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同じロッドを5本使って気付いた事。

18年くらい前だと思うのですが1本のロッドに出会い、同じロッドを5本所有しました。

同じロッドを使い続けると色々、気付くモノです。

最初に所有した1本は根掛かりを外そうとプンプンやっていると継ぎ目のちょい上から折れてしまいました。当然それ以降、根掛かりを外すのに竿は使わなくなります。


次の1本はバッド部の根本から折れます。グリップとの境い目の部分です。
ハッキリと記憶していますが、キャパオーバーのルアーを何回か投げた後です。デカい魚が掛かり、ファイト中に折れました。

やはりキャパオーバーのルアーを投げるのは危険です。それ以降は「プラス10g未満まで」という決まりを作りました。15年以上、ずっと続けています。


さて、次の1本です。
端的に言えば「キャストやファイトが悪かった」です。バッドが「抜けて」しまってジャーキングの際に変な反動が出る様になってしまいました。


…という事で4本目にして「やっと」満足出来るロッドに仕上がります。モニターのザキミヤさんとも話していましたが、「ロッドを育てる」という感じ。

抜け方、ヘタり方を意識しながらキャストとファイトをすれば、使い込んでも「味」が出ます。



…という話で終わっては自己満足にしかならないので、同じロッドを使い続けて気付いたキャストの話。


⬜︎ルアーウェイトによって曲げる場所を変える。

当たり前のようでいてそうばかりではない話。
特に通う場所が決まっている人に多い印象ですが、ルアーのウェイトが変わっても同じキャストしかしないアングラーも居たりする。投げるルアーが決まっているからなのか?

キャスト方法で曲がる場所は全然変わります。
MAX40gのロッドで40gのルアーをキャスト。投げ方を変えてみました。

A


B


曲がっている場所の違いは一目瞭然。
Aはバッド〜ベリーが中心に曲がり、Bはベリー〜ティップに負荷が掛かっている。

Bのキャストを続ければどうなるかはお分かりかと。
2本継のロッドであれば、繋ぎのちょい上からいずれ折れます。自分が昔にやらかした折り方です。

Aはバックスイングの時点でバッド部にルアーのウェイトを乗せたキャスト。Bは後ろで曲げずに振るキャスト。

後ろでしっかりと反動を利用するのか?それとも前に「振る」為の予備動作だけなのか?は大きな違いかもしれません。やはりバックスイングは重要です。



⬜︎ゆっくりキャストする事。

ロッドのテーパー次第ですが、ゆっくり振った方が良い場合もあります。この気付きはだいぶ大きかったです。

とある日に仲間と2人で同じタックルで同じルアーをキャストする動画を撮りました。

相方はルアーの射出まで0.9秒、自分は1.6秒。

曲がるロッドを速く振ろうとすると、ブランクスの収束技術も必要。場合によっては収束し切れずにルアーの飛距離が落ちたりもする。

自分もそれに気付くまでは速く振ってバインバイン反動を喰らいまくっていました。笑
高反発なロッドしか使った事がないと、意外な落とし穴だったりもします。




⬜︎実はピンと来ていないスピニングとベイトの違い。

ハッキリ言ってピン!と来ていません。笑

「リリースのタイミングは確かに違うかもしれないけど、キャストは同じじゃね?」みたいな。

スピニングも射出角度より下に振り過ぎては自らで抵抗を作ってしまう筈です。という事はベイトタックルと大して変わらないというか…まぁ細かな事はどうでも良いか。汗


そう言えば気温と湿度が高いと空気抵抗が減り、飛距離は伸びるそうです。

梅雨時期にルアーが飛んでいる様に感じるのはそういう事か…と勉強になりました。

では。

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