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▼ 意識して使い込む事でわかってきた事とちょっとした要望〜レジンシェラー8インプレブログ5th〜
- ジャンル:釣り具インプレ
- (FAMELL, PEレジンシェラー8)
FAMELL : RESIN SHELLER 8を利用し始めてはや2ヶ月が過ぎ、その操作性にも慣れてき始めた頃合いでインプレを書いている。このブログは実は、10月ごろから作成しながら付け足しつつアップを引き伸ばしていた。汗
書いていかないと、感じたことが抜けてしまったり、少し感覚とずれた文章を書いてしまいそうなのもあるので。
まずは、PEというラインについて
◆PEラインに求める要素◆
そもそもPEとは?
PE=ポリエチレンという素材(高分子量ポリエチレン)
◇メリット◇
低伸度
伸びが少なく、高感度であり水中の情報を拾いやすい。
また、ルアー操作においても位置情報や操作感が得られやすい。
直線強度が高い
他の素材のラインと比べると、同じ号数でもナイロンやフロロラインと比較した場合、PEラインは細く、強度は4〜5倍になる。
ナイロン 1号=4lb
PE 1号=レジンシェラー8の場合Ave.19lb
ラインの号数は太さ(ラインの断面径)での表記になる為、同じ太さで考えた場合の強度。
飛距離のアップ
ライン自体が細いPEは、空気抵抗が少ない事でルアーを遠くへと運んでくれる。
◇デメリット◇
摩擦熱に弱い
耐摩耗性を謳うPEは増えてきているが、根ズレによるラインブレイクはある。
ショックリーダーを結ぶ必要がある
ナイロンやフロロの場合だと必要ないと思うが、PEは結び目が解けやすい性質や根ズレに弱い事からショックリーダーを必要とする。
もちろんモノフィラ系のラインでもショックリーダーを使用する場合はある。僕は使ったことがないので言及しない。
ざっくりメリットとデメリットを挙げると、このあたりになるだろうか。
◇4本ヨリと8本ヨリ◇
いわゆる、x4やx8とは、原糸の編み込み本数の事。
4本ヨリの場合だと、8本ヨリのPEの原糸よりも太くなる。耐熱性自体が変わらなくても、切れるまでの強度で言うと原糸は細いよりも太い方が強いので根ズレには4本ヨリが強い。
逆に、8本ヨリは原糸が細い分断面の真円性は高くガイド抜けが良いし、ファイト中の糸なりもすくない。
4本ヨリ、8本ヨリがポピュラーであるが、
【SUNLINE career high】6本ヨリ
【SHIMANO PIT BULL 12】12本ヨリ
【DAIWA UVF morethan sensor 12ブレイド】12本ヨリ
など、中間のものから、もっと原糸を細く強化したものまで出ている。
と、ここまで基礎的な振り返りをしたところで
↓↓↓
■ここからはRESIN SHELLER 8について■
ハードコーティングされたPE
より真円性が増した事で遠投性能、キャストフィールの向上が得られている
操作性としては、ハードコーティングされているとはいえ、パリパリのラインではないので、遠投した先でのドリフトでもルアーの操作感を失うことがない。
僕は、3rdインプレブログでも書いたがRESIN SHELLER8は少し柔らかい印象を持っている。
その為、ドリフトや流れを利用した釣りには特化していると思える。
ただし、この柔らかいと言う印象は、別の場面では少し厄介にもなる。
今回のインプレでの釣行場面においてはトラブルはなかったが、起こりうるトラブルの可能性を考えていく。
今回のインプレでは、1号をメインとして使用させてもらったので他の号数では印象が変わってくるかもしれないが、強風時にはライン抵抗が少ないとは言え、ルアーは風の抵抗を受けるのでキャストミスが致命的なトラブルを引き起こす。
◇柔らかいラインの致命的ミス◇
例えば、風速8m以上で向かい風の中12センチ以上のミノーを思いっきりスイングしてリリースのタイミングが早くなってしまうようなミスをした場合。
ルアーが抵抗を受けて失速するなか、ラインはドンドン放出されエアノットを組んでしまう事になる。
また、別の例として
遠くにルアーを引っ掛けてしまった場合にラインブレイクしてしまったとすると。急激に弾けて戻ったラインはヨレながらエアノットを作り帰ってくる。
上記2例は、今でこそ無くなったが、PEを使い始めて間がない時に何度も経験した。
しかし、注意していればそこまで大きなトラブルを作らずに使用できる。
『キャスト時のリリースのタイミングに注意する』
低弾道でキャストするように意識するとルアーとラインが一直線になりトラブルは起きにくくなる。
『異なるルアーウェイトに注意』
軽いもの、水抵抗の少ないルアーを使用た後は軽い力でスプールにラインが巻かれているので、その後重たいルアーを投げた時に途中までスルスル抜けて、途端にしっかり巻かれたラインが放出される事でエアノットを使ってしまう場合がある。
ルアー交換前にテンションチェックすると未然に防ぐことができる。
ライントラブルはアングラー側の責任が大きいので、無意識的にでもトラブル回避できるように慣れる事が大事
■購入時に考える点■
◆150m巻きか200m巻きか◆
PEラインを購入するときは、何メートル巻きのラインを購入しますか?
僕の場合は、200m巻きを買って使用する事が多いです。
理由は
■釣行回数が多く、使用回数に応じてラインカットし徐々に減っていくため■
1釣行でノットの組み直しが何回あるかにもよりますが、同じ場所がずっとガイド負荷を受けていると多少なり摩耗します。そうすると髙切れの原因となります。ハードコーティングされて強くなっているとは言え、あくまでも消耗品なので自分のタイミングでノットの組み直しを行い、その際に一ヒロないし二ヒロはカットします。そうすると150m巻きの場合だと148m、146m、144mと徐々に減っていき、フルキャストした際にリールに残るラインはどんどん少なくなっていきます。原理的に200mも一緒のようですが、長くリールに余っている方が安心感があります。
□要望①□
150m、200m巻きのどちらもですが、5cmで良いので10mまたは25mおきにマーカーを入れて欲しい。
単色PEラインの場合、どのくらい使用したのか?どのくらい減ったら交換時期なのか?など、目安を作れると不安解消にもなる。
■最近ルアーはよく飛ぶ■
最近のミノーやシンペンは70m以上飛ぶものは当たり前になっています。物によれば100m以上飛ばせるものも。だとすれば、思いっきりキャストした後もリールにキャストした分ぐらいはラインが残っている方が安心感もあるし、もしもトラブルで50mくらいロストしたとしても、釣行中止までは追い込まれない。
■万が一のトラブルに備えたい■
上記に示したような状況に加えて、ライントラブルって言うのが時々起こる。
エアノットによるラインの喪失であったり、不意の大物によりラインが長く引き出された時に高切れを起こすなど。何が起こるか分からないので、長めに巻いておきたい。
150m巻きを選ぶ場合は、リールの番手が小さい場合や小場所をメインにしたり、釣行回数が多くない場合であると良いと思います。
◆RESIN SHELLER 8 ハードコーティングについて◆
釣行回数が多いと、どうしても脱色は起こります。ハードコーティングされている事で、強度が向上するとの事ですが、何釣行も繰り返すと少なからず摩耗しますし、毛羽立ちもします。
ただし、毛羽立ちに関しては、他社メーカーのラインと比較すると少ないような気がします。製法によるものか、コーティングによるものか分かりませんが、脱色してからも強度面に不安は今のところありません。
ノットの締まり具合についても、ハードコーティングで滑りやすいと言う事もなく、問題なく締め込む事ができます。
□要望②□
なかなか勝手な要望ですが、
ライン強度を長持ちさせるためのコーティングスプレーの様なものが有れば良いなーと思います。
他社で言うと、varivasのPEにシュッ!のようなフッ素コート剤的なもので、なおかつ脱色を抑える様なものがあるとユーザーとしてラインに対しての安心感を付加できると思いました。
◆RESIN SHELLER 8の致命的部分◆
販売している店が僕の住まいの近くにない!!!
探し回りましたが見つかりませんでした。時期的にも1号では少し不安になってきたので1.2号へ買い替えようと思って、走り回ったが徳島県の釣具店5店舗回ったが無く、お隣の香川県も3店舗ほど回ったが売っていない(泣
これは、、、
営業様頑張って下さい。
僕は、できれば店舗購入したいのです。
日中釣りしてたり、仕事してたりで家に居ない事が多いのでネットで買ったものの受け取れない事を避けたいので。
ですが、仕方ないので今回はamazonで買いました。笑
ブログを読んで、使ってみたいと言う方からも売ってないと言われた事があります。すごくオススメできるラインですが、売ってない事には、どうしようも無いので、たくさん売ってください(笑
◆まとめ◆
使用感や勝手な要望まで含めてインプレを書いてきましたが、RESIN SHELLER 8はシーバス専用とは、書いていないもののシーバスゲームに適したラインだと思います。ドリフトでのルアーコントロールのし易さや、フルキャスト性能の高さ、アキュラシーを向上させる抜けの良さなどが人に勧められる利点だと思います。
今後も良い魚を手元まで運んでもらいたいと思います^_^
インプレブログはこちらからも読めます。是非読んでみて下さい^_^
↓↓↓
- 2021年11月10日
- コメント(2)
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