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リーダーの素材によるロッドの使い分け


間もなく訪れるハイシーズン。
今回はその日、どのロッドを選ぶのか?というお話。






同じ長さでルアーキャパ、テーパーデザインが違う2本。



510LHのルアーキャパはMAX40g。

40gのミノーをキャスト出来て竿先がしっかりと曲がるショートベイトロッド、実はかなり貴重な存在で他メーカーでは類を見ない。

基本的に曲がるロッドはルアーの泳ぐレンジが浅くなる傾向がある。





510MXHはオーソドックスなテーパーを持つロッドで、ルアーキャパは55g。バス釣りでベイトタックルに慣れている方はこちらの方が違和感なく使えるかもしれない。LHよりはティップに張りがあり、ルアーのレンジが入る傾向にある。

ルアーアクションも多少の違いが出る。
同じルアーでも曲がるロッドはルアーのヘッド部が良く動く。逆に張りのあるロッドはテール側中心のアクションに。

ドリフトで使うのであればこの2つを意識すればOKですが、ジャーキングまで加味するのであればもう少し細かく使い分けたいところ。





ナイロンとフロロ、リーダーをどちらにするのか?

ナイロンリーダーは当然の如く伸縮幅が大きい。ナイロンリーダーをセットして張りのあるロッドでジャーキングすると…



どうにもリーダーの伸び縮みの感覚が気持ち悪く感じる方も多い筈だ。

そんな時は曲がるロッドとの組み合わせがお勧め。



感覚的にはリーダーの伸縮とロッドの収束を合わせるですが…まぁ所詮は感覚面での話。ただ、ナイロンリーダーの嫌な部分は感じ辛くなると思います。


では張りのあるロッドをどう使うか?



伸びの少ないフロロリーダーとの相性は抜群。
ジャーキングに関しては様々な要素が関わって来るのだけれど、単純にロッドとリーダー面での使い分けはこんな感じで良いのでは?というのが自分の結論。



残念ながら1本のロッドでは全てを賄えない。
例えば「カド」のある動きを魚が嫌う局面…やはり伸びがあり、余分なパワーを吸収してくれるナイロンリーダーの方が向いている。

張りのあるロッドの長所は強い水押しに反応する魚に口を使わせられる事。ハイシーズンや低気圧下で武器になると感じるジャーキング。フロロリーダーの出番です。


今回比べたのは5ftクラス。実際にフィールドでどのくらい戦力になるかは分かりませんが…



河川でのトップウォーターゲーム。
個人的には最低限の飛距離は確保出来ると思っています。当然ながら飛距離が足りなければ別のロッドを使うべき。

しかし、ロッドアクションを駆使すると上方向、横方向、下方向と様々な角度での入力が必要になって来ます。(入力方向によってルアーのアクションは大きく変わる)
飛距離の面でショートロッドは確かにビハインドはありますが、水に浸かっても下方向に入力しやすいショートベイトロッドはアドバンテージもある訳です。



最後に本題とは違う話、5〜6ftクラスのロッドを使う時の注意点を1つ。

パワーがあり過ぎる事。

自分も動画で観て試し「マジか〜!」って感じでしたが、ペットボトルに少し水を入れて長いロッドと短いロッド、どちらが簡単に持ち上げられるか?

ビッグベイトを始めてみてバラしが多いと感じる方、実はロッドパワーが原因かもしれません。


では。

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