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▼ 【追記版】河川シーバスで太糸のPEラインを使用するメリット
- ジャンル:釣り具インプレ
- (商品ラインアップ, 小原暁彦, フィールドスタッフ, フロロショックリーダー, PEストロング8)
山豊テグス 鹿児島フィールドスタッフの『こばっち』こと小原暁彦(こばらあきひこ)です!
http://www.fimosw.com/u/KOBARA
https://www.facebook.com/akihiko.kobara
前回の当番の時に、河川における太糸のPEラインを使うメリットについて書かせて頂いたのですが、
書き加えたい事が色々と出てきましたので、
編集して再びご紹介させて頂こうと思います。
ではログに移ります!
僕は基本夜勤の日以外はほぼ釣りに出ています。
年間少なくて280日~300日といったところかと思いますが、
そんな連続釣行をしているうちに、釣糸に拘りが生まれた部分があります。
九州の特徴である干満の潮位差からなる速い流速、九州のアングラーは魚を探すにあたって、
流れから手元に伝わる抵抗感と流れもとに目で見える変化を頼りに、魚をキャッチするうえで非常に重要なカギとしています。
そんな中、僕が拘っている、太いラインを使用してドリフトの釣りをするメリットに着目して頂くべく書いてみたいと思います!
僕がいつも使用しているPEラインがこちらの【STRONG-8】
店頭で見掛けることもあるかと思います。
この真っ赤なパッケージ
では、実際のPEライン自体の方はというと
この真っ赤なパッケージからは想像もつかないくらい明るいカラーです(笑)
フラッシュレモンというカラー
見た感じでもそんな感じな色ですよね☆
かなり視認性が重視された拘りのあるラインだということが言えます☆
フラッシュレモンからしばらく使用してライムグリーンに近い色になってくると、
ラインのシルキーさは変わらずに、8本編みらしいしなやかさが出てきて、よりスピニングリールで扱いやすくなりますよ☆
使うと馴染んでくる感覚です。
どのメーカーさんでも4本より8本編みの方がシルキーなのは実感されてる方が多いかと思いますが、
是非シルキーなガイド抜けが良く、さわり心地の良いSTRONG-8を店頭でご覧になって頂きたいです☆
では本題の太いラインのメリットについて書いてみます。
昨年わざわざメッセージを頂いて、PEラインは何号使ってるんですか?って訪ねられたのを思い出したんですが、
『PEは基本2.0号です』とお答えしたところ、
『スピニングですよね?俺0.8号で95cm釣れましたよ!その太さだとルアー飛ばなくないですか?』っと、、、、
太いラインで釣るのと、細いラインで釣るのと、どちらがスゴいとかは釣りの方法次第だと思うのでわからないけれど、
釣り方で重視する視点が人それぞれ違うから強気では答えられないですけど、いろいろ使いながら2.0号が良い!
と行き着いたのは確かな自分なりのメリットを感じたからです。
と行き着いたのは確かな自分なりのメリットを感じたからです。
僕がルアーの中で一番好きで、得意とするルアーはシンキングペンシルです。
僕がスピニングタックルでありながら太糸を使用するのは、
このマニュアル創作感の要素が高いシンキングペンシルや沈むルアーを上手く創作するためにあります。
ドリフトの際に速い流速を太糸のラインスラッグに当てることでウエイトのあるシンキングペンシルでも、ラインが横の抵抗を受ける分、レンジを入れすぎずに流せる、
ウエイトの軽いシンキングペンシルは尚更ラインスラッグに当たる流れの抵抗を感じやすく
、よりラインの抵抗感だけでダウン向きにひっぱられて、その抵抗でルアーが動いてくれるため、ワイドにより流せる。
レンジが入っているかもと感じた時に流れの抵抗を利用してロッドなり、リトリーブなりで抵抗を加えてルアーを浮かし上げることができること、
細糸より流しの放物線がキレイになり、ライン先行形のふくらみを作りやすく、感じやすい。
このルアーのシーバスゲームにおいて、
もはや【流す】という釣り方は必須なわけで!
その【流す】【動かす】という釣法では
このメリットが一番発揮できます。
では太糸PEのメリットをまとめてみますと
太糸だとワイドに流せる
太糸だと浮かせ(上昇)られる
手元に抵抗感が伝わりやすい
ラインの視認性が上がる
ラインが長持ちする
ラインの劣化を確認しやすい
ロッドの特徴を発揮できる
スローな釣りに向く
根掛かりの回収率が高い
これらのメリットを抜群に活用できるのは
ズバリ
ナイトゲーム
そしてこれが肝!
PEラインに仕事をさせることがメリットであり、太糸に合わせてわざわざリーダーまで太くする必要はないのです。
僕はPEは2.0号の太糸を使用していますが、リーダーは20~25lbと皆さんと同じで普通だと思っています!
ただレンジを入れる釣り、沈める必要のあるオフショアの釣りや、港湾の縦の釣り、
それらの角度のあるシチュエーションにおいては圧倒的に細いラインの方が利点があるように思いますね。
沈める釣りでは、縦の操作性の感覚を手元に伝えるためと、アクション時やフォール時に魚のバイトを感じるという感度が必要なので、ルアーとティップが一直線で張られている状態が必要です。
河川での流される横の釣りとは違い、水深のある縦の釣りにおいては、感度の面でラインに掛かる抵抗と歪みが少ない方が良いからです。
よって
縦の落とす釣りは細糸
横の流す釣りは太糸
が適していると僕は思っています!
号数による飛距離の違いとしては、
特別にPEの1.5号より2.0号を投げ比べてみて
正直、飛距離が劣るとは思わないです。
ただ、1.5号と2.5号では僅かに18グラム以下のプラグでは飛距離に影響する放出に抵抗が生まれているように思いました。
ルアーのタイプとウエイトの違いは仕方ないにしても、あとはロッドの硬さとガイドの大きさ次第です。
ウエイトのあるルアーを使用される場合、ほとんど飛距離に影響しないように感じています。
ナイトゲームのようなスローなシーバスゲームでは太糸の利点が大きく。
このように太糸は逆に流れの抵抗を利用しやすい利点が増えると実感しています。
この太糸のメリットについてはベイトタックルで太糸を使用してシーバスをされる方だとイメージしやすく、ご理解頂けるかもしれません(^o^)
付け添えですが、ショックリーダーはFLUORO SHOCK LEADERを利用しています!
なんとAmazonで日本一売れているリーダー!
山豊テグスのFLUORO SHOCK LEADERの特徴としては近年では他社製品は硬いものが多い中、とても軟らかくて結びやすく使いやすいのが特徴です。
なんといってもパッケージのコストパフォーマンスに成功し、ワンコインで買えるという安価な面と安価であってもラインの製造には妥協がないです☆
こんな感じで簡単に太糸のPEラインのメリットを紹介をさせていただきました☆
お付き合いありがとうございました!
- 2018年5月16日
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