトと共に、回転が止まるハンドル。

 
バイトに飢えた体が、反射速度0.2秒でオートに動き、渾身のフッキング!

 

 
 
 

 
『乗った!』と思った瞬間、ロッドごと持っていかれそうになる圧倒的な重量感。
反射的にハンドルを握っていた左手でリールシートを支え、MARINOのフルベンドで真正面から殴り合います。

 
暴れ馬から一転、連動レベルワインドも加わりうっとりするほど滑らかに滑り出すドラグに、圧倒的な巻き上げ力を発揮するシュラプネル。
ファイトの感触は間違いなくオオニベ。

 
完全に制御下に置いているものの、強烈な走りの最中にザリついた感触が僅かに伝わってくることが気になる…。
脳裏によぎるのはジグを飲み込まれ、あと8メートルでリーダーを噛み切られた昨シーズンのバラシ…。






油断大敵!!!


丁寧にファイトしていると、隣の方が竿を上げて声をかけてくれました。
この方なんと【てげな釣りtube】レフティーKさん!
昨年からオオニベを狙うにあたりヒットパターンやアクションなど、何度動画を参考にさせて頂いたか分からない方に、まさかお会い出来るなんて!
(オオニベ釣りたい方は必見です→https://www.youtube.com/channel/UCSsRP6j31L1QEajdP5qOP6Q
 


挨拶することに気を取られ、一瞬テンションが緩んだ隙を逃さず容赦無く反撃に転じるオオニベ 。
 
ブレイク手前での渾身の横走りに内心…
 
(((あああああああぁぁぁぁぁぁぁぁーーー!!!??)))
 



油断、ダメ、絶対!
この位置で横に走られると、手前のブレイクに擦られて最悪切られる!
 
リーダーをいたわりながらも最大限ドラグを効かせつつ、MARINOのバットパワーで反撃をねじ伏せランディングへ。
 
 


ついに相見えるモンスター

1回目のずり上げ…失敗!
ブレイク手前で寄せ波に乗せきれず、返す引き波に乗られて反転。
 
一番バラシが怖い場面ですが、ドラグとサミングを併用しつつ、走られることなくいなして、再度こちらを振り向かせる。
このあたりが切羽詰まった状況でも感覚的にやり易いのは、ベイトタックルの絶対的なアドバンテージ。
 
 

2回目のずり上げ…成功!!
すかさずレフティーKさんが、分厚いエラブタを掴んで下さりランディング!

 

オオニベ

 

113cm、12kg

 
何度釣っても見惚れてしまう、グラマラスなボディに纏った淡い紫。
予想通りジグは丸呑み。
昨年バラした時と同じく結束部から10cm上はザラッザラ…。


 

オオニベ

 

よくぞリーダー耐えてくれた…。そしてMARINOは耐えさせてくれた…。
これぞ強いけど曲がるFishmanロッドの真骨頂。
 

奇しくも昨シーズンバラした時と同じシチュエーション。
タックルセッティングを追求し続け、昨年の失敗をようやく”血の通った経験”にできた気がします。



 

オオニベ

 

 
お邪魔していた宮崎県で緊急事態宣言発令の1日前。
“マジで釣れない魚”相手に”憧れたタックルで”ロマンを追い求め、ラストチャンスで掴んだ2021ファーストフィッシュ…。
絶対に忘れられないドラマに今年も出会えました!


 
最後になりますが、このチャレンジを通してお世話になったりサポート頂いた方々、SNSで温かいコメントやシェアして頂いた方々、そして何より志を同じくして釣りをご一緒させて頂いた方々に、改めて御礼申し上げます。



 

オオニベ

 


 
【タックルデータ】
ロッド:
BRIST MARINO 106MH(フィッシュマン)
リール:#リョウガ シュラプネル C3000H(ダイワ)
ライン:ピットブル4 #2号(シマノ)300m+150m
リーダー:グランドマックスFX #8(シーガー)
ルアー:撃投ジグ レベル 40g

フィールド:宮崎県日向灘
魚種:オオニベ
アングラー:久池井明

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