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雄物川河口の洗礼

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     松倉橋                 雄物新橋

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先日、雄物川 中流域でベイトがいなさそうだと思ったので、
上流のほうを見てきました。
そして結局、河口の雄物新橋へ移動することになりました

初め、雄物川支流玉川の松倉橋辺りでウェーディング
しかし、鮎もみかけないし、川底の石は苔より泥がもわっと
ついていて、中流域同様、川虫がいない雰囲気です

川べりには5センチもない小魚が泳いでいるのですが・・・
(これで、産卵にそなえたシーバスが満足できるのかな?)
と考えると、とてもそうとは思えません

そうだ、ボラは・・・? と思いました
育ったイナッコやボラなら、食いがいがあるはずです
前に刈和野エリアにボラがいっぱいいたのを思い出し、
寄ってみました
しかし、あれほど騒いでいたボラ達の姿が全くありません
早くも水温低下で、川を下ってしまったのでしょうか?

私が知っている範囲内だと、雄物川でシーバスの食いでが
ありそうな魚は、ボラ(と、イナッコ)しかいません
鮎もどこかにいるらしいのですが、場所の見当もつきません

(なら、ボラがいるところにシーバスもいる・・・と、
 考えてみようか・・・自分にはそれしかできないし)

『マッチ ザ ぼら』、って成立するのかな・・・?

そんなことを考えつつ、ボラを求めて雄物川河口へ。

(=Д= (ボラ~ ボラ~・・・もう俺にはお前しか
      いないんや・・・どこや・・・どこなんや・・?)

と、ボラの姿を探して、河口周辺の水辺を半日歩き回り・・・



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(°Д°;イター!

なんか水中がキラキラ光ってると思ったら、全部ボラ!
――という場所を、やっとこさ見つけました
とはいえ、ここでシーバスが釣れるかは全く自信なかった
のですが、『マッチザぼら』に心中することにしました




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初めに結んだのは、エヴォルーツ120F
私も、『シーバス攻略スタイルvol.2』のヒデ林氏の97cmを
見て、雄物川とエヴォルーツに憧れた者の一人です。
ここでこれを投げなければ、いつどこで投げるんだと。

どこがポイントかはよく分からないので、とりあえず流心脇を
引くイメージで、遠投してU字引き――――――――――


ガヅン!

ジィィィィィーーーーーーーーー!

ガガガガガガガ!

バツン!!



・・・・(°Д° 

・・・・(°Д° ?

・・・・(°Д° !?

残ったのは、切れたPEと、強烈な手ごたえ
そして目の前、頭をのぞかせる消波ブロック

・・・エ、エヴォルーツが・・・
・・・・・・ええい、続けるしかない!

次に結んだルアーは、サイレントアサシン140F アカキン
師匠がくれたイレグイカラー
ここぞという夕マズメに使おうと思っていたものです

そして、エヴォルーツと同じコースを引くと――――

ガツーン!

キター!? (°Д°;

途端、水面をえぐるようなエラ洗いの白い爆発

リバープラッキングが不満そうに曲がり、その先から
全身全霊の筋肉の躍動を伝えてきます
まだ頑張るのか、という汗の代わりに水飛沫を上げるファイト
これがリバーシーバスだ! 


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やっとネットインしたとき、特大の息をついてしまいました

(お前、凄いな・・・強かった・・)

感嘆しつつ綺麗な魚体に見とれながら、とあることに気づいて、
ギョッとしました

(フッコサイズでこれなら・・・戸澤さんがよく釣ってる
 ランカーオーバーだと、どうなっちゃうんだ!?)

元気にリリースできたあと、複雑な顔になってしまいながら再開

すると、すぐにまたサイレントアサシンが水底に引きずり
こまれました

こんなに釣れるの!? と滅多にないことで驚いていると・・・









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逝きました・・・(TДT

竿を水平に引いていたら、消波ブロックの陰に逃げ込まれて、
ガガガ! とブロックに擦る音がした瞬間、バツン! 

ここでやっと、『秋田ルアー釣行記』によく出てくる言葉を
思い出しました
<潜られたら即座に切られる。鬼合わせして急浮上させる――>

これのことか、と、何度も特大のタメ息ついてしまいました







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次に投げたのは、K2F142F リップ削り
(遠浅サーフ用に削ってしまって、けっこう後悔したもの)

消波ブロックをかわし易いように、シャローミノーで行こうと
思いました。
リーダーもフロロにし、1ヒロくらいと長めに










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さすがK2F・・・! 

(*^^* こんなに釣れるの初めて!
      Rユニットが効いてるのかなぁ? 

なんて調子こいていた途端、根掛かりでロスト(°Д°;

サイレントアサシンを引いていたときから、手前のブロックに
ガツガツ当たっていて、しかしテンション抜けば外れていました

(^^ 即死連発の岩盤地獄に比べれば楽勝♬

と思っていたのですが、ここにはここの即死地獄がありました
そこを通したらアウト、というポイントがあるのです
しかも、引きたいコースの途中に!






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マルジンUKシャッド(一匹ヒットしたけどバラシ)
ファントムⅢ(フロントにアシストフック一本にしたもの)

どちらも、即死場所を通してしまったとたん、根掛かりロスト






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もうトップウォーターしか投げられない!
と、これを投入しましたが無反応

あまりにルアーをロストし、そのたびにPEラインも失うため、
ついにキャスト時に下糸の結び目が露出し、
ライン放出を邪魔するようになってしまいました

実はウインドストーム135Fも、ただの一投で根掛かりロスト
2000円級のミノー4本ロストは、痛い・・・!(TДT








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仕方なく、危険ポイントへは絶対投げないようにしながら、
流心への遠投とU字ターンを繰り返し・・・

タイドミノースリム140Fが重い引きをするヤツを掛けましたが、
いつまで続くんだというド派手なエラ洗いの連続に、
強引にフックアウトさせられてしまいました。
ドラグが緩ければ底にいかれるし、堅すぎれば身切れという
鱗だけがフックに残っていて、悔しい・・・!






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やがて潮が下げ止まり、魚が釣れなくなったところで、
アイマ社の『チャッピー100F』が釣れたので、夜の部、終了
タイドミノースリム、素晴らしいルアーをありがとう!

チャッピーはイナッコパターン用のルアーだそうで、やはり、
ボラを意識する釣り人が多いのかもしれません




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翌日の夜明け前、タイドミノースリム140Fが素晴らしい仕事を
してくれました(ちなみにこれも師匠から貰ったルアー)

朝に釣れたのはこの一匹だけだったのですが、
一瞬、水中に引きずりこまれそうになるほどのパワーがあり、
両手で竿を必死に支え、ドラグ調整しながらのファイトを
味あわせてくれたシーバスでした
(リリースするとき、ハンドグリップした指(手袋してました)
 を、齧りとらんばかりの強さで噛んできました)

そして、このタイドミノースリム140Fも、深く潜らせすぎた
途端、根掛かりでロスト・・・
殊勲の子だったのに・・・ 


さらにサイレントアサシンも即死場所でロスト
風が上流側へ吹いたせいで、コースが予想からズレました
トレブルフックの下針を上向きに曲げて、ストラクチャーへの
ダンパーにしてあったのですが、そんな小細工も無意味でした

肩を落としてリーダーを結び直している間に、夜が明け初め――






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ラストに、とウインドストームを投げてたら
なぜかロストしたK2Fを釣ってくれました!?

いろいろとナゾが深まりますが、自分でリップを削った
ミノーはやっぱり特別です。奇跡に感謝!

ここで今回の釣行は終わりました
車中泊二日を含む、二泊三日の遠征でした

<マッチザぼら>

これが正しいのかどうか・・・
僕の雄物川の釣りは、当分、これがテーマになりそうです

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