地元の先輩(漁師さん)がハンドメイドで作成しているシンペン。
テストして欲しいと渡されていたもの。
重量のあるシンペンでボトムが取りやすく、バックスライドでシミーフォールする。
ボトムキープ力もあるし、離しすぎてもラインを送ると少しバックスライドで戻ろうとする。
このフォールで当たりが多い。
あとは、その日の流れの速度次第でバイブレーションを使用。
と、まぁボトム攻めでは色々試行錯誤して釣果を出していた。
■インスピレーション■
横風爆風、流れと逆方向。
めちゃくちゃやりにくい。
【原因】
・キャストが安定しない。
・メインラインが引っ張られることで流す操作が難しくなる。
・ボトムが取りずらく、レンジキープもよくわからない
【対策】
・重いものをシャープにキャストしてラインスラックを少なくする
・着水後はスラックを回収してバーチカルなイメージを持ってボトム取り
・素早いボトムとり
・ラインスラックを作らずにティップで操作感がわかるようにテンションを作る。
【重要な項目】
・抵抗を受ける面積は少ない
・比重が重い
・スイム姿勢が良い
解答:メタルジグ
メタルバイブも良いが、抵抗が大きくなる。
■答え合わせ釣行■
メタルジグはJA-DOの冷斬30gを使用。
リアフックはfimoフックの#6へ変更。ボトムをとって、ボトムをズル引きしてしまわないように一旦シャクる。テンションを張って、再度ボトムに着く前に巻いていく。
リーリング15回転ほどで再度ボトムを取りなをしてボトムキープする。
爆風で操作が難しい状況であるが、他の種類のルアーと比較すると随分と快適に操作できる。
場所は河川の中流域、明暗部
なかなかメタルジグの発想に至らなかったが、思いの外使いやすい。
20g、40gも買おうかと思ったが今回は予算オーバーだったので30gとなったが丁度良い感じ。
もっと流れがゆるければ20g
もっと流れが早ければ40gかといった状況。
潮合いのタイミングでバイト連発。
テールフックでのフックアップが多かったが、やや大きくしておいて正解だった。
ボトムが取りやすい、レンジキープもしやすい。
バイトゾーンを通しているイメージができる。
あとは、イメージした姿勢でルアーを泳がせるかどうかだ。
ワンピッチジャークやリフトアンドフォールでは反応なかったが、
ボトムキープでの巻きに好反応。
風が弱くなったタイミングではシンペンにも反応を見せてくれた。
■まとめ■
今回の釣行は、気づいたことをそのまま実行して結果に繋がった。
捕食対象が変わってしまったり、水温変化や流れの変化でもこの釣果に結びつけられなかった可能性もある。
即実行できたことが大きい。
そして、食わせるイメージができた時点で他のポイントでちゃんと効果を示すことができるのか?水深はどのくらいまで対応できるパターンなのか?色々と気になること、興味が深まっていく。
これから、ハクパターンやいわしパターン、稚鮎パターンなど季節に応じたベイトが入ってくると口を使うレンジやルアーも変化してくる。また、さまざまな状況を楽しみつつ自分なりの面白い釣りも探求していきたいと思います。
今回はここまで、以上!
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