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雄物川の暗闘

先週、「雄物川のパターンが変わったかも」と思いました
もしや、噂に聞く『落ち鮎パターン』になった・・・?

しかし、鮎が落ちる場所、ってどこなのでしょうか?

①渓流に放流された鮎が、寒さに負けて上流に落ちる
②上流にいた鮎が、産卵のために下流に落ちる
③下流で産卵した鮎が、力つきて河口に落ちる

ネットで調べると、「雄物川の落ち鮎は上流でも下流でもある」
なんて文が見つかりました
よく分からないので、シーバス遡上限界となる上流の堰から、
鮎が流れつきそうな場所を見回りながら河口に向かってみました


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松倉・大曲の堰のあたり・・・鮎の死骸などは見られず

放流鮎が流れてくるなら、ここだと思ったのですが



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合流部の下流あたり・・・鮎の死骸などは見られず

流れが穏やかになったとこで、落ち鮎がたまってるかもと
思ったのですが

ここから下流を調べようと思ったら、堤防の上の道路が
『管理道路』ということで一般車両立入禁止なうえ、
川岸が深い林に覆われています

そこらへんも怪しいのですが、水面を見ることもままならず
一見さんお断りの、上級者用エリアという印象です







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中流域の岩盤地帯・・・
川岸からは、3cmくらいの小魚と30cmくらいのボラの姿が
見られました。
ここらへんは流れの強いところならば水底に泥がなく、
石をひっくり返すとトビゲラの幼虫がちゃんといます



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と、カラスが川岸にいっぱいいる場所がありました
もしや鮎が流れついているのか!? と現場に向かうと・・・
なぜか、でかいボラのものとおぼしき骨がいっぱいありました
落ち鮎ならぬ、落ちボラがあった・・・?(==?

下流に向かう鮎や、川魚を狙っている高活性なシーバスが
いないかなと、昼にちょっとミノーを流してみて、無反応







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河口エリアで見られた風景

カモメを中心に、やたら鳥がいます
でも、落ち鮎を狙っているのか、ただの越冬なのか分かりません
見ていても、とくに川で捕食している様子もありません
橋三つ分くらい岸辺を見て回りましたが、鮎の死骸全くなし


・・・落ち鮎って、どこで起きてるの!?(°Д°;





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(出典:メタルマン)




もう落ち鮎は終わったのか、始まっていないのか、
始まっていても、漂着した鮎はすぐ鳥に食べられてしまうのか

(==; 地元の人にしか分からないのかな・・・?

もうヘトヘトになりながら、先日、苦戦した河口の
おなじみのポイントに向かいました
前にボラ達がいなくなっていたポイントです
今日も寂しい場所なんだろうな、と現地に着くと・・・






イナッコが、いっぱい戻ってきてる!

歩くたび、逃げ惑うイナッコの群れ
ときどき足元に泳いでくる子もいるので、試しにネットを
前に差し出して歩くと、そそっかしいのが飛び込んできました
美味しそうな、15cmほどのぷりっぷりのイナッコです
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鮎がいなくても、この子らがいればシーバスの一匹か二匹は…
と、先日、ポッパーで釣った岸際などを攻めはじめました
意外にすぐ出そう(^^ と、釣りはじめて―――


(;w; ぜんぜんダメだぁ・・・


18時から21時までやって、頼みの岸際も、昔は調子がよかった
流心際も反応がありません
そして朝から歩きづめだったので、ヒザが揺れてきました

濃厚なホゲの予感!!! 

しかし、かなり良いイナッコの群れがここに確かにいるのです
その事実だけが、釣りを続行する気力の糸を繋ぎとめてくれます

どうしてシーバスが来ないのか、暗い水面を見つめながら、
『鬼滅の刃』の無残様パワハラ会議で生き残ろうとする
下弦鬼みたいに必死に考えはじめ、そして―――

自分がシーバスなら、どうやってこの逃げ惑うイナッコを
効率よく捕食するか、考えてみました
『待ち構えて捕食』・・・かといって、岸際は流れが
遅いので、流されるイナッコなんてほとんどいないはずです
長潮で水位変化も小さく、浅瀬からの追い出しもなさそう

そうだ、イナッコが寝ていたら楽に捕まえられる―――?
・・・イナッコが、寝る? 寝るなら・・・いつ?

(== 『夜』じゃなくて『深夜』が時合なんじゃ・・・?

僕はヨロヨロと車に戻り、とりあえずちょっと寝ました
そして夜中1時近くになって、もう一度、岸際を探ってみました

最初は、騒がしいドッグウォークやポッピングでなく、
静かに探ってみようと、タックルハウス社のリップルポッパーを
結び、テトラの向こうに投げてタダ巻きしてみました
リップルポッパーなら、水面をゆったり泳いでくれるはずです

一投目は反応なく、やはりか、とため息をつきながら二投目…

\バッシャァン!/  
ジーーーーー!!

その水飛沫とドラグ音に脳を叩かれました
好きに走られたら根ズレで即アウト
慌ててドラグを締め、あとは綱引きバトル
やっと寄ってきたところで、ネットイン寸前に走られること二回
三回目で、やっと…







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「おまえ、深夜アニメのファンかよ・・・」
思わずそう文句を言うと、不満そうにバシャバシャされました
前に釣ったのと同じくらい、70cmくらいのヤツでした





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ヒットルアーはこれ、タックルハウス社の初期BKRP115に、
ブログ『リップルマニア』様の記事の影響を受けて、
水噛みをよくしようと鉛シールを1g×2貼ったものでした





そして次に投げたのは、以前(雄物川の洗礼)に川で拾った
「ima チャッピー」。イナッコパターン用に開発された
ルアーだそうで、これを今投げないで、いつ投げるのかと


そして二投目、ゆっくりなドッグウォークをさせていると、



\バッシャァン!/  
ギチチッ!
バヅン!
シーン・・・・・・

(°Д°; アッー!?



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かかった直後、運悪くテトラに強く擦ったようです
哀れ、チャッピーちゃんは二度目の漂流生活に(><



その後、タックルハウス社 K2RP122に変えて、タダ巻き中に
水面爆発するもミスバイト
 

ええい、ここで切り札、と前回の殊勲者、ポップクイーンを
投入してポッピングしていたところ、ポッピングさせた瞬間に、
ガグッ、という手ごたえがして―――

(°Д°; あれ!? うっそ、根掛かり!?
       ここ、トップウォーターでも根掛かりすんの!?

どんなところだ、と一人で文句を言いながら
何とか回収しようとバシャバシャやってるうちにラインは切れ、
そして、アタリも途絶えました・・・


―――本当に、深夜だけが時合のときがあるのでしょうか?

翌日、同じ場所でもう一度釣ろうと入水すると、
なぜか流れがやたら速くなっており、気温も下がっていて…
イナッコ達はどこかに消えていました

(;w; あぁぁ、お前たち、いかないでくれ~!

イナッコ達も、適した水温・流速を求めてか、目まぐるしく
ポジションを変えているようです
シーバスもそれを追っているのか、夕方から深夜までやっても、
こんどは全くアタリも何も出ませんでした

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