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北陸シーバス翻弄記Vol.3

こんにちは!テスターの山田です。
翻弄され続ける福井シーバスシリーズ第三弾。ラストは攻略編。
 
 
シーバス釣りの重要なファクターとして私が重要視しているのは
1.流れ
2.ベイト
3.地形
後は潮目や濁りですとか、サラシですとかと言う水質系。
 


その中でも流れと言う要素はとても大切にしている大事な要素なので、より早い流れをサーチする事から始めています。
しかし、日本海の干満差は大潮でも30cm程。
辛い…コレはマジ辛いから……。
 



干満差が無い。コレでは流れが生まれづらい。
流れが無いと言うよりも、動かない。
魚がどっちを向いているのか解らない。
定位もしづらい。
とてもシーバスに口を使わせられる自信が無い状況。
 

 
以前住んでいた千葉では大潮の干満差は2m。
オープンフラットエリアでも、2ノット以上は発生します。
流れの感覚のズレと言うのも有るのでしょうが、まるで潮止まりなのか?と錯覚する様な止水の釣りを攻略しなければなりません。


 
有名な九頭龍川がある福井。
流れの釣りがしたければ河川に行ってくれば良いだけの事なのですが、この止水域を攻略しなくては【止水の攻略無くして、福井の釣りを語るべからず】と思い、この2年間ひたすら止水域シーバスの攻略を模索し続けています。



 
様々な手持ちルアーを投げました…。
色々なポイントを廻りました……。
近所の河川にも行きました。下げ時なのに、何故か潮が上がってきました………。


 
干満差が無いと言う事は得意なウェーディングでも、突っ込んで行けないと言う事。
ウェーディングジャンキーの私には、コレはかなりのストレスでした。


 
突っ込めないクセに、やたら根掛かる。
得意のボトム攻めが使えない。
流れが無いから、シンキングルアーが沈み過ぎる。
そして根掛かる……(汗)


 
使用ルアーの制限もシーバス攻略を難解なものへとしています。

 
 
【でも、シーバスは居る】



関東より年間接岸率は圧倒的に個体数が少ないようですが、シーバスは居る時は居る。
しかし、流れが無いから魚が揃わず、皆んな自由にアッチコッチ泳ぎまわって居ます。


 
そして、止水シーバスはルアーをよく見ている。
とてもクリアな水質な水の綺麗な福井。
ルアーの見切られも、悩みの種でした。


 
福井シーバスの大好物はサヨリと稚鮎。
特に止水域では、20cm程のサヨリにシーバスが良く付いている印象。
サヨリパターンか…。


 
フローティング系の細身ミノーの浮かべておくのが御当地メソッドらしいのですが……………。
……………巻きてぇっス。。。巻いて釣りてぇっス。。。


 
そして大小シーバスが混じり合ってアッチコッチを泳ぎ回っています。
良く見ているので、小型が先に釣れてしまうと後が続かない。
9cmミノーでさえ、見切られ感を感じます。


 
「見切られづらい小型ルアーで、とにかくそこに居るシーバスを片っ端から釣って行かなければ、大型シーバスを釣る事が出来ない」

 
【弱い釣り】
 


コレが現時点で出した答えでした。
 
 
幸いにも私にはBlueBlueのSNECON50Sと言う、メバル用のS字系シンペンが有ります。
このルアーをPE0.4×フロロ5lbで飛距離と感度、流れが無くてもスローリトリーブでルアーアクションと、水面直下のレンジを維持する事が出来ます。
 
コレを止水域で沈ませ過ぎず、しかし早過ぎずナチュラルに漂わせると、あら不思議!

片っ端から釣れる!バイトも続く!大型も釣れる!
不思議な事に20cm程のサヨリにライズしているランカーが、全くお門違いの5cmのルアーをガンガン食ってくる。


 
シーバス


ついに見つけた………!!!!(涙)
 
 
weak fishing is strong!
【弱い釣りは強い!】
 
とでも言いますか。
 
セコ釣りと言われようが、コレが現時点で1番ストロングなメソッド。
この過酷な止水域で、ランカーに出逢える確率が1番高いメソッドだったのです。
 
 
さあ!
こんな釣りするなら、ロッドは何を使う?


 
私のセレクトはBeams LOWER8.6Lです。
こんなライトセッティングの釣りでは、スローテーパー気味のこのLOWER8.6Lの恩恵は非常に多い。
良く曲がるので、キャスト時、軽量なウエイトもシッカリとロッドに乗せてロングキャストが可能。
柔軟にランカークラスのファイトをブランクス全体で柔らかく受け止めてくれる為に、ライトラインでもラインブレイクしづらい。
バラシが少ないのも、LOWERの恩恵。
 
そして、ランカークラスのウエイトでもシッカリとコントロールして寄せられるパワー。
やはりこのロッドは頼りになります。
 
試しに、まんまメバル用のinte7.9ULにBFSリールのセットも使いましたが、60cmを超えてくると流石に、ちょっと辛さが有りました。
 


 
そんな訳で、福井止水シーバス攻略。
現時点最強と感じるメソッド。


 
それは、SNECON50S×LOWER8.6Lを使用したライトなアプローチ。
しかし真剣にランカーを獲りに行くストロングなメソッド。


 
Super light
  strong bait Finesse


 
弱さと強さの完全なる融合こそが福井止水域シーバスの攻略法だったのです。
恐らくこのメソッドは、全国同様の止水域シーバスを狙っていらっしゃる皆様のヒントになってくるかも知れませんね。
 
 
しかし、コレで満足はしません。
更なる最強メソッドの確立の為に、コレからも止水シーバスを追い続けて行きたいと思っています。

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