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▼ 【今さら聞けない!?ラインの基本ナイロン編】
- ジャンル:釣り具インプレ
- (耐摩耗ショックリーダー, 梶原利起, フィールドスタッフ)
皆様こんにちは。
大分県フィールドスタッフの梶原です。
今回は前回に続き、ビギナー向けのライン講座。分かってるようで分かってない!?そんな方、今さら人に聞くのも恥ずかしいなと思う方に贈る内容を書きたく思います。
・フロロの基礎知識についてはこちらから
↓
・PEの基礎知識についてはこちらから
↓
今回は『ナイロン編』です。
【ナイロンラインの特徴は?】
![nnzponkb39h4oberoxz2-273e9414.jpg](/p/nnzponkb39h4oberoxz2-273e9414.jpg)
PEが主流のソルトシーンに於いてはリーダーとしてフロロと共に多く用いられるナイロンライン。私もフロロと共にケースバイケースで使い分けて使用しています。
それでは特徴をみていきましょう。
まず、フロロと比較するとナイロンラインは強度はフロロよりも強いです。
また、大きな特徴として、伸びるという特徴があります。
伸びがあるということはショックを吸収してくれるというメリットがあるということです。
ショックを吸収してくれるということはバラシの軽減に繋がります。
こういった点がまず素材としてのナイロンを用いるメリットです。
また、PEやフロロと比較すれば価格が安いというのもメリットとなります。
そして、ナイロンラインは表面が柔らかいという特徴があります。フロロラインは表面が硬くキズがつきにくいのですが、ナイロンラインはキズがつきやすいという特徴があります。
ここはデメリットになります。
なので、ストラクチャー周りを攻める時、例えば橋脚のすぐ近くでランカーシーバスを掛けた時、魚が結構橋脚に走っていくことも多いですよね?仮に橋脚に擦られた場合はナイロンより表面にキズがつきにくいフロロに分があります。
キャッチできる確率はフロロの方が高いでしょう。
ナイロンでも切られない可能性も十分ありますが、やはり表面にキズが入りやすい分、ストラクチャー周りはナイロンよりもフロロを選択した方が賢明であると私は考えています。
逆に何も無いような場所ではショックを吸収してくれるし、強度もフロロよりありますから、バラシの軽減にも繋がりますので、ナイロンを使うメリットもやはりあります。
柔らかい分メインラインとして使用すると、これはフロロとは違い非常に馴染みがよく使いやすいという特徴もあります。
なのでPEが登場する前はナイロンをメインラインにしていた方が多かった筈です。
また、その柔らかさ故にノットも綺麗に決まります。
私がナイロンでよく使用するのが『耐摩耗ショックリーダー』。
![mthx8khrt2vyffzbfkhv-55390e0d.jpg](/p/mthx8khrt2vyffzbfkhv-55390e0d.jpg)
![otj74ubw6r5vabdhbzkh-0cfbcb41.jpg](/p/otj74ubw6r5vabdhbzkh-0cfbcb41.jpg)
柔らかく、非常にしなやかなリーダーでノットを組んだ際にいつも本当に綺麗な仕上がりとなります。
綺麗なノットを組まないと気がすまないって方が私の仲間内にもいるのですが、そんな方にはもってこいのリーダーです。
![2ay27jjnomf39fmw6ef9-038e849b.jpg](/p/2ay27jjnomf39fmw6ef9-038e849b.jpg)
ちなみにナイロンラインは比重が1.14と水より比重がありますから、水に落とせば沈みます。
但し、フロロよりは比重がありませんから、沈下速度はフロロよりも遅くなります。
以上簡単にですが、ナイロンラインの特徴を書かせて頂きました。
前回、前々回にフロロやPEの特徴も書かせて頂いてますので、参考にして頂けると幸いです。
ラインもケースバイケースで使い分けるのが大切ですね。
状況によっても釣り方によっても変わってきます。
各ラインの特徴を理解して、使い分けると釣果が変わってくることもありますので、頭に入れておくときっと役に立つことがあるかと思います。
それでは、今回はここまで。
また次回の当番時宜しくお願いします。
大分県フィールドスタッフ
![hfwixocez4vxhyubex58-2ea52722.jpg](/p/hfwixocez4vxhyubex58-2ea52722.jpg)
梶原 利起
Toshiki Kajiwara
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- 2018年10月19日
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